---------- 2 いっちばん 兎六 2008/11/06 23:23 E-MAIL : HomePage: 兎六です。 連句される方、いらしてください。 ---------- 3 にばん お気楽堂 2008/11/07 02:57 E-MAIL : HomePage: はーい、はーい! ---------- 4 さ、さんばーん MAO 2008/11/07 08:49 E-MAIL : HomePage: がんばります。 お、おー。 ---------- 5 わー うりく 2008/11/07 21:52 E-MAIL : HomePage: いらっしゃいまし。 うれしいです。 ---------- 7 えと 兎六 2008/11/08 01:53 E-MAIL : HomePage: ところで、さばきの話とかは、 どういう話になっていますか? mixiで参加されている連句は出勝ちですが、 もともとひざ送りでやるつもりでいたので、 式目を外れていないかのチェックとアドバイスを もらえたらな、くらいのつもりでいたのですが。 ---------- 8 えー、捌きは お気楽堂 2008/11/08 02:31 E-MAIL : HomePage: みんな自信がないということを確認しました(おいっ^^; ということで、お互い助け合いの精神で^^; うりくさんの考えで進行していって下さい。 チェックとアドバイスは、分かる範囲でそれぞれ、その時々に、 という程度のゆるい感じで、だめですか? やりながらお勉強しますんで、ひとつ。 ---------- 10 ダメじゃないです 兎六 2008/11/08 12:29 E-MAIL : HomePage: ゆるくいきましょー。 司会進行させていただきますので、つっこみよろしくお願いします。 さて、言い出しっぺが、脇句を……昨日立冬?! あわわ。急ぎます。 ---------- 11 はい。 MAO 2008/11/08 17:07 E-MAIL : HomePage: うりく好み、いいと思います。 最終的な判断はうりくさんで。 勉強させていただきます。 ---------- 12 ども 兎六 2008/11/08 23:06 E-MAIL : HomePage: ありがとうございます。 へまや言葉足らずなことがあるかもしれませんが、 よろしくおねがいします。 ---------- 13 歌仙 秋深き 兎六 2008/11/09 02:04 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋) 書いては消して長夜の手紙 兎六 つっこみなければ、秋の月で第三をお願いします。 最後は「て・にて・もなし」で、句跨りを避けて下さい。 あっ。 発句をお気楽堂さん提案して頂いたので、 順番は翁→兎六→MAOさん→お気楽堂さん→兎六 と、しようと思うんですが、よろしいでしょうか。 ---------- 14 OKでーす お気楽堂 2008/11/09 14:02 E-MAIL : HomePage: 了解! 途中で逆順させてもいいと思います。 ---------- 15 Okでーす MAO 2008/11/09 21:58 E-MAIL : HomePage: へーい。で、 第三・秋の月ですね。 表六句はしめやかに。と。 しばしおまちを。 ---------- 16 第三・秋の月 MAO 2008/11/09 22:08 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋) 書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 ---------- 17 お待たせでっす 兎六 2008/11/11 00:48 E-MAIL : HomePage: えーう、ここで、夜→月の付きに気づく。あうあう。すみませぬ。 気づいたけれど、走り出した電車は走らせてみましょう。 お月さんが電線を乗りこえる辺り、宮武さんらしいっすね。 カマドウマに噂される月を思い出してみたり。 付けどころは、夜の書き物→電灯→電線、かしら。 四句目、お気楽堂さん、秋の七七で、お願いします。 基本的に連句は、直前の句に付いて(俳句で「季語が付く」の 感覚でOKっす)、前々句、前々々句に付かないように、 次々句をつないでいきます。 あと、始めの六句を表六句と言って……下の解説山椒っす。 (注釈) 歌仙…計三十六句で完結する連句です。    本来は、二枚の紙の表裏に書きつけます。 表六句…歌仙の最初の六句のことで、一枚目の紙の表に     六句書くので、表六句といいます。     歌仙の流れの、序破急の序にあたり、印象の強いもの     (固有名詞・恋・殺伐・ふぁんたじー)は避けます。     ただし、発句についてはこの限りでなく、何を読んでも     よいことになっています。 二花三月…日本人は月下の句をことに愛でもてはやし、連歌の懐紙の     一折ごとに花が一つ、そして面ごとに月がそれぞれ一つ     ずつ配られていたが、これが連歌の歌仙にまで受け継がれた。     ただし、名残の裏の月は省略され……と、手元の教本に     書いてあります。     要は見せ場だと解釈しています(笑) うう、どどっと出た。 ---------- 18 うひゃー お気楽堂 2008/11/11 03:56 E-MAIL : HomePage: あ、秋ですか。 第四はさらっとつける、らしい…… あ、夜分も去嫌だ。 むむむ、つまりは連想ゲームでしょ、と軽く考えていた自分を反省。 (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋) 書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (第四・秋) 金網越しにたぐる藷蔓  楽 こんなん出ました〜。 ---------- 19 いやん 兎六 2008/11/11 07:26 E-MAIL : HomePage: 寝ぼけていまた。 秋か雑(季語なし)です。 もし変更したい句がありましたら、どうぞ。 ---------- 20 えーと お気楽堂 2008/11/12 02:10 E-MAIL : HomePage: 雑の句で考えたのは ブロック塀を歩く三毛猫 だったんですが。 うりくさん選んでください。 あ、もちろんダメだしでも^^; ---------- 21 あ、それから お気楽堂 2008/11/12 02:14 E-MAIL : HomePage: 事後報告 こあら宗匠に声をかけました。 帰国早々でご多忙中につき、落ち着いたら検討するとのことでした。 呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーン!と来てくれるかもしれません^^; ---------- 22 呼ばれて 越冬こあら 2008/11/12 12:37 E-MAIL : HomePage: 飛び出てジャジャジャジャーン! と、 登場してみました。 中東帰りなので「砂漠」はOKですが、 「捌く」とか「裁く」は無理です。 その上、連句は初心者です。 しばらく観察(ROM)させて頂いて、 よろしいでしょうか?? よろしくなくてもよろしくおねがいします。 ---------- 26 おかえりなさいましー 兎六 2008/11/13 03:08 E-MAIL : HomePage: 海外勤務おつかれさまでた! ご登場、大歓迎っす。 と、あら、ROMですか? 残念。 もしよろしければ、いつでも声をかけてくださいね。 一応、したのURLを参考に「さばく」しております。 兎六フィルタやうっかりミスで多少ずれているかもしれませぬが。 www5a.biglobe.ne.jp/~RENKU/nmn00.htm www.local.co.jp/renku/index.html ---------- 27 よいしょ。 兎六 2008/11/13 03:10 E-MAIL : HomePage: 「薯蔓」、ドロボー!と思わずつっこんでいました。 でもそうすると次に夜分を付けたくなってしまうので、 日向のイメージに転換しやすそうな「三毛猫」を頂きます。 振り回したようですみません。以後、気をつけます。 (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 三毛なのがいいっすね。一転、色の世界へ。 次は、雑の五七五になります。 ---------- 28 間違えたり直したり 兎六 2008/11/13 03:18 E-MAIL : HomePage: 投稿番号が飛んじゃってます。 こそくなことはできない(汗) >越冬こあらさん いきなり前言を翻すようですが、実は、ちょうど一巡したところなのです。 よろしければここから参加されませんか? 五七五の雑(季語なし)の句です。 詳しいことは……明晩! おやすみなさい。 ---------- 29 はぁい(挙手) 越冬こあら 2008/11/17 12:37 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、お誘いありがとうございます。 そういうことでありますれば、 ツツと参加させて頂きます。 つまり、五つ目の句をこさえる役を 仰せつかったわけですね。 やはり前句で登場された「三毛猫」さんに敬意を払わなければ いけないと思いますが、いかがでしょう。 五七五の雑ということで、 (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・雑)   にゃあにゃあと真似る園児の半ズボン こあら というのでは、付き過ぎでしょうか。 「半ズボン」は、寒くなってからもはいている風情を 詠んだつもりですが、ちょっと寒すぎでしょうか。 教えて下さい。 (発言の上に会社名が出てる) ---------- 30 あわわ うりく 2008/11/17 18:24 E-MAIL : HomePage: 詳しくがおそくなってしまってすみませぬ。 つい、お返事をいただいてからにしようかなぁとか、さぼっていました。 会社名、失礼しました。 でないようにしてみますです。 式目調べますので、どちも、もうしばしお待ちを。 ---------- 31 失礼してません。 越冬こあら 2008/11/17 21:30 E-MAIL : HomePage: 会社名、問題ないです。 宣伝になって良いかも(←それはない) 今回は家のパソコンなので、 出ないと思います。 でも出ないと寂しいので、宣伝。 「トンネル掘るなら熊谷組!   貴方も一本如何です?」 そんなけです。 ---------- 32 トンねる〜 兎六 2008/11/19 03:08 E-MAIL : HomePage: お忙しい中、付け句ありがとうございます。 お言葉に甘えて、IP表示そのままでお送りしています。 抜けていた「詳しく」の部分なのですが、 1.今やっているのは、歌仙といって全部で三十二句で完結する連句です。   本来は、二枚の紙の表裏に書きつけます。   三十二句一巻の作品であり、一句一句も独立した作品となります。   (発句は俳句、平句は川柳の源流にあたります) 2.句の付け方は、前々句+前句の世界と前句+付ける句の世界が   別のものになるようにします。   そんなわけで、前々句の類想や同種の句はつけません。   付いている付いていないの判断は、俳句の季語の話と似たような   ものかなぁと、勝手に思っています(汗) 3.他、一巻の緩急をつけるために、発句を除いた始めの六句では   印象の強いもの(固有名詞・恋・殺伐・神祇・釈教)は詠まなかったり、   月と花の句のだいたい場所が決まっていたりします。 と、いう訳でした。 今回の「にゃあにゃあと〜」のお句ですが、付きすぎかなと思いました。 園児の遊んでいる様子は、「ブロック塀を〜」と同じ場面と読めるので、 鳴き真似までしなくても大丈夫です。 えーと、それで、五句目、季語ありでも大丈夫なようです(汗) 雑、夏、冬のどれか、でした。 ごめんなさい。 鳴き真似以外で遊んでいただくか、猫に由来するものなら別の場面になる ような句をお願いします。 前々句から転じる点では、カンペキですので、一句お願いします。 「半ズボン」については、前々句とは別のシーンにあたるので、 寒すぎる心配はなさそうです。 次の句は季語あり(できれば夏か冬の句)なので、冬の句がくれば、 子供は風の子元気な子! ですね。 ---------- 33 風邪の子 越冬こあら 2008/11/19 12:33 E-MAIL : HomePage: 丁寧なご説明ありがとうございます。 付き過ぎに気をつけて、雑、冬、夏で、 考えます。 季節はやはり「冬」が作り易いですね。 あとは、前の句のどのあたりを頂くか。。。 フフフフ。 暫しお待ち下さい。 ---------- 34 ふ〜んいき〜として 越冬こあら 2008/11/19 12:47 E-MAIL : HomePage: 東京地方、今日は寒いので、 たとえば、 (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・雑)   三味の音は零下の街にぶら下がり こあら なんていうのは如何なんでしょう。 三毛猫→三味線なんですけど、 前々句の 乗り越える→ぶら下がるっていう 図式が浮かんでしまうんでしょうか? 代案として   三味の音と休み休みに降る雪と っていうのも浮かんだんですけど、 「〜と〜と」で終わるのはいけませんでしょうか。 どんなもんでしょう。 ---------- 35 べべんっ 兎六 2008/11/20 00:12 E-MAIL : HomePage: さっすが、はやい! 暫しが5分……みならいたいっす。 ぶら下がっていると言われると、思わず納得していました。 擬人化というより、言葉のマジックですね。 対して雪の句の落ち着いた風情も捨てがたい。 三味の音という言葉が素敵です。 ただ、同じ漢字が二句続けてでてくるのは、付きすぎになって しまうので、もうご一考お願いできますか? 平仮名に開くという手段もあるのですが、こあらさんの句らしく なくなってしまいますよね。 良い句を頂いたのに、注文が多くてすみません。 他、もう少し「詳しく」の部分です。 ・止め方については、切れ字は避けますが「〜と〜と」の形は  問題ありません。 ・前々句(打越といいます)についても、同じ漢字は障ります。 ・情景の句(場の句)が続いているので、次は人間の出てくる  句がありがたいです。 (発句、脇句のように自分が出演していたり、  こあらさんが詠んで下さった、三味の音、にゃあにゃあの  ように、誰か他の人が出てきたり、ということです) ---------- 36 合わせて六 越冬こあら 2008/11/20 06:48 E-MAIL : HomePage: なるほど。 「三毛猫」の三と「三味線」の三ですか。 気がつきませんでした。 で、人間が出てくる句ですね。 何度もスイマセン。 暫しお待ちを。(<<この暫しは長いです) ---------- 37 メリーさん 越冬こあら 2008/11/20 22:00 E-MAIL : HomePage: 「3」じゃなくて、人間登場の巻!! (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・雑)   聖誕節正直者の忍び足 こあら え〜、猫の足を頂きました。 切支丹なので「釈教」にはなりませんよねえ。 ちょっと、イメージがちがうのかなあ。 そういう場合は、また考えますが、 いかがでしょう。 ---------- 38 ぬ MAO 2008/11/21 18:52 E-MAIL : HomePage: なにやら面白いことに。  聖誕節正直者の忍び足 こあら  聖誕節が冬の季語なのと、猫-忍び足がどうかなぁ、という感じです。理想をいうと、関係のない二つなのに、つなげて見ると世界が展開する感じ、というのがいいんじゃないかしら、と思うのです。  ちょっと世界観が街にいすぎたから、街じゃないところに広げてみよう、みたいな。  あれ、そういうことでは、ないですか? ---------- 39 ね 越冬こあら 2008/11/22 06:07 E-MAIL : HomePage: なるほど。 冬の季語が入るのは良いが、「聖誕節」では「重」過ぎる。 猫−忍び足は「説明的」が過ぎる。 街に「居」過ぎる。 という問題ですね。 とにかく初めての連句で「意識し過ぎている」ため、ナンバ歩きになっちゃってる感じです。 「こうしなきゃいけない」が、プカリプカリと水面に浮かんでいて、邪魔してます。少し沈むとユッタリ詠めそうな気がするんですが、沈みすぎるのも恐い。 と。 まあ、そうも言っていられないので、   北風を受けて南に下る船 と詠んでみました。 猫→船 な感じです。 広いですし。 と、書いてしまうところがまだまだ浮いてるんですが。 いかがでしょう。 ---------- 40 うしろの正〜面 越冬こあら 2008/11/22 22:03 E-MAIL : HomePage: 猫→船について、自分でも良くわかりませんが、 猫→船乗り→船? 猫→魚→海→船? なんとなく付いてるかなあ……と思いますので、 いちおう (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・雑)   北風を受けて南に下る船  こあら としておきます。 問題があるようでしたら、お知らせ下さい。 何度でも詠み直させて頂きます。 お手間を取らせます。 恐縮です。 ---------- 41 ダ〜リ(画家) MAO 2008/11/22 22:31 E-MAIL : HomePage: (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・雑)   北風を受けて南に下る船  こあら  北風だから雑句ではないですね。(五・冬)です。  32で冬の句もよしとされているので、つきの問題はない、かしら?  あとはそうですね。↑だけ取り上げてみて、情景として成り立つかどうかが問題になってきます。  このへんが兎六さんの捌き次第になるのですが、「南へ下る船」がブロック塀の見える場所を走っているかどうか。もっと沖を走っている気がするなぁ。 ---------- 42 ヒ〜ゲを抜いたら、楳図!(かずお) 越冬こあら 2008/11/24 13:17 E-MAIL : HomePage: MAOさん、どーもありがとうございます。 勉強になります。 >「南へ下る船」がブロック塀の見える場所を走っているかどうか。 についてですが、例えば「崖っぷちのポニョ」なんかの舞台のように海辺の住宅、海辺の街、なんていうのはどうでしょうかねえ。 