<大学の決定事項>

「平成24年度から、身体に障害がある学生や疾病等特別な理由のある学生にのみ駐車ス

ペースを提供することとし、学生用駐車場は学生用駐輪場(200台程度収容)に用途変

更する。」

 

 

<駐輪場>

学生用駐輪場の収容台数:150台程度

実際に自転車通学している学生:260名程度(学生の35%程度)

24年度には200台程度の駐輪場が不足すると予測され、増設の必要がある

 

 駐輪場や臨時駐輪場ではなく並木道(1号館ACALL教室の前の出入り口付近)に駐

輪される自転車も多い

 →自転車が倒れやすく、自転車破損や利用者・通行者のケガの危険性がある

→自動車の通行の妨げになる

→景観が良くない

⇒安全で邪魔にならない場所に自転車を集中させるため、きちんとした駐輪用設備を設

ける必要がある

 

 学生が利用し易く、駐輪後すぐに校舎に入ることができる場所が適所である

⇒現在の学生用駐車場に学生用駐輪場を設けることが最適と判断する

  

 

23年度の駐車場の利用>

学生用駐車場の使用許可の申請数:約100

    ↓

正式に使用許可を得た台数:50

    ↓

学生用駐車場等に駐車されている許可を得ていない自動車の台数:約40

およそ8割が違反駐車

正式に学生用駐車場の使用許可を得ている学生の多くが駐車できていない

    ↓

許可なく駐車される自動車に対し、事務職員が張り紙や直接指導等で取り締まりを行っ

たが、違反車があまりにも多く、対処不可能

(対処のためにこれ以上の職員の人的資源を割くことも不可能)

    ↓

学生用駐車場の使用許可を得た学生に対して、その権利を保証できない

    ↓

駐車場使用許可制度を維持することができない

 

駐車場の使用が許可されるか否かは通学時間等の計算や比較に基づくが、自動車通学が

優先される第50位の申請者と第51位の申請者の間に大きな差異がなくても51番目の申

請者は許可を得られないという不平等感は残ってしまう

 

 

24年度の駐車場の利用>

 これまでの学生用駐車場のうち、駐輪場が設置されない部分も基本的には駐車不可

→身体に障害がある学生や疾病等特別な理由のある学生や非常勤講師等のための駐車

スペースとなる

 

 どうしても自動車通学をしなければならない学生には、民間の月極駐車場を利用しても

らいたい

→民間駐車場は大学近辺に70台分ある

→これ以外に新たにもう50台分程度の駐車場用スペースがある

 

駐輪場の増設とは無関係に、現在の土地面積では許可を得ていない学生の駐車が原因で

許可を得た学生が駐車場を利用できないという状況を解消できない

⇒自動車通学を希望する全ての学生が利用できるような広大な土地がない限り、特別な

事情が認められる学生しか使用許可を得ることはできない

(私立大学のように施設整備費を徴収しない本学が、そのように広大な土地を買い取

ることもできない)