中野・珍道中遠征レポ 
2005/12/10
12月10日。中野サンプラザ。
再結成してから4度目のファイナルコンサート。
ここに来るたびに、再結成初日の感動がよみがえって来ます。
最初は一人だったのが、回を重ねるごとに知り合いが増えました。
今日も四つ葉仲間と会えるかも?という楽しみもあり、北海道からのこのこ出かけて
行くことにしました。

飛行機に乗り込むまでに、小さなドラマ(笑)がありました。
もしかしたら、飛行機に乗れなかったかもしれなかったかも…!?

この日は比較的温暖だった前日までとはうって変わって冷え込んだけれど
飛行機は「平常運行」。よし行くぞ〜〜!(吉 幾三〜?)
「おパ○ツを1枚多めに持った?」
「周りの人に遅れないで(笑)盛り上がって!」
「珍道中レポ楽しみにしてるよ〜」(何故珍道中だとわかるのだろう)
足止めを喰らい、東京滞在が一日増えた昨年の遠征メンバーたちから
あたたかい(^^;)メールが届く。

空港までは車で約40分。FLの曲を聴きながら快適なドライブ…になるはずだった。
ところが、走り方がいつもと違う。ハンドルを切るとお尻を振る(私ではない、車が・・。)
まるでスケートをしているかのようだ(スケートしたことないけど…^^)
回りの車も、にヨロヨロ、フラフラ、ノロノロ…。
普段ならのんびりと車の流れに従うんだけど、私しゃ、これから飛行機に乗るのよ〜、
道路で踊ってる場合じゃないのよ〜〜〜(――)

一度解けた雪が夜の冷え込みで氷になるブラックアイスバーン。これが非常に怖い。
今年最初で最後のコンサートが、ツルツル道路のためにお留守番〜〜?
 
こりゃ、行くなって事かぁ〜〜?
 やだ〜〜! そんなの困る〜〜!!

その時私の中で日頃眠っていた「テキパキ虫」が目を覚ます。
まず愛車「ジムニー」を近くの小学校の校庭に停めた。(休日だから許して〜〜!)
息を切らしながらコンビニに走り、「ス・スミマセン、タクシーを呼んでください」
と叫んだ。お店の人は驚きをながらも快く受話器を渡してくれた。
「電話代払ってください」とも言わなかった。そのお姉さんが女神さまに見えた。
何も買わず、タクシーが来たら飛び出ていった私を見て
「なんだろ、あの人…」と思ったことだろう…。(あとでお礼に行かなければ…)
運転手さんに「空港まで○○分までに着けます? ダメならいいんですけど;;;」と
あくまでも謙虚に…しかし、内心は「急いで〜〜」を訴える私(笑)
「このツルツル道路で、困った客だ・・。」と思ったことだろうな・・。
でもさすがはプロの運転手、確実なハンドル捌きで、おまけに近道を通ってくれて、
搭乗受付ギリギリに空港に到着〜〜!
タクシードライバーさんが仏さまに見えた。(まだ仏にはなりたくないだろうが…苦笑)

大急ぎでチェックイン、搭乗券を持つ手が震えた。
 …間に合った〜〜!!これでFLに会える!

しかし、コンサートに消費するエネルギーをかなり使ってしまった…。

お天気ばかり気にして、道路状況や自分の運転技術の心配をするのを忘れてた。
今回は運良く飛行機に乗ることが出来たけど、無謀な計画だった事を反省。

その後は順調に旅を続け、一度も迷うことなく待ち合わせ時間の少し前に会場到着〜♪
先に着いていた【どさん娘。】Yさんが笑顔で迎えてくれたのでした。

開演までの時間、ロビーに置いてあった「パイプ椅子」に座って人間ウォッチング。
サンタの衣装に身を包んだ人、電飾の光具合をチェックする人など、それぞれ準備に
余念がないもよう。ペンライトを忘れた私は(^^;)オリジナルペンライトを購入、
Yさんから操作の方法を伝授してもらいながら、ピカピカバッチをつけながら、
開演時間を待ちました。

幕開きのラップ調のブルドッグ。最初はびっくりしたけれど、新しいものに挑戦するメンバーの意気込みが伝わりました。
公ちゃん、帽子が良く似合う。
マー坊とター坊、野球帽をヨコにかぶって…笑えました・・(スミマセン)トシ坊がスマートになったのにはビックリ。

会場は和やかな雰囲気でいっぱい。
マー坊の「よく来たね〜」の呼びかけに「来たよ〜」と答えてた関西のYちゃん、
「いちいち答えなくてもいいよ」って言われてたね〜。(^0^)

激しいダンスが終わってお召し替え。白いジャケット、紺のパンツ姿でター坊が登場。
「悲しい雨」をしっとりと聞かせてくれました。やっぱりこれでなきゃね〜!
途中から公ちゃん登場。デュエットが終わり、見つめ合う二人(*^^*)…。
微笑ましいお二人に「新カップル誕生!?」のウワサ…(は、全然なし…)
「二人の朝」「ちょっと待ってください」では4人のステキなハーモニーを
じっくり聞かせていただきました。これはダークダックスも脱帽かも!!
これからは大人の曲をこれからもたくさん歌ってほしいなあ。
時にはペンライトを置いて、思い切り拍手できるようなステージもいいなあ、と
考えていました。(首から下げる、腕に巻く…そんな意味じゃなくってね…)

次は真っ赤なジャケットでヒットナンバーを数曲。フォーリーブスの魅力全開です。
「オリビアの調べ」のイントロは何度聞いてもジーンとしますね。
「約束」をみんなで合唱、そして「いつも愛」では客席を回ってくれてサービス満点。
本当なら会場くまなく回ってくれる予定だったのだろうけど、あちこちで人だかりになってしまい…。
ファンのマナーについて、もう一度考えてみたい一幕でした。

最後は「嵐のあと」「踊り子」「ブルドック」は全員総立ちの大フィーバー(死語?)
思い足腰を伸ばし、体を左右に揺らしたり、飛んだり跳ねたり…(床が抜けるぞ…!)
スポーツをした後のようにいい汗かかせていただきました。大満足!

年末のファイナルコンサート、ファンにとってはなくてはならないものになりましたね。
男性のお客さまが増えてきたとのこと。これからは世代や性別を超えた広い人々に
愛されるフォーリーブスでいてほしいなあ。

終演後、BBSで知り合った方たち10数名と最終打ち上げ!と街に繰出した
ものの、一度にそんなに入れる店がなく、泣く泣く2班に分かれることに(TOT)
乾ききった喉と、汗をかいた体にしみわたるビール! 
この美味しさは、みなさんもよくわかりますね〜(笑)
初めてお会いした方とも話がはずみ、楽しいひとときでした。
一緒に過ごしてくださった皆さま、お世話になりありがとうございました。

翌朝は、乗り捨てた車が気になったので、予定より早い便に乗りました。
9時半過ぎに旭川空港に到着、バスに乗って愛車の待つ場所へ。
車に紙を貼られていないか、いたずらされていないか、ドキドキしたのですが
愛車は雪をかぶったままおとなしく待っていてくれました。
    
昨日の今ごろは、この辺りをオロオロしながら走っていた私。
同じ風景も今日はとてもおだやかに「いい街」に見えました(笑)
そして無事到着〜〜♪ ダイヤモンドダストもキラキラと迎えてくれました。
それにしても私の中の「テキパキ虫」はどこに行ってしまったのだろう…。
あれ以来姿を見ていない。
SADAKO