というわけで、 (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ  翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙 兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・冬)   北風を受けて南に下る船  こあら で、どんなもんでしょうか。 ---------- 43 とすれば、 MAO 2008/11/24 13:54 E-MAIL : HomePage: 「浜風」なんです。あんまりそこに方角云々じゃないんじゃないかしら、と。陸から海に吹くか、海から陸に吹くか、なんです。  風の東西南北って、もちっと沖に出ないと出てこないものなじゃないかなぁ、と。  で、このあたりを兎六さんが見事捌いてくれるはづなので、そこは期待に満ちた目で。じーっ。 ---------- 44 。ばれす〜と 越冬こあら 2008/11/24 16:08 E-MAIL : HomePage: なるほど。 では、  じーっ。 ---------- 45 あうあう 兎六 2008/11/24 23:39 E-MAIL : HomePage: すみません。 ちょっと臥せっておりました。 MAOさん、解説ありがとうございます。 こあらさん、あたたかいお言葉ありがとうございます。 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて 赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫  楽 (五・冬)   北風を受けて南に下る船  こあら 五句目「北風を」いただきます。 確かに、同じ画面内の景色とすると不自然ですが、 猫といえば、大航海時代、ねずみ退治のために 船に乗せていたのです。 ですので、ブロック塀をあるいている三毛猫は かつて船乗り、歴戦の勇士の子孫だったとなります。 ---------- 46 ひきつづき 兎六 2008/11/24 23:47 E-MAIL : HomePage: >こあらさん こんな感じでだいぶん拙い案内になりますが、 ひきつづき、参加していただけますか? ---------- 47 拙くないです。 越冬こあら 2008/11/25 12:36 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、どうもありがとうございました。 空間の行き詰まりを時間で解決して頂き、 猫もお船もずいぶん箔が付いて、 万々歳でした。 皆様の足を引っ張るばかりとは 思いますが、是非、続けたいです。 というわけで、 ひきつづき、宜しくお願いします。 ---------- 48 よろしくおねがいします 兎六 2008/11/25 22:17 E-MAIL : HomePage: >こあらさん ありがとうございます。 あらためてよろしくお願いします。 ---------- 50 四吟 兎六 2008/11/25 22:38 E-MAIL : HomePage: 同じ順番で回すと、長句ばかり短句ばかりになるので、 当面は、A→B→C→D B→A→D→Cの順番で進めますね。 というわけで、次の六句目はMAOさん、 雑でも可ですが、できれば冬の句をお願いします。 ---------- 51 うむ! MAO 2008/11/25 23:32 E-MAIL : HomePage:  いい捌きだねぇ。実に。  で、冬の句、承りました。  他に注意事項があれば、お願いします。 ---------- 52 わすれもの…… 兎六 2008/11/26 01:34 E-MAIL : HomePage: 注意事項としては、 場の句が続いているので、人情有り句が望ましいです。 あとは、この句までは表六句なので、恋などはなし。 他に、私が言い忘れてそうなことありますか?(ぉぃ) ---------- 53 六・冬 MAO 2008/11/26 22:51 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ      翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙  兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて   赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫   楽 (五・冬)   北風を受けて南に下る船   こあら (六・冬)     暦の果てを赤く囲みて    胡  「暦の果て」が季語です。長い船旅もこれでおしまい、みたいな。  で、冬も終わっちゃう感じなので、次は雑句→春。いよよ裏に入ります。このあたりの決め式は兎六さん捌きでおねがいします。 ---------- 54 もういくつねると〜♪ 兎六 2008/11/27 00:00 E-MAIL : HomePage:    北風を受けて南に下る船   こあら      暦の果てを赤く囲みて    胡 長い船旅の果てになるなら、嬉しさもひとしおでしょうね。 頂きます。 次は、裏の一句目。 雑の句で、あたくしの番です。 少々、お待ちを。 ---------- 56 お待たせしました 兎六 2008/11/29 02:01 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ      翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙  兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて   赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫   楽 (五・冬)   北風を受けて南に下る船   こあら (六・冬)     暦の果てを赤く囲みて    胡 (裏一・雑)フリースロー両手のついと伸ばされる 六 バスケットのゴールの、あの、赤い四角です。 次はこあらさん、雑の七七をお願いします。 ---------- 57 参考ページ 兎六 2008/11/29 02:56 E-MAIL : HomePage: >ALL 一応、この辺りを参考に説明しています。 もしよろしければ、参考にしてください。 (って、お気楽童さんから聞いたページなのですが) ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~RENKU/nmn00.htm ttp://www.local.co.jp/renku/index.html ---------- 58 真っ赤な青春!? 越冬こあら 2008/11/29 21:00 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ      翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙  兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて   赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫   楽 (五・冬)   北風を受けて南に下る船   こあら (六・冬)     暦の果てを赤く囲みて    胡 (裏一・雑)フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)  泣くだけ泣いて夕飯食べて   こあ これぞ青春!……で如何でしょうか。 ---------- 59 まさに青春 兎六 2008/11/29 22:17 E-MAIL : HomePage: すばらしいです! 負けても泣いてもお腹が減っていたあのころを思い出しました。 お次は、お気楽堂さん。お待たせしました。 雑で恋の句をお願いします。 もしどうしても季語が入ってしまうなら、冬以外。 ---------- 60 ひえぇ〜 お気楽堂 2008/11/30 02:28 E-MAIL : HomePage: わたしの番で恋の句とは!! およよ。 しばしお待ちを。 ---------- 61 お待たせしました お気楽堂 2008/12/01 04:01 E-MAIL : HomePage: (発句・秋) 秋深き隣は何をする人ぞ       翁 (脇句・秋)  書いては消して長夜の手紙    兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて    赤胡 (四・雑)    ブロック塀を歩く三毛猫     楽 (五・冬)  北風を受けて南に下る船     こあら (六・冬)   暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑) フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)  泣くだけ泣いて夕飯食べて    こあ (裏三・雑) お局がこっそり入る会議室      楽 「一歩も後に帰る心なし」って結構タイヘン!(早くも泣き言^^;) お捌き下さい。 ---------- 62 どきどき 兎六 2008/12/01 22:42 E-MAIL : HomePage: おふぃすらぶ!! 付け筋は、若さに対比して年増ですね。 いただきます。 玉砕してわんわん泣いていた若いころに比べて、 私も大人になったものね。 という感じでしょうか。 ところで、投稿時間が四時って……大丈夫ですか? 次はワタクシ。少々、お待ちを。 うふふ。想像力の書きたてられます。 ---------- 63 も、ひとばん うりく 2008/12/02 03:01 E-MAIL : HomePage: 欲張っているうちに頭が回らなく。 ---------- 64 ふんっふんっ 兎六 2008/12/03 02:23 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ           翁 (脇句・秋)   書いては消して長夜の手紙        兎六 (第三・秋の月)下町の月は電線乗りこえて          赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫           楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船           こあら (六・冬)     暦の果てを赤く囲みて              胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)   泣くだけ泣いて夕飯食べて          こあ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室          楽 (裏四・恋)   諸説紛々王妃の墳墓            六 お待たせしました。 こっそり入る→盗掘の流れにて。 蛇足やもしれませんが、おくればせながら恋の句について。 ・歌仙に一度か二度は、恋の句を読むならわしで。 ・内容は、初恋・片想ひ・逢引など、いわゆる恋愛のほか、  結婚・夫婦・翁媼も、また内容によっては育児・子育ても  恋句の材料になります。つまり広く男女問題とお考えください。 ・昔は、句のなかに女性が出てきただけで恋の句としていた  そうなのですが、現代ではそこまでではないです。 お次は、宮武さん。 雑の句で、恋でも恋でなくともOKです。 ---------- 65 ほうい。 MAO 2008/12/03 09:24 E-MAIL : HomePage: (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室          楽 (裏四・恋)   諸説紛々王妃の墳墓            六  考古学会の「お局」が論争中にこそこそ、の図かとも思ったんですが、どうも「王妃」の時代にもオフィスラブ的ななにかがあったらしい。王に取り入るお局もあったらしい。諸説紛々。  陰謀のにおい。  了解いたしました。  さすがに恋みっつはカロリーが高いので、離れます。 ---------- 66 ふむ 兎六 2008/12/04 00:12 E-MAIL : HomePage: そう考えてみると、いろんなところでくっついてしまったかも。 ここは、華麗に転じてくださることに期待。 ---------- 67 えいや MAO 2008/12/04 17:40 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         六 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡  「王妃」がマリーアントワネットか、クレオパトラか、エカチェリーナか。エカチェリーナは皇帝ですが。  せめてクレオパトラからマリーへ。  「覚ゆ」は「思い出される」でとってください。  詳しいことは分かりませんが、うりくさんのばあいの略称は「兎」でいいとおもいます。名詞優先で、六は形容にもなりうるので。いや、「兎のような六」なのか、「六番目の兎」なのかです。  どっちでもいいのですが、なんとなく。  こあらさんは一文字「こ」ですね。 ---------- 68 こ 越冬こあら 2008/12/04 21:55 E-MAIL : HomePage: そうなんですね。 「こ」なんですね。 潔いといえば、いえないでもない。 「こ」です。よろしく。 こ ---------- 69 兎 兎六 2008/12/05 01:40 E-MAIL : HomePage: おそくなりました。一人暮らしが鍵をなくすと大変です。 名前。 なぜかしっぽを取るものだと思いこんでいました。 どちらかというと、六番目の兎っぽいです。 以降、「兎」で行こうと思います。 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 >「覚ゆ」は「思い出される」でとってください。 むむ。 今、辞書を引くと「空覚え」が当てにならないの意と なっていたので、そっちではないということでしょうか。 頭のなかでリフレインするキャッチフレーズ。 意識がゆるんでいるのか、ずっと前の旅行のはずなのに。 土産屋のおかげで、前句に軽みを与えていただけました。 お次は、お気楽堂さん。 も一句、雑をお願いします。 この次が月の定座なので、見上げる句じゃない方がいいです。 月、花の句は、そこで初めて仰ぎ見て見せ場にしたいところ。 ---------- 70 あえ MAO 2008/12/05 10:39 E-MAIL : HomePage:  この寒いのに鍵なしとは気の毒な。  もしかしてまだ探しているとか。  「覚ゆ」を古語辞典で引くと、「そんなふうに感じられる」という意味と「思い出される」の両方で取れます。  あくまでも「ああ、そんな謳い文句があったなぁ」という後者ですよと云う意味合いでおりました。  混乱したらばすみませぬ。  あと、「謳い」は「謳ひ」でしたね。こちらも重ねて。 ---------- 71 なんとか うりく 2008/12/05 12:58 E-MAIL : HomePage: 無くした鍵を側溝の底で見つけ、大冒険の末に家に帰ってからの投稿でした。 ご心配、おかけしました。 覚える。了解しました。 解釈としては、下の記事で大丈夫ですか? ---------- 72 それはすごい MAO 2008/12/05 16:23 E-MAIL : HomePage: >側溝の底  そいつはえらいことじゃ。  あ、水は張ってないのかしら。ならそうでもないか。  ともあれ、よがした。  「ふと思い出された」で解釈はいいです。  古典文法的に間違っている! ならば謝ります。 ---------- 73 だいじょぶっすー 兎六 2008/12/05 19:01 E-MAIL : HomePage: 辞書をみたせいでちょっと考えすぎてしまっただけなので。 古典文法は、理系のワタクシにはむつかしすぎです。 各自、納得できる表現にしてください m(__)m (教科書さえ怪しいのに、時代やらスラングやらを  考えるとぐるぐるぐるですわ) >側溝の底 水はなかったのですが、フタがありまして(笑) しかも、今日の天気予報は大雨だったから、あせりましたわ。 ---------- 74 あらためて 兎六 2008/12/06 23:12 E-MAIL : HomePage: 次は、お気楽堂さん。 雑の七七をお願いします。 裏七句目に月の句を予定しているので、 月が出しやすい句だとなお良いです。 ---------- 75 遅くなりまして お気楽堂 2008/12/08 02:29 E-MAIL : HomePage: あいすみません。 >月が出しやすい句 無理っ!! いや、ほんと、発想の貧困さをつくづく感じる今日この頃… (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         六 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 せっかくMAOさんが軽みを出したところを台無しにしてますが^^; お捌き下さい。 ---------- 76 いえいえ 兎六 2008/12/08 22:12 E-MAIL : HomePage: >>月が出しやすい句 >無理っ!! いえいえ、大丈夫ですよ〜。 なんだか困らせてしまったみたいで、すみません。 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 ○福っ!? この発想はなかったっす。あたくしには出てこない。 ふと思い浮かんだ謳い文句の引き金は、謝罪会見のニュースだったのですね。 考えてみると、食べ物関連のごたごたの始まりは、これとお菓子でした。 >せっかくMAOさんが軽みを出したところを台無しにしてますが^^; 台無し、ってことはないですよー!! 常に移り変わっていくのですから。 次は、裏の七句目、こあらさん。 夏か冬の、月の句をお願いします。 ---------- 77 ごめんしてね お気楽堂 2008/12/08 23:19 E-MAIL : HomePage: > なんだか困らせてしまったみたいで、すみません。 とんでもない。 もうね、勝手知ったる4人の座でもって、捌きがうりくさんだもんだから、甘えてるんです^^; あんまり度が過ぎるときは怒ってください。(ツンデレかっ! (←この用法は合っているんだろうか……?) ---------- 78 ツンデレラ 兎六 2008/12/08 23:34 E-MAIL : HomePage: べっべつに、怒ったりなんかしないんだからねっ!! (←この用法も合って……(略) 問題ないならば、さいわいです。 ---------- 79 シンデレラ 越冬こあら 2008/12/10 07:10 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 「ツンデレ」意味を思わず娘に聞いた「こ」です。 昨晩はすごい雨でした。 全国的に……。 「裏の七句目、夏か冬の、月の句」 承りました。 と書きつつ、時間稼ぎをしております。 暫しお待ち下さい。 ---------- 80 トンデレラ 越冬こあら 2008/12/10 22:24 E-MAIL : HomePage: 夏か冬かといわれると、やはり当季詠。 つまりは冬になってしまいます。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         六 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ 「夜のラジオ体操〜」的ですが……、 如何でしょう。 ---------- 81 イッチニーサンシッ 兎六 2008/12/11 02:01 E-MAIL : HomePage: ゆっくりどうぞと書こうと思っているうちに、お句をいただきました。 ありがとうございます。 (裏七・冬の月) 下げた分反っくり返り冬の月     こ 夜のラジオ体操というのも、いいじゃないですか。 残業終わりっ、という感じで。 前の句との関係では、 謝罪の反動で反っくり返ってみると、冬の月が見えた、 と、心洗われる偶然になりますね。 気持ちを切り替えて、正直に生きられそうです。 あと、月の句は特別なので、タグを書き換えさせていただきました。 >MAOさん 「謳ひ」のかなづかいを直すの、忘れていました。すみません。 お次はMAOさんですので、直していただけますか。 裏の八句目。もう一句冬の句をお願いします。 ---------- 82 冬のぽんさちみ MAO 2008/12/11 09:56 E-MAIL : HomePage:  春麗(はるうらら)も設定からすると今年で40近いわよね。  アラフォー。 「下げた分反っくり返り」が難題ですね。  わかりました。やってみます。 ---------- 83 むずかしい MAO 2008/12/12 22:38 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 六 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         六 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡  むずかしかった。  あえて解釈を捌き手に投げちゃったのは認めます。  ただ、なんか飛んだり跳ねたりしている感じ。  拍子木ひとつ鳴って静謐  とどっちにするかで悩みました。  お任せします。 ---------- 84 おまたせしました 兎六 2008/12/15 00:15 E-MAIL : HomePage: どうにも休日はばたばたしてしまって。 すみませぬ。 マフラーと拍子木、まかされました(どきどき) マフラーは、前句の動きでほどけているっぽいですね。 ぴょこぴょこした感じがほどよく付いていると思います。 あと、解けたマフラーと「下げた」の連想も。 拍子木は、夜回りの拍子木ですね。 季節感がぐっときます。 夜中屋外の場面設定がはっきりして、流れがひきしまるお句です。 どちらも良いのですが、マフラーを取らせていただきたいです。 拍子木を一件落着の意味で読むと、前々句とも付いてしまうので。 あ、ところで、「結って」は普通「巻いて」だと思うのですが、 なにか意図があるのですか? ---------- 85 あい MAO 2008/12/15 00:26 E-MAIL : HomePage:  「ゆってほどけてゆって」か「まいてほどけてまいて」かの語感の差、です。あと、解けると困るから「結う」んだけど、なぜかやっぱりほどけてしまう。その辺のドタバタ感は「巻いて」だと落ち着いちゃうのかなぁという按配です。  「巻いて」が日本語としては正しいです。  で、どうしましょう(笑)。 ---------- 86 どもです 兎六 2008/12/15 01:36 E-MAIL : HomePage: なんとなく気になってもので、不満があったわけではないのです(汗) どたばた感の演出と聞いて納得しました。 作者の意図通りでいきましょう。 というわけで、次はワタクシ。 雑の句です。 少々お待ちを。 ---------- 87 雑 兎六 2008/12/16 02:46 E-MAIL : HomePage: 雑の長句って苦手だあぁ。 すみません。もう一晩。  勇敢なジョニーは今日もお使いへ では、ちょっと弾けすぎかなと。 ---------- 88 象 兎六 2008/12/17 04:03 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 だいぶん小さな子だったようで、 マフラーはしたけれど靴を落っことしちゃった。と。 お次は、こあらさん。 雑の短句をお願いします。 花の定座の前なので、花(桜)の句が出し安いように 植物が出てこない句が良いです。 ---------- 89 天安門 越冬こあら 2008/12/17 05:49 E-MAIL : HomePage: 花無し雑短句。 了解しました。暫しお待ちを。 ところで、タイトルですが、 「次は花のない句」→鼻のない→象 という連想でしょうか。 鼻のない象とは、アリクイ的なフレンチブルドック的な竜? ---------- 90 タイトル 兎六 2008/12/17 19:40 E-MAIL : HomePage: 雑々となやんでいるうちに、象になっていたのでした。 鼻のない象は、時間的には獏だったかもしれません。 ---------- 91 博徒像 越冬こあら 2008/12/17 21:44 E-MAIL : HomePage: 獏と象です。 博徒像といえば「緋牡丹お竜」ですね。 「はいります」 花無し雑短句のほうは、鋭意考え中です。 もうちょい、お待ち下さい。 ---------- 92 中島みゆき 越冬こあら 2008/12/18 05:35 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ 遅くなりました。 「広場」には叫びと政治が見え隠れ……、かと。 如何なもんでしょう。 ---------- 93 血の日曜日 兎六 2008/12/19 01:12 E-MAIL : HomePage: 89のタイトルを見て、もしやと思っていました。 残された靴も事件の跡のようですね。 一度動き出すともう止まらない集団の、怖さ。 いただきます。 (怖さとまでいうと言いすぎなのかも。どうなのでしょうか) 次は、鼻……もとい、花の定座です。 お気楽堂さん、おねがいします。 桜という意味の「花」という文字を読み込んでください。 ---------- 94 中島みゆき!! お気楽堂 2008/12/20 02:36 E-MAIL : HomePage: に反応すると歌仙の真髄に反してしまうので、ぐっとこらえる^^; (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・花)   ドイツ語は休講となり花見酒     楽 シュプレヒコールはドイツ語だと初めて知りました(おいっ。 どうもね、花より団子、どころか。 きれいな花は次回の担当さんにお・ま・か・せ。 ということで、お捌きください。 ---------- 95 席替え 兎六 2008/12/20 17:05 E-MAIL : HomePage: ドイツ語、私もはじめて知りました。 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・花)   ドイツ語は休講となり花見酒     楽 昔、シュプレヒコールのあがっていたキャンパスも、 今は休講を言いことに花見酒で盛り上っている。 という、時代の対比のようでおもしろいっす。 次は、ちょっと早いですが席替えをして、 宮武さん、お願いできますか? 裏十二句目、春の句です。 ---------- 96 ぬほっ MAO 2008/12/20 23:38 E-MAIL : HomePage: へーい。 (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・花)   ドイツ語は休講となり花見酒     楽  この流れが美しい。シュプレヒコールとドイツ語の感がなくもないんですが、ながれとしてはダイナミックで、いいと思います。  じゃ、がんばります。続き。 ---------- 97 いいですよね うりく 2008/12/21 00:26 E-MAIL : HomePage: こあらさん、お気楽堂さんの付け句に、わーってよろこびながら進行していました。 ---------- 98 あ、そうか お気楽堂 2008/12/21 03:21 E-MAIL : HomePage: >シュプレヒコールとドイツ語 かぶってますね^^; ド素人まるだし。 以後気をつけます。 ---------- 99 難題。 MAO 2008/12/22 17:55 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・花)   ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    人の波間をくるくる日傘      胡  以下、いいわけ。  季語「日傘」なのですが、お気楽堂さんの句の時期を考えると、それしかなかったのです。花見が出来て、なおかつドイツ語の授業が始まっている、となると4月末からゴールデンウィーク前の、弘前大とか北海道大学の花見かなぁ、という。  で、冬から来ているので、ふつうこの「晩春」から時系列的なバックはしません。とすると、同じ時期か、無理矢理GW中の句にするしかない。  以上のバックグラウンドの状況を踏まえた上で「日傘」は「春日傘」になります。もう一種、次の方は晩春で立ち止まるか、立夏までのことといて処理しないと不自然になってしまう。 「日傘」却下と云うことであれば、次の手を考えます。  こうしてパズルを解いていくのが連句の楽しみでありますので、捌きをお待ちします。 ---------- 100 およよ お気楽堂 2008/12/23 01:52 E-MAIL : HomePage: >花見が出来て、なおかつドイツ語の授業が始まっている、となると4月末からゴールデンウィーク前の、弘前大とか北海道大学の花見かなぁ、という。 どーもごめんなさい。 深く考えもせず花見にしてしまったもんで、悩ませちゃった様で。私としては桜の頃には学校も始まってると単純に考えてしまったのでした。(入学式のイメージのせいかしらん?) 大学の授業ってそんなに遅いの? ---------- 101 ぱんきょー、ごがく 兎六 2008/12/23 14:02 E-MAIL : HomePage: うーん、大学を卒業して数年、すっかり講義の日程を忘れてしまいました。 春休みが終わるのは四月八日くらいで、一週目の授業がない講義が幾つかあって……。 休講が二回目以降の授業だと考えると、そのくらいでしょうか。 日傘については、にわか勉強ではおっつけなかったっす。 いまの理解だと、日傘は夏のイメージがつよいので、 花→日傘→晩春(または三春)とすると季節がもどる感じがしますし、 花→日傘→夏とすると、春の句を一句で捨てているようでちょっと不満です。 できれば、日傘が春と分かるようにするか、次の手をお願いします。 ---------- 102 やっぱり MAO 2008/12/23 15:38 E-MAIL : HomePage:  日傘はキワキワよねぇ。  なんか考えます。  うちの大学だけかしらん。4月の15日くらいに講義が始まって、22をやっちゃうとGWで空いてしまう。とすると22が休校で、花見酒。うーん、などと思ってしまったのです。  春の句、三つは続けたいですものね。やります。 ---------- 103 ていっ MAO 2008/12/25 09:04 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡  ヴィヴァルディ。  ipod買った記念。  これならなんとか解釈にはばが効くのではないかと。  どうでしょ。 ---------- 104 おいっす 兎六 2008/12/26 02:03 E-MAIL : HomePage: いいんでないでしょうか。 音繋がりが若干気になるものの、緩急ついていますし。 学生運動の影が消えて、すっかり最近のおにーさんになりました。 しかし、ipodでクラシックとはしぶい。 実はおにーさんとは言いきれないかもしれない。 次はこあらさん、春でもう一句お願いします。 おなじ季節が続いている間は、時間をもどさないのが普通なので、 四月ごろに当季雑詠しているつもりでおねがいします。 席順は、ここから、 胡→こ→兎→楽 こ→胡→楽→兎(略称失礼) の順になる予定です。 ---------- 105 不可逆的時間軸 越冬こあら 2008/12/27 05:47 E-MAIL : HomePage: 四月頃の当季雑詠了解しました。と、 書きつつ、歳時記をひも解いて、 「そういえば当季以外の頁をめくる事って珍しいな」と、 発見しつつ、作句しております。と書き、 時間を稼ぐこあらさんなのでした。 もう暫らく、お待ち下さい。 ---------- 106 オケはOK? 越冬こあら 2008/12/27 23:07 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線も五線譜となる目借時      こ 熱中!第一バイオリン少女!!という イメージ+勢い なんですが……如何でしょうか。 オーケストラのイメージなんですが、 学校(大学)に戻っちゃってますかねえ。 ---------- 107 OKっす 兎六 2008/12/28 20:45 E-MAIL : HomePage: どもども、年の瀬のお忙しい時期にありがとうございます。 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線も五線譜となる目借時      こ 音楽が実体になるところを幻視している感じですね。 ちょっと近い気がしますが、このくらいなら大丈夫です。 次は、わたくしです。 少々お待ちを。 ---------- 108 見落とし うりく 2008/12/30 10:23 E-MAIL : HomePage: こあらさん、すみません。 見落としていたのですが、「となり」と「となる」で打越と形が似ているので、 そこのところ変えてもらっていいでしょうか。 ---------- 109 のトトロ 越冬こあら 2008/12/30 18:46 E-MAIL : HomePage: 成るほど、成るほど。 「となり」と「となる」になってしまってますんね。 それでは、 電線の五線譜めくや目借時 としたいところですが、 こうするとなんか句意が良くわかんない 感じがしますねえ。 どうしましょう。 「五線譜」をやめて、 電線に音符は並ぶ目借時 しかし、こちらだと面白味が 伝わって来ない気がしますんで、 もう少し積極的に、 電線に音符並べる目借時 で、如何でしょうか。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ ゴリ押しっぽくて、無理かなあ。 ---------- 110 新年 うりく 2009/01/02 01:50 E-MAIL : HomePage: あけましておめでとうございます。 返信が年をこしてしまいました。すみませぬ。 電線に音符並べる目借時 なるほど、電線を五線譜に見立てていることがちゃんと伝わりますね。 この形でいただきます。 ---------- 111 大変おそくなりました 兎六 2009/01/06 06:33 E-MAIL : HomePage: ごめんなさい〜! みなさん、まだ、みてらっしゃいますか? (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 お待たせしたわりにアレですが、目先を変えやすいかなぁと。 次は、お気楽堂さん。 雑の句でおねがいします。 ---------- 112 見てますよ〜 お気楽堂 2009/01/07 02:19 E-MAIL : HomePage: 今年も引き続きよろしくお願いします。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 とうとう出ました、ギャンブル句! カタカナばっかりだとまずいかなと漢字にしましたが、「ツモあがり」の方がいいようでしたらそちらで。(ていうか、句そのものがまずどうなんだ?^^;) お捌き願います。 ---------- 113 よかったよかった 兎六 2009/01/08 00:12 E-MAIL : HomePage: 今年もよろしくお願いします^^ 出ましたね。鳴くのを待っていたような一句。 ひょっとして明け烏かもしれない。 ツモあがりって、こういう字だったんですね。 麻雀用語は書けないっす。下手すると変換もできない。 折角ですので、このままでいただきます。 お次は、こあらさん。 もう一句、雑の句をお願いします。 ---------- 114 めでたいめでたい 越冬こあら 2009/01/08 05:51 E-MAIL : HomePage: おめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 「もう一句、雑の句」了解しました。 詠みます、詠みます。 暫時御猶予を。 ---------- 115 線路は続くよ〜♪ 越冬こあら 2009/01/09 22:22 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ ギャンブル続くよ〜ど〜こまでも〜♪ という感じなんですが、如何でしょうか。 ---------- 116 野を越え山越え 兎六 2009/01/10 14:16 E-MAIL : HomePage: もう一局とひきとめられたのでしょうか。 それとも、安めであがっちゃったのかしら。 次は、宮武さんお願いします。 夏の句推奨っす。 ---------- 117 へい MAO 2009/01/10 21:32 E-MAIL : HomePage:  夏でやんすな。  あ、で、月の定座とか、花の定座とか、恋の句とかはこの先に潜んでませんか。それによってはつくりかたがかわってきます。  やっぱり先の人が出しやすいようにつなぎたいのんで。 ---------- 119 そうですね 兎六 2009/01/11 01:07 E-MAIL : HomePage: 見通しが立ったほうがいいっすね。 月の定座は名残表の十一句目、花の定座は名残裏の五句目です。 (名残の折りでは表に十二句、裏に六句書きます) 定座ではありませんが、名残の表の八句目あたり恋の句をと考えています。 ついでに、式目にあるけれど、まだ出ていないもを上げてみます。 変化をつけるために、一通り読み込んだ方がよいらしいので、参考にしてください。 江戸時代からのものなので、感覚が違うかもしれませんが。 植物 山類(山・岡・峰など山とその周辺に関するもの) 神祇・釈教(というか宗教。一応「墳墓」は出てますが) そびき物(雲・煙・霧など) 地名・名所 病態 降物(雨・雪・露など) 妖怪 芸能(「謳い文句」は、含めるべきか……?) ---------- 120 そびき MAO 2009/01/12 22:36 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡  「勝ち逃げ」という言葉は結局勝負事と云う制約がついてまわるのです。で、悩んでいまして、  鳴神や碁石斉(そろ)へて震えけり  にしたかった、けれども「ゲーム」というつき方をするかなぁと思ったのです。で、入道雲。平伏(ひれふ)して、であります。  よし、そびいた。 ---------- 121 がっつり うりく 2009/01/12 23:09 E-MAIL : HomePage: 悩ませてしまいました。 悩ませてしまったにもかかわらず、上手く展開してくださいました。 逃げ切れぬとさとっての平伏。 空には巨大な入道雲が。 雀荘から外に出て、登場人物も時代劇のようです。 壮大な景色ですね。 つぎは、お気楽堂さん、お願いします。 夏の句推奨です。 見通しとしては119のコメントも参照ください。 ---------- 122 残り物には福がある? お気楽堂 2009/01/13 02:50 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 きちゃなくてすみません^^; 妖怪も面白そうだけど、夏なもんで先に浮かんじゃいました。 壮大な景色がいきなりせこくなり…… お捌きください。 ---------- 123 あっはっは 兎六 2009/01/13 23:28 E-MAIL : HomePage: ナイス、足の裏です。 無い花にさくらを付けたためしもありますし、 見立ての足裏に水虫というのも乙なんじゃないでしょうか。 残り物、神様妖怪といい地名といい、実はおいしいところかも。 次は私。雑の長句です。 次の次あたりに、恋に落ちてくれればうれしいのですが、 うまくトスができるかどうか。がんばってみます。 ---------- 124 福を拾いそびれる 兎六 2009/01/16 02:59 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 こんなんでました。 次は、MAOさんお願いします。 恋の句推奨っす。 ---------- 125 やや姑息 MAO 2009/01/20 00:33 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡  あああ。こっちに逃げてしまった。  [嫗タイガーバームを摺り込む]だと打越に障るので。  汎用性重視、のはず。だがしかし。 ---------- 126 拝受 兎六 2009/01/20 22:13 E-MAIL : HomePage: 病巣のひびから、幻想的な闇にチェンジっすね。 タイガーバームは確かに打越、惜しいですわ。 次は、こあらさん。 恋の句で、お願いします。 今後の見通しとしては、119のコメントも参考にしてください。 ---------- 127 ピンキラ! 越冬こあら 2009/01/21 08:17 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 >次は、こあらさん。 >恋の句で、お願いします。 了解しました。 そこで、質問なんですが、 恋の句に季語は、必要? 不要? どちらでも良い? いずれでしょうか? 「恋の季節」をご教授下さい。  ♪ わ〜すれられないの〜 ♪ ---------- 128 恋の季節 うりく 2009/01/21 21:19 E-MAIL : HomePage:  どちらでもよいですが、雑の句推奨です。  もし入るなら、月定座が近いので秋がよいです。 ---------- 129 東京地方今朝は雨 越冬こあら 2009/01/23 05:53 E-MAIL : HomePage: 恋の句(雑推奨)了解しました。 宗匠がんばっております。(←ホント) で、気になっておるんですが、 「とけるやみくら」の「やみくら」っていうのは、 暗闇のことですか? それとも「溶けるや」「御蔵」? そうではないですよね。 考え中。 ---------- 130 ほい MAO 2009/01/23 17:17 E-MAIL : HomePage: 「やみくら」は「闇暗」であります。 「暗い闇」ではなく、「闇の暗さ」であります。 ---------- 131 三回唱えましょう 越冬こあら 2009/01/24 06:30 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ 身近な地名です(勤務先の近くなもんで)。 cf.「ゼンマイじかけのカブト虫」(井上陽水さん) 如何でございましょうか。 >MAOさん、 「やみくら」解説ありがとうございました。 やみくら、やみくら、やみくら、と 三回唱えると人品が上がる気がします。 ---------- 132 むむ 兎六 2009/01/24 19:39 E-MAIL : HomePage: くらやみのなかのもう一つの情景、という感じで読みました。 いただきます。 「ゼンマイじかけのカブト虫」との関係の方はわからないっす。 むむぅ。 次は、私。 雑の句か、季語が入ってしまうなら秋で、と。(指差し確認) 少々おまちください。 ---------- 133 はは 越冬こあら 2009/01/24 20:52 E-MAIL : HomePage: あはっ スミマセン。 ご心配おかけしまして。 最初「肩寄せて昭和歌謡の神楽坂」と詠んで、 「チョットなあ……」と首を傾げていたら、 突然! 「ゼンマイじかけのカブト虫」が出てきて、 「昭和仕掛けの神楽坂」おおお、これはピッタリ! と膝を叩いたのでした。(←音が似ているだけです) でも、 「ぜんまいじかけのかぶとむし」 「しょうわじかけのかぐらざか」 って、『じかけのか』しか同じじゃないですね。 これでは、Cf.」って言われても判らんですね。 すいませんでした。 そういうわけなんです。 ---------- 134 神楽坂 MAO 2009/01/27 00:24 E-MAIL : HomePage: うりくさんに「神楽坂」はイメージわきにくいだろうなぁ。 ・適当な神楽坂のイメージ  急な坂。  坂の下は江戸城の外濠。そして総武線飯田橋駅。  のぼっていくと高級飲食街。芸者さんのいる小料理屋街。政治家が一杯。  細木●子事務所がある。  隣は東京理科大学。(キャンパス広い) ---------- 135 うぉ 兎六 2009/01/27 00:27 E-MAIL : HomePage: ありがとうございます。 お待たせしてすみませぬ。 ---------- 137 お待たせしました 兎六 2009/01/27 02:29 E-MAIL : HomePage: >こあらさん お返事、おそくなりました。 「しかけのか」のインスピレーションのもとだったのですね。 納得、です。 >MAOさん ふむふむ。 どちらかというと、昭和は昭和でも高級そうなところなのですね。 あやうくラーメン博物館のイメージで作るところでした。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 羽裏の図案と読めるでしょうか。 お待たせしました。 お気楽堂さんお願いします。 月の定座です。秋の月でお願いします。 ---------- 138 遅くなりまして お気楽堂 2009/01/30 03:25 E-MAIL : HomePage: すみません。 どっち方面へ行こうか延々迷ってました。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋の月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと  楽 あやうく打越になるところ、直前で気が付いてよかった。 これなら障らない、よねぇ?(←誰に聞いている^^;?) お捌きください。 ---------- 139 たつみ 兎六 2009/01/31 16:05 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 金の杯から満月の連想でしょうか。 大丈夫、障りません。 次は、こあらさんお願いします。 季節は秋です。 ---------- 140 金杯満月! 越冬こあら 2009/01/31 20:31 E-MAIL : HomePage: 季節は秋! 了解しました。 暫くお待ち下さい。 今日は一日鬱陶しく、寒かったです。 東京地方は……。 ---------- 141 悲願鼻 越冬こあら 2009/02/02 05:52 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋の月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと  楽 (名表十二・秋の月) ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ ♪赤く咲くのは〜 彼岸花〜 如何でしょう。 ---------- 142 植物(うえもの) 兎六 2009/02/02 22:57 E-MAIL : HomePage: 近畿も寒いです。 それでも雪を見ることはほとんどないので、例年よりはあたたかいようです。 植物も初ですね。 地上に目を移せば曼珠沙華の群生。きれいっす。 さて、次の句から名残の裏です。 名残裏六句目=揚句でめでたく終わるために、 名残の裏は、あまり凝らずに軽く詠むのが良いとされています。 そろそろ終わりが見えてきました。 宮武さん、秋の句をお願いします。 場の句が二句続いているので、次は人物を出してください。 ---------- 143 へい MAO 2009/02/03 00:32 E-MAIL : HomePage: つかまつりました。 ずいぶん近々にこってりした感じなので、ものすごく軽いやつを。 ---------- 144 へびー MAO 2009/02/05 01:21 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋の月)辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名残の裏一・秋) 天高し止めても止まぬかなしみに   胡  軽くならなかった! ---------- 145 かなしみ 兎六 2009/02/05 23:16 E-MAIL : HomePage:  曼珠沙華の咲くなかでかなしみにくれる……という感じで。  こってりのあとですし、徐々に軽くしていきましょー。  ということで、いただきます。  次はお気楽堂さんお願いしまっす。  雑の句推奨で。 ---------- 146 ぺらぺらに お気楽堂 2009/02/06 02:57 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに   胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 軽くしました^^; お捌きください。 ---------- 147 おそくなりました うりく 2009/02/08 08:27 E-MAIL : HomePage: ミニスカートが恋にならないか、ちょっと悩んでいました。 恋ではないとして、このままいただきます。 かなしいながらも、明るく振る舞っている、という感じでしょうか。 次はわたくしめが。 少々、お待ちを。 ---------- 148 お待たせです 兎六 2009/02/13 02:13 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎  少々が延びてしまいました。すみませぬ。  次は、MAOさん。  雑か春の句をお願いします。 ---------- 149 ん? MAO 2009/02/13 09:44 E-MAIL : HomePage: 春ですね。冬ぢゃなくて、春ですね。 了解しました。 いよいよラストですねえ。 ---------- 150 季移り うりく 2009/02/13 19:18 E-MAIL : HomePage: 季節の順に従った季移りもありかもしれませんが、 それ前提だと花の句がむつかしくなるので、雑か春推奨です。 ちょうど、春になったばかりですし。 ---------- 151 へーい MAO 2009/02/15 22:13 E-MAIL : HomePage:  では。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡  着メロは厳しいか。 ---------- 153 ほーほけきょう 兎六 2009/02/17 00:55 E-MAIL : HomePage: 着メロ、ありそうです。 町ののどかな風景って共通項もありますし。 いいんじゃないでしょうか。 ラスト前、花の句はこあら宗主おねがいします。 初折りの花とはまた違った趣向の花がよいです。 ちなみに、脇を付けた私は揚句を詠めないので、 月・花の句が一句すくないMAOさんにラストをお願いしようと思っています。 ---------- 154 ごじ うりく 2009/02/17 12:46 E-MAIL : HomePage: 宗主じゃなくて宗匠っす。 失礼しました。 ---------- 155 もうすぐ十時。 越冬こあら 2009/02/17 21:53 E-MAIL : HomePage: こんばんは。 こあら宗匠です。 ラスト前、了解しました。 花の句ですね。 花☆花の「さよなら大好きな人」が大好きな宗匠ががんばります。 少々お待ち下さい。 ---------- 156 あー MAO 2009/02/18 10:10 E-MAIL : HomePage:  花座だったか!  考えが浅かった。  やっちまった! 「鶯」から花をひっぱりだすのは厳しいかしら。  目先のことしか考えてなかった!  というふうに考えたのですが、兎六さん、どうしましょうか。  なんだったらもう一回考え直しますが。 ---------- 157 うーん 兎六 2009/02/19 00:21 E-MAIL : HomePage: いやさ、まずいとなると私の責任ですがな。 言われてみると、花の前に鶯はちょっと華やかな気がしますが、 季節も三春だし、詠みにくいという意識はあまりなかったっす。 こあらさんは、どうですか。 もし詠みにくければ、直していただこうかと思うのですが。 ---------- 158 けせらせら 越冬こあら 2009/02/19 05:44 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 現在まで、あまり深く考察していませんでしたので、 詠み難いかどうかあまりよくわかっていません。 とにかく、詠めるところまで詠みます。 このままで、詠めるところまで詠む所存です。 違った趣向の「花」!! がばりまっすぅ。 ---------- 159 うぃっす うりく 2009/02/19 22:29 E-MAIL : HomePage: ではでは、よろしくお願いいたします。 ---------- 160 ヘイ、お待ち。 越冬こあら 2009/02/21 17:01 E-MAIL : HomePage: お待たせいたしました。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 下半分菜の花畑あとは空       こ つまり、車窓的な感じなんですけど、鶯とくれば、やっぱり梅でしょうか。 紅梅、白梅、→ 紅勝て! 白勝て! →「運動会」は秋の季語っと。 如何でしょうか。 ---------- 161 花花 兎六 2009/02/22 01:21 E-MAIL : HomePage: すみません。 大事なことを言い忘れていました。 花の座は、桜という意味の「花」という文字を読み込んでください。 折角作っていただきましたが、もう一句おねがいします。 ---------- 162 ミツコじゃない! 越冬こあら 2009/02/22 06:57 E-MAIL : HomePage: とほほほ、お恥ずかしい。 日本で「花」といえば、桜! 当然のことですね。 モノ知らずで、ご無礼しました。 花の句、取り急ぎます。 タイトルはつまり「倍賞千恵子」で 「さくら〜! お兄ちゃんはね……」 と反省しておりますの意です。 重ね重ねスイマセン。 少々お待ちを。 ---------- 163 がったん ごっとん 越冬こあら 2009/02/23 05:22 E-MAIL : HomePage: お待たせいたしました。 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 鉄路今花前線を踏み落暉       こ どうしても車内から出られず、南へ下る車窓の夕景となりました。 「花前線」という言葉もちょっと無理なような気もします。 如何でしょうか。 ---------- 164 老鶯 兎六 2009/02/24 03:00 E-MAIL : HomePage: あまりお急ぎにならず、ゆっくり行きましょー。 たしかに「花前線」は、気になりますね。 花の座で「桜」ではなく「花」の字を読むのは、 名前を詠むと、個々の植物の特性を述べることが主になって、 一般的な美を愛でる心がうすれるから、なので、 ここは無理するよりは「桜前線」と言ったほうがいいと思います。 ただ、前の句に出た文字を使うと繰り返しになるので、 「線」の文字を避けてもう一歩別の言い回しが欲しいです。 鉄路も線路の言い変えになるので、旅とか目的地とかでお願いします。 注文が多いっすね(汗) ---------- 165 はいほー【heigh-ho】! 越冬こあら 2009/02/24 05:29 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、了解しました。 何度もすいません。 基本的なことがわかっておらず、お恥かしい次第です。 「ゆっくり行きましょー」とのお言葉に甘えて、 時間をかけて、再考させて頂きます。 御参加各位、申し訳ないです。 長〜い眼で見て下さい。 よろしう。 ---------- 166 今朝の出来具合 越冬こあら 2009/02/25 05:47 E-MAIL : HomePage: お待たせいたしました。 今朝はこれでトライ! (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 疎らなる旅人迎うる花明り      こ 【マバラナル リョジンムカウル ハナアカリ】と 読んで頂けるでしょうか。 はたまた「迎うる」は正しい表現でしょうか。 等々、不安を残しては降りますが、 とりあえず、今朝の出来具合ということで、掲載します。 すべり止めに   星の名の夜行降り立つ花の朝 という句も作りました。 如何でしょうか。 ---------- 167 おはようございます 兎六 2009/02/26 02:04 E-MAIL : HomePage: こちらこそ、教本片手につたない説明ですので、ご迷惑おかけしてます。 疎らでも旅人の訪れる田舎の駅。 線路端まで鶯の降りてくるようなこの駅は、隠れた桜の名所なのかもしれない。 すばるの停車駅や、夜鳴く鶯も調べてみましたが、こんな解でご容赦ください。 「疎らなる」を頂きます。 「迎うる」については、旧仮名では「迎ふる」ですが、 偶然ここまで、文語口語交じりの現代仮名遣いできているので、 「迎うる」のままに取らせていただきます。 ---------- 168 揚句 兎六 2009/02/26 02:24 E-MAIL : HomePage: いよいよ、おしまいです。 揚句は、発句や脇を付けた人は普通詠まないので、 月を一句の作ったきりMAOさんにお願いします。 打越など普通の注意点の他に、 ・発句に使った漢字は使わない ・脇句とも被らない ・(次を付けたくならないように)軽めに というところに注意して、春の句をお願いします。 ---------- 169 へい。 MAO 2009/02/27 01:06 E-MAIL : HomePage: 仕りました。 挙句の果てに何が待つのか。 お楽しみに。 ---------- 170 挙句の果てに。 MAO 2009/02/27 23:57 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 疎らなる旅人迎うる花明り      こ (挙句・春)     朝寝の果の恍惚の人        胡  いいのか、これで。  ただ、あの感じ。 ---------- 171 おはようございます 兎六 2009/02/28 13:07 E-MAIL : HomePage: 花明のぼんやりと、朝寝のぼんやり。 ただ、「人」の字が被っています。 もう一考、お願いします。 ---------- 172 あ"ー MAO 2009/02/28 15:46 E-MAIL : HomePage: 気づかなかった。 初歩的なアレです。もういっぺんいってきます。 ---------- 173 うーん。 MAO 2009/03/02 10:02 E-MAIL : HomePage: (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 疎らなる旅人迎うる花明り      こ (挙句・春)     かすみは一瞬晴れて着陸      胡  「疎らな旅人」が機上の人だと、見下ろした花明かりはいいものだ、という感じで切り取りたかった! でもちょいとうまく行かなかった気がする! なんで最後だけ!  いまひとつ趣に欠けるのですが、どうでしょうねぇ。 ---------- 174 ありがとうございました 兎六 2009/03/03 02:34 E-MAIL : HomePage: どこまでが桜でどこからが霞かわからない景色がさっと晴れて着陸、 という風に読みました。 うーんと言われると不安になりますが、いいんじゃないでしょうか。 歌仙一巻の旅も、ここに「着陸」。 満尾です。 役目を果たせたか不安ですが、ここまでたどり着かせていただきました。 みなさま、ありがとうございます。    四吟歌仙「秋深き」 (発句・秋)   秋深き隣は何をする人ぞ         翁 (脇句・秋)    書いては消して長夜の手紙     兎六 (第三・秋の月) 下町の月は電線乗りこえて      赤胡 (四・雑)     ブロック塀を歩く三毛猫       楽 (五・冬)     北風を受けて南に下る船         こあら (六・冬)      暦の果てを赤く囲みて       胡 (裏一・雑)   フリースロー両手のついと伸ばされる 兎 (裏二・雑)    泣くだけ泣いて夕飯食べて       こ (裏三・恋)   お局がこっそり入る会議室        楽 (裏四・恋)    諸説紛々王妃の墳墓         兎 (裏五・雑)   土産屋の謳い文句をそら覚ゆ      胡 (裏六・雑)     偽装の果ての謝罪会見       楽 (裏七・冬)   下げた分反っくり返り冬の月     こ (裏八・冬)    マフラー結って解けて結って    胡 (裏九・雑)   絵タイルの広場に靴が残される    兎 (裏十・雑)    止む術もないシュプレヒコール   こ (裏十一・春の花) ドイツ語は休講となり花見酒     楽 (裏十二・春)    ipodから洩れる「春」の陽     胡 (名残の表一・春) 電線に音符並べる目借時       こ (名表二・雑)    烏のかあと一声鳴いて       兎 (名表三・雑)   オーラスを最後の中で自摸和り    楽 (名表四・雑)    勝ち逃げ出来る相手でもなし    こ (名表五・夏)   平伏して入道雲の足の裏       胡 (名表六・夏)    下駄脱ぎ捨てて晒す水虫      楽 (名表七・雑)   吉凶を占えそうなひび割れに     兎 (名表八・恋)    貴女の影がとけるやみくら     胡 (名表九・恋)   肩寄せて昭和仕掛の神楽坂      こ (名表十・雑)    羽織の裏は金の杯         兎 (名表十一・秋月) 辰巳より出でたる月のたっぷりと   楽 (名表十二・秋)   ひと群れを成し曼珠沙華燃ゆ    こ (名裏一・秋)   天高し止めても止まぬかなしみに    胡 (名裏二・雑)    ミニスカートで立てる親指     楽 (名裏三・雑)   食堂に携帯電話置き忘れ       兎 (名裏四・春)    線路端にも鶯の啼く        胡 (名裏五・春の花) 疎らなる旅人迎うる花明り      こ (挙句・春)     かすみは一瞬晴れて着陸      胡 起尾 2008.11.19 満尾 2009.03.02 ---------- 175 祝!満尾 お気楽堂 2009/03/04 02:25 E-MAIL : HomePage: おめでとうございます。 兎六さん、捌き役お疲れ様でした。 MAOさん、こあら宗匠、ありがとうございました。 楽しかった〜。 やっぱり、人数は多い方が面白いですよ。 自分にない発想をたっぷり楽しめる、連句って面白い! また、やりましょう!(←お気楽^^;) ---------- 176 おめでとうございます。 越冬こあら 2009/03/04 05:36 E-MAIL : HomePage: 兎六様、皆様、満尾おめでとうございます。 何もかもが初めてで、無我夢中のまま、色々と御迷惑をおかけしましたが、大変楽しゅうございました。 この掲示板にお誘い頂きまして、また、拙句にお付き合い頂きまして、ほんとうにありがとうございました。 さてさて、お次は? ---------- 177 おめでとうございます MAO 2009/03/04 23:59 E-MAIL : HomePage:  最後まで行くか心配でしたが、うまいこと首尾一貫しました。  できるものです。いやはや。 ---------- 178 お疲れさまでした 兎六 2009/03/05 02:35 E-MAIL : HomePage: いつもレスおくれ気味、すみません(汗) 改めて、祝!満尾 >こあらさん 迷惑なんてとんでもありません。 楽しんでいただけたなら、ホント、よかったです。 お次は……しばらく、ご歓談ください。季節は春で(笑) >お気楽堂さん そうそうたるメンバーで、ちょっと心臓が(笑) でも、たしかに、面白かったです。 またやりましょう! ……つぎは、お気楽堂さんが脇をつけませんか? >MAOさん 反省点ありつつも、なんとかなりました。 最後まで、支えてくださり、ありがとうございました。 MAOさんのあとに付けるの、いろいろと浮かんできて、 とくに楽しかったですよ。 ---------- 179 よっしゃ! お気楽堂 2009/03/09 23:23 E-MAIL : HomePage: じゃあ >さてさて、お次は? ということで宗匠に発句お願いしますか? んで、私が脇をつけると。 ……待てよ。 脇をつける人が捌くの? ---------- 180 ええ MAO 2009/03/10 00:22 E-MAIL : HomePage:  いいんじゃないかと思います。  主人が脇をつける。発句をうまいこと流れるようにするところが大役であります。 ---------- 181 うふ 兎六 2009/03/10 22:48 E-MAIL : HomePage: >脇をつける人が捌くの? だいぶん、さういう意図がありました。 もしよろしければお願いします。 ---------- 182 OK牧場 お気楽堂 2009/03/11 02:49 E-MAIL : HomePage: (↑古っ!) ということですので、こあら宗匠、発句でっせ! 当季で好きに詠んでください。 皆様、まずいところは遠慮なく突っ込んでください。 (もうすでに、全員参加が確定している^^;) よろしくお願いします。 ---------- 183 ほくほく亭 越冬こあら 2009/03/11 05:45 E-MAIL : HomePage: ほくほく発句、了解いたしました。 ただ今よりアンチョコを広げて、 付け焼刃で押っ取り刀的に 頑張ります。 暫らくお待ち下され。 ---------- 184 まずは、ご相談的な…… 越冬こあら 2009/03/12 05:50 E-MAIL : HomePage: 発句ですが、昨日より考えました。 春の句で「切れ字を用いるのが好ましい」と聞きかじり、   懐かしきものばかりなり里の春 と詠んでしまいました。 平凡ですが、二年ぶりに「ふるさと」日本で春を迎える 越冬こあら宗匠の正直な感想がうかがえるかと思いました。 こういう「平凡」は、如何なもんでしょうか。 (発句・春) 懐かしきものばかりなり里の春 こあら ---------- 185 次に補足的な…… 越冬こあら 2009/03/12 12:38 E-MAIL : HomePage: 前作はシンプルな味もある反面、 思いっきり季が動くので、 通勤電車の中でこちらを作りました。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな こあら 如何でしょうか。 ---------- 186 どうもです お気楽堂 2009/03/13 03:13 E-MAIL : HomePage: おそくなりましてすみません。 「ご相談的な」句も渋くて好きですが、せっかくですので「補足的な」句をいただきます。 春ですのでね、いろんなものが膨らみますですね。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 ♪袋の中身はなんだろな、ということで^^;(それは箱!) 次は、兎六さん、春の句で転じてください。 ……あぁ、捌き人の付け句には駄目出しがないのね。不安だ…… ---------- 187 春の句 兎六 2009/03/13 21:22 E-MAIL : HomePage: うけたまわりました。 第三は大きく転じてたけたかく。と。 しばし、お待ちください。 ---------- 188 おまたせしました 兎六 2009/03/17 03:26 E-MAIL : HomePage: もうちょっとお待たせしたいかも……。 とりあえず、こんなカンジで。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) よなぐもり同窓生へ手を振れば  兎六 どうにも、発句にもどりそうなカンジなので、  町工場みつばちの来てみつもなし と、すべりどめ。 まえに似た句を作ったような(汗) ---------- 189 ありがとうございます お気楽堂 2009/03/18 02:06 E-MAIL : HomePage: まずはお詫び。 兎六さんにふった後で「一般的に脇は体言留め」を忘れていたことに気付きました^^; 一応体言留めであれこれ考えてみたんですがぱっとせず、兎六さんのコメントも入ってしまったので、まぁ、一般的でないケースということで勘弁してもらうことにしました。 連衆のみなさま、ダメな捌き役ですみません。 さて。全国的によなぐもりな今日でしたが、確かにおっしゃるとおり、発句の雰囲気に通じているので、滑り止め(^^;)をいただきます。ワタシ的にはつぶれぬよう→町工場という付け筋が好き。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 では、MAOさん、雑で続けてください。 ---------- 190 へい MAO 2009/03/18 23:07 E-MAIL : HomePage: 雑で。 次あたり月が来るのかしらん。 というわけで、軽く。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 (四・雑)   手押し車のかろき静けさ    赤胡 ---------- 191 ご明察! お気楽堂 2009/03/20 03:37 E-MAIL : HomePage: MAOさん、どうも。 工場に付き物の手押し車、軽いってのは不景気の表れでしょうか。 あるいはちょうど区切りで喧騒の止んだ時間帯なのか。静けさと言われると耳が働く感じがします。 さて、次は予想通り月の座です。 こあらさん、秋の月の句をお願いします。 この後は同じ順番でもう一周したら、長短・付け順の調整のため変則になりますのでご了承ください。 ---------- 192 キーアーのキーツゥー 越冬こあら 2009/03/20 08:57 E-MAIL : HomePage: はい、三連休なのに朝寝できない越冬こあらです。 「秋の月の句」承りました。 手押し車のかろき静けさ 格調高いですね。 負けないように、ぐぁんばりマッス。 少々お待ち下さい。 ---------- 193 24-TWENTY FOUR 越冬こあら 2009/03/21 08:32 E-MAIL : HomePage: いろいろと愚考を巡らせました。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 (四・雑)   手押し車のかろき静けさ    赤胡 (五・秋の月)満月の庭に一列チョコレート   こ 「秋の月」と言われて、どうしても"E.T."がうかんで、 芋名月掲げママチャリ空を飛ぶ と詠みましたが、打越でも「ぶんぶんぶん」と飛んでいるので、 一計を案じ、「沈黙の裏庭」のシーンにしてみました。 如何なもんでしょうか。 ---------- 194 どうもです お気楽堂 2009/03/22 04:08 E-MAIL : HomePage: 宗匠、ありがとうございます。 件の映画を見たのはいつのことか、チョコレートのシーンってあったっけ?という具合なので、you tubeで探しました^^; おびき寄せるシーンですね。 (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 (四・雑)   手押し車のかろき静けさ    赤胡 (五・秋の月)満月の庭に一列チョコレート   こ (六・秋)   ひとさし指を露で濡らして    楽 ETとはお別れということで、次は裏に入ります。 兎六さん、秋で続けてください。 ---------- 195 貴方地下鉄(You Tube) 越冬こあら 2009/03/22 05:50 E-MAIL : HomePage: お気楽堂様、お捌き、お疲れ様です。 今回も拙句を暖かい目線で御採用頂き、ありがとうございました。 「ET」は、当時たいへんな衝撃だったので、皆様御存知と 勝手に思い込んでいました。 チョコレートといってもM&M'sだから絵になるのであって、 「庭に一列チョコレート」と言われるだけで、 ピンと来る人は極少数ですね。 ピンと来ない人には 『何のことやらサッパリ』わからないので、 ちょっと困った句だったと反省しております。 「下敷き」がわからなくてもキチンと鑑賞に耐える 句にしなくては、いけませんね。 以後気をつけます。 ---------- 196 うぅ お気楽堂 2009/03/22 19:56 E-MAIL : HomePage: 確かに説明なしだとETとはすぐに分からなくて、 ETと分からないと私の付け句も意味不明になりますね…… ETを読み込んじゃってもいいのかな。 満月にE.T.誘うチョコレート とか。ETは神祇・釈教にあたらないし。 ETのイメージは悪くないので、その路線で変えたい場合は後からでも変更しますので、言ってください。 どうも下手な捌きでスミマセンです。 ---------- 197 いえいえ 越冬こあら 2009/03/23 05:34 E-MAIL : HomePage: 前発言、混乱させてしまったようで、申し訳ございません。 「変更」の意志は、全くございません。 お気楽堂さんの捌きにも問題ございません。 ちょっと、言い訳と反省をしたかっただけです。 こちらこそ、スイマセンです。 ---------- 198 どもです 兎六 2009/03/23 22:59 E-MAIL : HomePage:  前のとき、ついあわてて返信しちゃってすみませぬ。  わたしも「一般的ということでいいかな」と流していました。  うぐいすもちの句、好きですし。  ここから裏、秋の句、ただいま鋭意考え中です。  もう少々お待ちを。 ---------- 199 だいじょぶかな 兎六 2009/03/25 00:49 E-MAIL : HomePage: (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 (四・雑)   手押し車のかろき静けさ    赤胡 (五・秋の月)満月の庭に一列チョコレート   こ (六・秋)   ひとさし指を露で濡らして    楽 (裏一・秋) おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃  兎 露と言えば涙だ! と思いつつも、なかなかそういう句は思い浮かばず。 こんなカンジでどうでしょうか。 「少しく」というのはアリかナシか不安なところです。 ---------- 200 だいじょぶ! お気楽堂 2009/03/25 03:09 E-MAIL : HomePage: こあらさん、兎六さん、気を遣わせてしまってごめんなさい。 お気楽采配でいきます^^; 「少しく」はありで。 露=涙だと私のとやや被るので、違う方向でよございました^^; おはじき、なつかしいなぁ。私下手だった〜。 夢中になってやってたら日が暮れてたりする。 男の子だったらビー玉とかメンコとか。 では、MAOさん、雑で続けてください。 「独自の発想でバンバンいく」んだそうです。よろしく^^; ---------- 201 ぬっ MAO 2009/03/25 11:46 E-MAIL : HomePage: バンバン。 なんかその、あえて「面白いことをいってみろ」的な流れですね。 わかりました。 おはじきの代わりに硬貨でですねゲフンゲフン。 悪い遊びです。 ---------- 202 時事 MAO 2009/03/26 00:39 E-MAIL : HomePage: (発句・春) 膨らみの春めく手提げ袋かな   こあら (脇・春)   うぐいす餅のつぶれぬように  お気楽堂 (第三・春) 町工場みつばちの来てみつもなし 兎六 (四・雑)   手押し車のかろき静けさ    赤胡 (五・秋の月)満月の庭に一列チョコレート   こ (六・秋)   ひとさし指を露で濡らして   楽 (裏一・秋) おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃 兎 (裏二・雑) 国境線を過ぎるミサイル     胡  次の人にキラーパスをまわすでござる、の巻。 ---------- 203 いやーん お気楽堂 2009/03/26 02:27 E-MAIL : HomePage: >あえて「面白いことをいってみろ」的な流れですね。 めっそうもありません^^; アンチョコの式目表にそう書いてあったのです。 まさしく素晴らしい発想、ありがとうございます。 確か、おはじきってはじく前に指で線を引くんでしたよね。 はじいたおはじきがミサイルに化けた。スケールでかいぞ。 さて、次は私。 しかも恋の句なんだけど……^^; しばしお時間いただきます。 ---------- 204 お待たせしました お気楽堂 2009/03/28 02:24 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 いやー、さすがのキラーパス。 次はこあら宗匠、雑で恋の句をお願いします。 ---------- 205 うぉー MAO 2009/03/28 08:33 E-MAIL : HomePage:  「国境」つながりでそうきましたか。  これは面白い。 ---------- 206 追いかけて〜〜追いかけて〜〜 越冬こあら 2009/03/28 23:12 E-MAIL : HomePage: なるほど。 長い“トンネル”を抜けたわけですね。 【PR】トンネル掘るなら熊谷組!! ドラマ『黒部の太陽』も大好評でした。 ユースケのやった「木塚」って、宗匠の父です。(←本当です) >雑で恋の句 承りました。 少々お待ち下さい。 ---------- 207 王手! 越冬こあら 2009/03/29 09:29 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ ♪そんな時代も〜あったねと〜 懐かしく詠んでみました。 音だけ聞くと「十日の法要」みたいですがぁ、 如何なもんでしょう。 ---------- 208 あざーす お気楽堂 2009/03/30 03:38 E-MAIL : HomePage: 私の句がちとベタな感じで付けるの大変かなぁと思っていましたが、そう来たか。 ありがとうございます。 よろこんで投了させていただきます^^; 「十日の法要」って……思わず調べちゃったじゃないですかぁ。 十日十夜の法要ってのがあるんですね、浄土宗。 >トンネル掘るなら熊谷組!! 毎度つい笑っちゃいますが、この愛社精神は好きです! で、宗匠の父!びっくり。親子二代ですか。 すごいなぁ。 職人の血かしらん。 さて、次はMAOさん、雑でお願いします。恋で続けても離れても、どちらでも結構です。 ふたたび「独自の発想でバンバン」いってください。 (深い意味はありませんよ〜^^;) ---------- 209 へーい MAO 2009/03/30 10:29 E-MAIL : HomePage:  惚れた→抱擁した、まできちゃったのであとは結婚させるか不倫させるかですねぇ。もしくは恋離れか。  「チェックメイト」なんだから恋から離れたほうがいいんじゃないかと思ったので雑でいきます。裏の2からドンパチしているので。 ---------- 210 悩んだ末 MAO 2009/04/03 20:17 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  はぶらしのねぢけを見つつしみじみと 胡  ちょっと人情が続いているので、上のんもあんまりなのです。  もそっと脂を抜きたい。 (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の  こっちだと句の意味がとりにくいしなぁ。  などと悩んでいるのですが、お気楽堂さんいかがでせうか。 ---------- 211 うえーん お気楽堂 2009/04/04 03:24 E-MAIL : HomePage: むずかしいよーん。 正直言うと、どっちも付け筋がよく分からない。  はぶらしのねぢけを見つつしみじみと 抱擁→翌朝の洗顔、ということでしょうか?そうなると恋句になりますね。で、「しみじみと」と言っちゃうとちょっと言い過ぎな感があるかなぁ。  店先の織部にかかる橋々の 織部焼って絵柄のイメージなかったんですが、結構あるんですね。で、絵柄として橋が描かれていると読んだんですが、灯下→店先ということでしょうか?灯下の抱擁→橋の上というイメージもありか。 景は渋くて好きなので、勝手にそう読ませていただきます^^; (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 次は兎六さん、雑で続けてください。 (ちなみにその次は月の座の予定) ---------- 212 なかなーいーでー MAO 2009/04/04 08:39 E-MAIL : HomePage: >灯下の抱擁→橋の上というイメージもありか。  で、お願いします。器を見る側のイメージ力と申しますか。  はぶらしのねぢけを見つつ〜は、灯下の抱擁だなんて、そんな時代もあったなぁ、しみじみ。なのです。はぶらしを替える気力もない。「十日の法要」にもうっすらかかるかしらんと思ったりしました。  いろいろすみません。続けてください。 ---------- 213 お待たせしています うりく 2009/04/06 01:29 E-MAIL : HomePage: 雑で、うけたまわりました。 もうちょいお待ちください。 ---------- 215 ゆっくりどうぞ お気楽堂 2009/04/06 02:11 E-MAIL : HomePage: ↑うりくさん ↓MAOさん なるほど 抱擁→回顧シーンの「しみじみ」ね、なるほど。 その景もいいなぁ。 ちょっと回顧と読めなかったんで、惜しいことした。 捌き人の読みの力にかかってくるのね…… がんばります^^; ---------- 216 できましたー 兎六 2009/04/07 00:11 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 図らずも釈経となりました。 十日の法要との打越は。。。ダイジョブデスヨネ。 ---------- 217 うふふ、だいじょぶ お気楽堂 2009/04/08 02:11 E-MAIL : HomePage: 宗匠、「十日の法要」結構受けてますよ〜。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 焼印=ブランドだったんですね。 知らなんだ。 てなわけで、ハンドバッグはうまくいかなかったので生臭の方で^^; お次は、こあら宗匠、夏で続けてください。 ---------- 218 ちなみに お気楽堂 2009/04/08 02:44 E-MAIL : HomePage: 神祇・釈経、恋、動物、虫、飲食、遊戯、人名、時事、降物 といったところが出ておりまして、 山類(山、峰、坂、谷、高根、麓、滝など)、 水辺(海、浦、浜、入江、湊、島、波など)、 そびき物(雲、霞、虹、靄など)、 草木、鳥、魚、妖怪、音曲、病態、地名、旅行、夢、衣服、風 といったあたりが出番をまっております^^; ---------- 219 継続は力だブー! 越冬こあら 2009/04/08 22:08 E-MAIL : HomePage: >お次は、こあら宗匠、夏で続けてください。 畏まりました。 しばしお待ち下さいだブー。 ---------- 220 お待たせしましたブー。 越冬こあら 2009/04/09 05:16 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ そびき物を出してみました。 その他特に工夫は有りませんが、如何でしょう。 よろしくお願いしますブー。 ---------- 221 飛べない豚はただの豚だ お気楽堂 2009/04/10 03:59 E-MAIL : HomePage: (↑森山周一郎の声で) マルコ、かっこい〜♪ 言わずと知れた飛行機ですから翼は「よく」で字余りにはなりませんね。 そびき物、出ました。ありがとうございます。 では、お次はMAOさん、雑でお願いします。 MAOさんはずっと雑の句が続いて申し訳ないんですが、まだしばらく「独自の発想でバンバン」でお願いします^^; ---------- 222 また MAO 2009/04/10 14:39 E-MAIL : HomePage: 女の子を泣かせる気なの?  というわけで「紅の豚」、ジブリ作品の中ではベスト3くらいで好きです。残りはポニョと耳すま。 雲の峰切る紅の翼  字余りかしらん。「くれないのつばさ」だとすると、えーと、はい。「くれないのはね」って当て字でしょうか。  その辺も加味して続けてみます。さすがに二回目ともなるとどんどん動いて面白いです。 ---------- 223 雑は MAO 2009/04/10 21:42 E-MAIL : HomePage:  方向転換できて楽しいです。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 ---------- 224 字余り? 越冬こあら 2009/04/11 05:39 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 お次が出てからで申し訳ないんですが、 作者としては「紅の翼」は「くれないのつばさ」の つもりでした。 字余りだけど、感覚的にはそんなに気にならないかなあ……と 考えておりました。 俳句であれば、許されると思いますが、 連句においては、その辺は「より厳格に」守らなければならないのでしょうか? もしそうであれば、詠み手としては「くれないのはね」でお願いしたいところです。 ハイ。 便=Bin or Ben...こちらも気になります。 ---------- 225 いやー MAO 2009/04/11 09:12 E-MAIL : HomePage: >連句においては、その辺は「より厳格に」守らなければならないのでしょうか?  連句としては、ではないです。  アタシ個人として「ん?」と思ったのです。で、何回か口に出してみて「ん?」と思い、書き込んでみました。 >便  ここは、次の人に投げてみました。なんの「便」なのか…… ---------- 226 なはー お気楽堂 2009/04/12 02:34 E-MAIL : HomePage: 投げられた次の人は私です^^;……とほほ (ていうか、シモは思いもしなかった!読みが浅いよ) 宗匠、「つばさ」でしたか。 スミマセンです。 捌き人としては、MAOさん同様、語感的に字余りはもたつくなぁと思った次第。念のためヤホーの辞書で調べたところ「よく」と読んで飛行機の翼の意、ということだったので、あ、それでいいのか、と勝手に納得しました。 まぁ、字余りじゃないだけで「くれないのよく」と言う音がきれいかどうかはまた微妙なんですが、「はね」と読むのは無理がある気がします。 で、あちこち覗いてみた連句の場の中には中八(長句)あり八七(短句)あり、というのも見られましたので、「つばさ」でもOKです。 というか、幸いにも(笑)漢字にしていただいてるので、読む方が好きに読むってことで^^;意味は伝わっているのでいいことにします。 どうも捌きが後手後手になりまして、申し訳ない。 続きはもうしばらくお待ちください。 悩みの種が増えた……(泣)。 ---------- 227 ほほー 越冬こあら 2009/04/12 13:05 E-MAIL : HomePage: >「つばさ」でもOKです。 ありがとうございます。 「便」を投げられてしまったようで、頑張って下さい。   ロンドンの時計台だよ"BIG BEN" なんていう方向には、行かないで下さいね。 ---------- 228 遅くなりました お気楽堂 2009/04/13 04:05 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 逃げ切った! 一応、翼→飛行機の定期便、という読みでしたが、どうもそこらあたりから付けようとすると「島」のイメージから離れられず、「紅の豚」のイメージと被ってしまうので、「週に三度」の方に付けさせていただきました。 これだと「便」をどっちに読んでもいいし(笑)。 さて、兎六さん、お待たせしました。 花の座です。 ---------- 229 はなー(出おくれ気味) 兎六 2009/04/13 18:54 E-MAIL : HomePage: 字余り・読みなど、勉強になりました。 花の座、しょうしょうお待ちを。 当季なのがうれしいですわ。 ---------- 230 むぃむぅ 兎六 2009/04/15 01:00 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 おさばきください。 ---------- 231 どうもです お気楽堂 2009/04/16 01:54 E-MAIL : HomePage: 初々しい若者だとだいじょうぶか〜って感じ、新任とはいえおっさんだったら、微笑ましい第一印象、という感じです。 あ、捌き人の読みは男限定です^^; では、こあらさん、春でつづけてください。 花の後なので晩春か三春でお願いします。 ---------- 232 かしこまり〜です。 越冬こあら 2009/04/17 05:24 E-MAIL : HomePage: >では、こあらさん、春でつづけてください。 >花の後なので晩春か三春でお願いします。 了解いたしました。 少々お待ち下さい。 晩春か三春。。。バンジュン?三波春夫? ---------- 233 生徒諸君!【By Kyon^2】 越冬こあら 2009/04/18 22:37 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学玉葱坊主         こ 晩春の括りに入りますでしょうか。 三春(初春、仲春、晩春)でいえば、晩春かと思いますが、 おさばき、よろしゅう。 ---------- 234 はい、質問です。 越冬こあら 2009/04/18 22:45 E-MAIL : HomePage: ちょっと誤解していたかもしれません。(恥い!) 三春とは、初春、仲春、晩春の総称と思っていました。 が、 「俳句と違って連句では、三春・三夏・三秋・三冬の観念と、 初・仲・晩(春・夏・秋・冬)の観念をはっきりすることが 必要で……」という解説があり、 よくわからなくなりました。 連句の三春って、何者なのでしょうか? お時間のある方、ご教授下さい。 ---------- 235 さんしゅん うりく 2009/04/18 23:45 E-MAIL : HomePage: こんばんはー。 三春の意味は、初春・仲春・晩春の総称で、あっています。 ただ、この場合は、春のいつごろとも限定しない季語ということです。 歳時記によっては、初春などと別に、三春(春)という項目があったりします。 と、勝手に解説。 くわしくは、お気楽堂さんを待ちます。 >お気楽堂さん 〉男性限定 ええ。もちろん!(笑) (遅レスですが、うなづきたくて、仕方なかったのです) ---------- 236 あいやー お気楽堂 2009/04/19 01:42 E-MAIL : HomePage: 捌き役がトロくてすいませ〜ん。 うりくさん、ありがとうございます。 これ以上なし^^; 要は晩春から初春に戻るようなことがなければいいわけですよね。 私も歳時記見ないと間違えそうです^^; で、宗匠、葱坊主は晩春ですが、玉葱坊主だと……うっかりいただくところでしたが今が旬の新玉葱は季語にないようで。玉葱は夏ですし。 好奇向学玉/葱坊主だと玉が分かんない…… 語呂といい、喚起されるイメージといい、面白いんですが微妙。 捌き人としては、なるべく説明不要で皆にわかる付け句という路線でお願いしたいところですので、スミマセンがもういっちょ! ご再考ねがいます。 ---------- 237 武道館! 越冬こあら 2009/04/19 07:04 E-MAIL : HomePage: ありゃりゃ、玉葱ならずですか。 了解しました。 再考を開始致します。 暫しお待ちあれ。 >うりく様、 ご解説ありがとうございます。 よ〜く理解できました。 ---------- 238 変化球。 越冬こあら 2009/04/19 09:49 E-MAIL : HomePage: で、ちょっと、ご相談なんですが、 「玉」だけ変えるっていうことで、 好奇向学葱坊主諸氏 もしくは 好奇向学起て葱坊主 というカタチは、如何でございましょうか? ご検討下さい。 とりあえず、再考は継続致しますんで。 ---------- 239 アウトコース際どくストライク お気楽堂 2009/04/19 14:08 E-MAIL : HomePage: >好奇向学起て葱坊主 いただきます。 全部漢字という表記のおもしろさは消えましたが、葱坊主が興味津々かつ向学心に燃えてにょきにょき伸びるの図はそうとうおもしろいかと。 諸氏だと先生→生徒でつきすぎかとも思いますので。 えーと、次は私かな? 手元に進行表がないんで…… 違ってたら後ほどお呼び出し致します^^; ---------- 241 きり〜つ、、、礼! 越冬こあら 2009/04/19 15:57 E-MAIL : HomePage: おおお、ありがとうございます。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ という次第で、再考中断致します。 では、お次よろしくお願いします。 ---------- 242 お待たせしました お気楽堂 2009/04/23 00:37 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 長らくお待たせしました。 次はMAOさん、雑で続けてください。 ---------- 243 おおー。 MAO 2009/04/23 10:32 E-MAIL : HomePage: 「葱坊主」が急に幼く。この辺の変態する(メタモルフォーゼの意味で)具合がお気楽堂さんはいいのよねぇ。  雑、しばらくお待ちを。 ---------- 244 紅茶 MAO 2009/04/24 22:26 E-MAIL : HomePage:  は季語ではない、という前提の上で。  もしかすると秋の季語なんじゃないかという危険性もあったのですが、いまんところ、手持ちの季寄せではセーフでした。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 ---------- 245 セーフ お気楽堂 2009/04/25 02:07 E-MAIL : HomePage: 紅茶は大丈夫っしょ! 冬でホットドリンクってのがありますが、傍題はホットウィスキー、ホットレモンになってるし。 コーヒー紅茶は通年だよね。 冷めると醒めるのダブル攻撃。 MAOさんは重ねるの好きよね。 欲を言えばさめるものが二つあるせいで語感がやや滑らかさを欠くかなぁ。 でもまどろみに紅茶のセットなのでいただきます。 次は兎六さん、雑で続けてください。 前句 >急に幼く そう言われて初めて ゆりかごにするっていう手があったか と気がつきました^^; MAOさん、ありがとう。 ---------- 246 いえっさー 兎六 2009/04/25 06:59 E-MAIL : HomePage: ども。今朝は大雨です。 雑、しょうしょうおまちを。 やー、どんどん場面がかわって楽しいっす。 つぎはどうしようかしらん。 ---------- 247 おまたせしました 兎六 2009/04/28 01:35 E-MAIL : HomePage: よろしくお願いします。 キラーパスのやうな気もします(汗) (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 ---------- 248 滑り止め追加 兎六 2009/04/29 08:09 E-MAIL : HomePage:  投稿したあと、やっぱり戻っているかなと思ったので、すべり止めです。  時代がかったところから抜け出せません。 清盛の栄華を唄う琵琶の音に ---------- 249 お待たせしました お気楽堂 2009/04/30 01:31 E-MAIL : HomePage: >ぽつねんと黄河を見やる旅人の 紅茶→中国で黄河の付け筋、地名に旅行と出番待ちの要素を入れていただいて、いいんじゃないでしょうか。 前に戻ると兎六さんが考えたのは「週に三度」(の飛行機or船)あたりとかぶると思われたからかしらん。あんまり大っぴらに旅には出てないので大丈夫と思います。 >清盛の栄華を歌う琵琶の音に 「目の醒めるまで」→「ただ春の夜の夢の如し」というあたりが付け筋でしょうか?(ちょっと分からなかった^^;)こちらの句のほうが打越に障るように思います。芸能・音曲の句で、ちょっと惜しいんですけど、ゴメンネ。 ということで黄河の句をいただきます。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 次はこあら宗匠、雑で続けてください。 ---------- 250 付け筋に関して お気楽堂 2009/04/30 01:38 E-MAIL : HomePage: 今までも痛感しましたが、つけ筋が分からないのは物を知らないお気楽堂のせいです^^; 分かんないからと言って説明を求めるのも野暮だし、句の出来が悪い訳じゃないのでヒジョーに心苦しい。変な知識は一杯あるのにねぇ……とほほ^^; まぁ、分かりやすいばっかりだと味もこくもへったくれもなくなっちゃうので、また難しい。 「お気楽堂、この位は知ってんだろう」と出されて分からないのは悔しいので一応必死で調べますが、そんなわけで、それでも分からない場合はエラそうに再考をお願いしますのでよろしくね♪ (問題は自分の付け句だよなぁ……) ---------- 251 どもですー うりく 2009/04/30 02:00 E-MAIL : HomePage: あ、なるほど。次、お気楽堂さんだったのですね。 そして、坊主は盲点でした(笑) 旅人の「もどる」については、打越の風にかかる気がしていたんですが、見直してみると……あれー? 考えすぎだったみたいです。 ところで、文明の利器……コンセントがないのかしら。 素敵にまぬけな旅人になりましたね。 ---------- 252 おや うりく 2009/04/30 02:17 E-MAIL : HomePage: って、あ、葱坊主じゃなくて「春の夜の夢のごとし」の春! 目が醒めて→一時の夢→栄枯盛衰 という飛躍をしていました。 時間をかけると飛びすぎる傾向が(汗) ごめんなさい。 ---------- 253 おやおや 越冬こあら 2009/04/30 18:03 E-MAIL : HomePage: こんばんは。 >次はこあら宗匠、雑で続けてください。 了解致しました。 少々お待ち下さい。 ※「付け筋」の推理の楽しさと、わからないときのジレンマについて、 お気楽堂さんの御苦労、深く御察し致します。応援します。 ふれ〜!! ふれ〜! おっきらく〜!! ---------- 254 あら お気楽堂 2009/05/01 01:48 E-MAIL : HomePage: >坊主 そっか、琵琶法師ったら坊主よね。 ノーマークでした^^;(だめじゃん!) これだもんね、エラそうに言える立場かってぇの。 いえね、揺り椅子からまどろんでいただいたので、その次が夢まぼろしだと近すぎかなぁ、と思ったのでした。これも読み方によるのかなぁ。その辺は俳句と同じかもしれませんね。付け筋がはっきりしていても句意の受け取り方次第だもんね。(今更ながら清盛ももったいなかったなぁ、とか思っている。(おいっ^^;) 宗匠、応援ありがと〜! びしびし行きますよーん。 ---------- 255 ゴレンキュー! 越冬こあら 2009/05/02 07:37 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑) 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ 東京地方快晴、お出掛け日和、お洗濯日和、犬日和です。 宜しくお願いします。 ---------- 256 うらやましい お気楽堂 2009/05/03 00:40 E-MAIL : HomePage: こあらさんらしい句ですね。 何につけるのか、何が4つあるのか、そのあたりいくらでも好きに想像できます。 さて、次は兎六さん、冬で続けてください。 ---------- 257 うぃさ うりく 2009/05/03 01:24 E-MAIL : HomePage:  こんばんはー。  昨日から帰省しております。うりくです。  蛙の声がにぎやかですわー。  次は冬にてうけたまわりました。 ---------- 258 タイヤ、き 兎六 2009/05/03 11:32 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑) 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)  アスレチックへ白い息吐き     兎 よろしくおさばきください。 ---------- 259 食べ、タイ お気楽堂 2009/05/03 23:59 E-MAIL : HomePage: 楽しい展開ですね。いただきます。 ぶら下がるなり飛び越えるなり踏みつける(?)なり、好きに遊んでね。 次は、お待たせしましたMAOさん、冬で続けてください。 ---------- 260 やきう(どん) MAO 2009/05/05 10:53 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑) 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)  アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬) 枯野より取れぬフライを追いかけて  胡  <アスレチック>にトラックを含んでしまうと(装置の脇のトラックもセットでアスレチックなのか?)つきすぎてしまうなぁと思うのですが。野球です。 ---------- 261 ん? お気楽堂 2009/05/06 00:28 E-MAIL : HomePage: MAOさんの句がつきすぎか、という意味でしょうか? (いまいち分かっていない)鈍くてスミマセン^^; 私的にはぜんぜんOK。 ということでいただきます。 打った人がいるはずなのに、枯野だとなんだか一人ぼっちなイメージで、なんともうら寂しいというか侘しいというか、それがまたいいです。 次は、こあらさん、雑でつづけてください。 なんなら、恋の句でもかまいません。 ---------- 262 おっと! 越冬こあら 2009/05/06 21:32 E-MAIL : HomePage: >次は、こあらさん、雑でつづけてください。 >なんなら、恋の句でもかまいません。 承りました。 少々お待ち下さい。 ひとまず、寝ます。 連休も今日までですし……悪しからず。 ---------- 263 うたもモッツァレッラ!(チーズ) 越冬こあら 2009/05/08 05:32 E-MAIL : HomePage: (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑) 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)  アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬) 枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)  唄も縺れる港ヨコハマ       こ 桜田淳子(by中島)しか思い浮かびませんでした。 お許し頂けますでせうか。。 ---------- 264 許す! お気楽堂 2009/05/09 01:55 E-MAIL : HomePage: ↑えらそー^^; 横浜大好き! 中島みゆきスッキーには「追いかけて」は「ヨコハマ」になるんであります^^;(いいのか、こんな捌きで) 追いかけて縺れるのは足だけじゃないのでした。 (恋の句じゃないので深読みはなしで) 枯野から街中への移りもよろしいかと。 それでは次は、兎六さん、雑で続けてください。 ---------- 265 そういえば 兎六 2009/05/09 02:56 E-MAIL : HomePage: そろそろ、恋の季節でせうか。 がんばりまーす。 ---------- 266 しつもんですっ うりく 2009/05/09 22:26 E-MAIL : HomePage: まだ全然考えていないのですが、恋の句にしちゃってもだいじょぶですか? もし、やめた方がいいなら恋に行かない方向で考えますです。 旅行中につき、もうしばしお待ちを。 ---------- 267 おまかせっ! お気楽堂 2009/05/10 23:23 E-MAIL : HomePage: はい、こあらさんの時に恋の句でもと申しましたので構いません。 特に言及しなかったのは、おまかせのつもりでした。 こあらさんが恋で来たらうりくさんに続けてもらうつもりでしたが、うりくさんが恋で来たら次は私……なのよね〜^^; がんばるわ。 ここらへんは「独自の発想でバンバン」に加えて「濃厚な恋の句」を入れるのもいいらしいので……頑張ってください^^; ---------- 268 おまたせでっす! 兎六 2009/05/14 23:08 E-MAIL : HomePage: ひのふの……ほんとに、お待たせしました。 濃厚はむり〜、というわけでお笑いに。 ちゃんともつれているでしょうか。 (発句・春)  膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)    うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)  町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)    手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)  満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)    ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)  おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)   国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋) 惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)  チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)  店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)   金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月) 夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)   雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)  遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)   時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花)花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)  好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春) 春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)  紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑) ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)  役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑) 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)  アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬) 枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)  唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 ---------- 269 いやー お気楽堂 2009/05/16 00:33 E-MAIL : HomePage: むずかしかったっ! おあいそでも口説き文句でも前の続きになってしまって、長考のお時間をもらおうかと思っていたところ、天から降ってきました(おいっ! やっぱり、恋の句はむずかしいです。 (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   に勝てば少しく冷ゆる頃       兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 さて、MAOさん、お待たせしました。今度こそ有季です^^; 秋、月の座でございます。前の月と同じ景にならないように……ってもE.T.と豚ですので大丈夫でしょう^^; 自分の付け筋を探すので精一杯で、後ろに気を使っておりませんので大変とは思いますが、なにとぞよしなに^^; ---------- 270 へいへいほー MAO 2009/05/16 09:44 E-MAIL : HomePage: 難所はお三方で何とかしてくれたらしい。よかった! 月の餃子、おまかせください。 ---------- 271 そこっ 越冬こあら 2009/05/16 22:25 E-MAIL : HomePage: 餃子じゃないって! ツッコミのみ。 ---------- 272 わーい MAO 2009/05/17 00:37 E-MAIL : HomePage: つっこまれたつっこまれた。 ---------- 273 わーい×2 お気楽堂 2009/05/17 01:02 E-MAIL : HomePage: ツッコミ遅れたっ! 宗匠、ありがとう。 ---------- 274 もちもち MAO 2009/05/17 15:40 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   に勝てば少しく冷ゆる頃       兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月を糸で引きたき窓の外      胡 ---------- 275 むーん お気楽堂 2009/05/18 01:12 E-MAIL : HomePage: >望月を糸で引きたき窓の外 えーい、エラそうにいっちゃう。 「窓の外」は言わずもがなの気がします。 上中の句でいい感じが出そうなところであれっというか、惜しい賞。 もう一捻りお願いします。 ---------- 276 OKっ MAO 2009/05/18 09:05 E-MAIL : HomePage:  ちょっと考えます。  あえて窓枠を強調することで、額縁みたいにならんかしらんと考えました。では、再び。 ---------- 277 悩むー MAO 2009/05/21 00:51 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   に勝てば少しく冷ゆる頃       兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)喘息に飽きてありあけ月を購ふ    胡 ---------- 278 悩まされるー お気楽堂 2009/05/21 01:12 E-MAIL : HomePage: >喘息に飽きてありあけ月を購ふ うぅぅ…… 一晩考えさせてください^^; (テスト受けてるみたいだ) ---------- 279 ごめんなさい お気楽堂 2009/05/22 00:33 E-MAIL : HomePage:  えー、「購ふ」が微妙ですね。  ひらがなだったので菓子舗のありあけを掛けているのかなとも思ったんですが、ありあけには月餅はないようで、更に調べたところ「ありあけ本舗ハーバーズ・ムーン」というのがめっかった!(お菓子じゃなかったですが^^;)  面白いなぁと思ったんですが、購ふと言ってしまうと肝心の月がなくなってしまう気がします。 また、和歌の歴史では「有明の月」は「つれない別れ」のシンボル、らしいので、前句を受けてのありあけ月と取ることもできますが、そうすると「購ふ」が意味不明になります。  さらに、月の土地を買うという風にも読むことができるわけですが、句の雰囲気としてしっくりこない。  そんなわけで……  ほんっとすいません^^;  捌き人の読み力不足で、ホント申し訳ない、MAOさん、もっかいお願いします。 ---------- 280 へーい MAO 2009/05/22 09:09 E-MAIL : HomePage: では、再び。 ※蛇足  喘息持ちだったのですが(最近は出なくなりましたが)、眠れませんで、どうにかして助かりたいと思うもので、横にもなれずに窓を開けるのです。  もう明け方なのです。という、話。「購ふ」というのは本当、そのくらい。 ---------- 281 では MAO 2009/05/22 09:16 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   に勝てば少しく冷ゆる頃       兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月や洗濯物は揺れたまま      胡  ああ、落ち着いた。 ---------- 282 ありがとうございます お気楽堂 2009/05/22 18:22 E-MAIL : HomePage: うわの空 → 取り込み忘れ という連想ですね。 切れは発句のみなので、 >望月に洗濯物は揺れたまま と変更させていただいて、これでよろしければ確定したいと思います。 MAOさんに変更案がありましたら、お願いします。 >蛇足 なるほど、万金に値するという心境の「購ふ」だった訳ですね。 とんちんかんな読みを披露しまして恐縮です^^; 想像力が足りず、申し訳ない。 ---------- 283 ほーい MAO 2009/05/22 19:48 E-MAIL : HomePage: >と変更させていただいて、これでよろしければ確定したいと思います。  大変けっこうです。お捌きありがとうございます。 ---------- 284 では お気楽堂 2009/05/23 01:25 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   に勝てば少しく冷ゆる頃       兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 次は兎六さん、秋で続けてください。 ---------- 287 あきっ 兎六 2009/05/23 22:31 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 よろしくお捌きください。 ---------- 288 出ました、妖怪 お気楽堂 2009/05/25 03:27 E-MAIL : HomePage: 【猩猩】 [2] 中国の、想像上の動物。猿に似ているとされ、人の顔と足をもち、人の言葉を解し、酒を好むという。日本では、赤面赤毛とされている。 以上ヤホー辞書より。 ちなみに[1]はオランウータンですが、瓢だから、「酒」の意も込みということで。いや、それにしても「首」かぁ。その下はあるやなしや?ちょっと怖いぞ。 (某^^;短歌題詠を思い出しました) さて、次から名残の裏に入ります。 お待たせしました、こあら宗匠、秋で続けてください。 ---------- 289 出たな! 越冬こあら 2009/05/25 05:45 E-MAIL : HomePage: >さて、次から名残の裏に入ります。 >お待たせしました、こあら宗匠、秋で続けてください。 了解しました。 妖怪こあら、頑張ります。 少々お待ち下さい。 ---------- 290 ぶらーん うりく 2009/05/25 09:59 E-MAIL : HomePage: うう、首だけのショウジョウの話があったと思っていたんですが、 見つからないと思ったら昔話じゃなくてライトノベルでした。 今、おもいだした。 それはともかく、逆さまに顔を出している絵のつもりでした。 ちとムリがあったかも。 ---------- 291 いいのいいの お気楽堂 2009/05/25 18:18 E-MAIL : HomePage: なんたって空想の生き物なんだから、どんな想像もありです。 ちょっとおどろしいのもおもしろいし、 あるいは酔っ払った猿のようなのを連想してもおかしいし。 ---------- 292 おどろ〜! 越冬こあら 2009/05/26 05:44 E-MAIL : HomePage: しっ、暫しの、ご猶予をっ! ---------- 293 あ、いや お気楽堂 2009/05/26 15:49 E-MAIL : HomePage: うりくさんの句をどう読むかということで、 宗匠がおどろにしなくていもいいんですよ^^; 恋句みたく続けるものじゃないし。 好きなように付けてください。 ---------- 294 ね、眠いっす! 越冬こあら 2009/05/26 22:39 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  玻璃越しの髯も紅潮濁り酒      こ 酒も髯もやらないので、フィクションですが、如何でしょうか。 付きすぎですかねえ。。 ---------- 296 んーと お気楽堂 2009/05/27 01:34 E-MAIL : HomePage: >玻璃越しの髯も紅潮濁り酒 付き過ぎとは思いませんが、紅潮/濁り酒 のところで軽い切れが生じていますね。句意としては繋がっていて切れというほどでもないのかもしれませんが、気になっちゃったのでスイマセン^^; ご再考お願いします。 ---------- 297 今夜はこちらで。。。♪ 越冬こあら 2009/05/27 22:18 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ 今夜は考えすぎているかもしれません。 捻くりすぎ? 如何でしょう? ---------- 298 よかです お気楽堂 2009/05/28 01:01 E-MAIL : HomePage: いただきます。 どんぶりでかっ喰らう濁り酒。 目が据わってきたら傍に寄りたくないですね^^; では、MAOさん、雑で続けてください。 ---------- 299 よかたです 越冬こあら 2009/05/28 05:12 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 >目が据わってきたら傍に寄りたくないですね^^; わかって頂けて嬉しいです。 茶碗→どんぶり! と パワーアップして頂いて、恐縮です。 ---------- 300 わかたです MAO 2009/05/28 09:20 E-MAIL : HomePage: しょうしょうお待ちを〜。 ---------- 301 ぴーん MAO 2009/05/28 20:41 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 ---------- 302 ど、どっちにしよう… お気楽堂 2009/05/30 02:26 E-MAIL : HomePage: ありがとうございます、いただきます。 次は、丁半には弱いワタクシ。 ちと立て込んでまして、しばらくお時間ください。 ---------- 303 お待たせしました お気楽堂 2009/05/31 02:51 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 次は、こあらさん、お願いします。 雑か春の句で。その次が花の座ですので植物はNGです。 ---------- 304 うっわ 兎六 2009/05/31 13:26 E-MAIL : HomePage: すっごい心当たりがある!(笑) えらい人は名前を覚えてくれませんよね。 ---------- 305 宗匠は覚えますよ〜! 越冬こあら 2009/05/31 21:18 E-MAIL : HomePage: こんばんは。 >次は、こあらさん、お願いします。 >雑か春の句で。その次が花の座ですので植物はNGです。 了解しました。 植物で「NG」といえば、ぬかご? 零余子は、秋ですね。。。 少々お待ち下さい。 ---------- 307 うっ 兎六 2009/06/01 01:33 E-MAIL : HomePage: むしろ、わたしでした。 ごめんなさい〜。 (そして、たびたびのチャチャいれも。すみませぬ) ---------- 308 どんどん お気楽堂 2009/06/01 02:07 E-MAIL : HomePage: チャチャ入れてください。 兎六さんの身に覚えってぇと、唸る方(失礼^^;)のエライ人かしらん? あ、ちなみに、あと二つなんで先に言っておこう。 次の花の座はMAOさん、挙句が兎六さんで〜す。よろしくね^^; 宗匠! >植物で「NG」といえば、ぬかご? 笑かしていただきました^^; ---------- 309 チャチャチャッ 越冬こあら 2009/06/01 21:34 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ 鳥じゃないから「雑」でしょか。 お捌き下さい。 ---------- 310 いいっすねぇ お気楽堂 2009/06/03 01:46 E-MAIL : HomePage: おばちゃん(限定してますが^^;)と鳥と 両方掛かっているってことで。春でいただきます。 では、MAOさん、花の座よろしくお願いします。 ---------- 311 ざざーん MAO 2009/06/04 09:45 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ (ナウ五・春花) 丁字路にあたって砕く花嵐      胡 ---------- 312 えーん お気楽堂 2009/06/05 02:00 E-MAIL : HomePage: はな‐あらし【花嵐】 桜の花の盛りのころに吹く強い風。また、その風で桜の花が散り乱れること。 とヤホーに載っていますが、歳時記にはないのよね…… 上の説明では十分季語らしいけど、季語という記載はないし。 困った。 ぐぐってみると季語扱いしているサイトも多々あるようですが…… えー、前に玉葱坊主をボツにした例もありますので^^; ここはひとつ、私めの歳時記に倣うということで統一させていただいて。 花嵐だと無季ということで^^;ごめんちゃい。 もう一案お願いします。 ---------- 313 あいやさいさい MAO 2009/06/05 16:26 E-MAIL : HomePage: ようがすようがす。 では、再考。 ---------- 314 めいろ MAO 2009/06/05 22:37 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ (ナウ五・春花) 花誘ふ路地の裏手の尻尾の先     胡 ---------- 315 ありがとうございます お気楽堂 2009/06/06 03:13 E-MAIL : HomePage: いいですね。尻尾の先。 ピンと立ってるのを連想したのは私が猫好きだからです。 花を見に来てさらに何を発見したのか。 さて、お待たせしました。 兎六さん、挙句をよろしくお願いします。 ---------- 316 ちょっと一言 越冬こあら 2009/06/06 06:26 E-MAIL : HomePage: 油断している間に進んでしまって、 下の方に行ってしまいましたが、 甘味処の囀りは是非、若い娘さんで、 お願いします。 おぢさんのせめてもの清いイメージですので、 よろしく。 それだけです。 ---------- 318 にゃうにゃう 兎六 2009/06/07 01:11 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ (ナウ五・春花) 花誘ふ路地の裏手の尻尾の先     胡 (挙句・春)    向こうの丘は霞ほのかに      兎  よろしくおさばきください。 ---------- 319 うーん お気楽堂 2009/06/07 03:23 E-MAIL : HomePage: 「向うの丘」はちょっとゆるいかなぁ。 前句に「裏手」「先」と方向を示す言葉が出ているので、それにも障りますね。 もういっちょ、お願いします。 気楽にゆっくりどうぞ。 >若い娘さん 宗匠、すいません。 囀りったら可愛い声のがいいですよね、失礼しました^^; おばちゃんは撤回します。 ---------- 320 なるほど うりく 2009/06/07 07:38 E-MAIL : HomePage:  もうちょい考えてみます。 ---------- 321 もいっちょ 兎六 2009/06/07 17:08 E-MAIL : HomePage: (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ (ナウ五・春花) 花誘ふ路地の裏手の尻尾の先     胡 (挙句・春)    けんけんぱっと抜ける陽炎     兎 すべりどめにて、  たんぽぽの絮うかぶ青空 こっちは、まだゆるいかも。 ---------- 322 巻き上がりましたっ! お気楽堂 2009/06/08 03:12 E-MAIL : HomePage: いいっ!「けんけんぱっと」が最高です。 ふんわりした発句に呼応する陽炎を、ぱっと抜けて元気一杯春!という感じがします。すべりどめの方もメルヘンな感じがいいんでもったいないくらいですが、けんけんぱっとの方がだんぜんいい!ありがとうございました。 満尾です。 いやー、楽しかった〜。 道中、かなり傍若無人な捌きでしたが、皆様辛抱強く盛り上げていただき(^^;)、ありがとうございました。 (タイトルは ↓でいいのかな?) 四吟歌仙「膨らみの」 (発句・春)   膨らみの春めく手提げ袋かな     こあら (脇・春)     うぐいす餅のつぶれぬように    お気楽堂 (第三・春)   町工場みつばちの来てみつもなし   兎六 (四・雑)     手押し車のかろき静けさ      赤胡 (五・秋月)   満月の庭に一列チョコレート     こ (六・秋)     ひとさし指を露で濡らして     楽 (裏一・秋)   おはじきに勝てば少しく冷ゆる頃   兎 (裏二・雑)    国境線を過ぎるミサイル      胡 (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽 (裏四・雑恋)   チェックメイトは灯下の抱擁    こ (裏五・雑)   店先の織部にかかる橋々の      胡 (裏六・雑)    金剛杖に並ぶ焼印         兎 (裏七・夏月)  夏月の下に豚舎は寝静まり      楽 (裏八・夏)    雲の峰切る紅の翼         こ (裏九・雑)   遅かりし週に三度の便は出て     胡 (裏十・雑)    時給で選ぶ夜勤のバイト      楽 (裏十一・春花) 花片をつけて新任講師どの      兎 (裏十二・春)   好奇向学起て葱坊主        こ (ナオ一・春)  春風はそっと揺り椅子なでてゆき   楽 (ナオ二・雑)   紅茶が冷めて目の醒めるまで    胡 (ナオ三・雑)  ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎 (ナオ四・雑)   役に立たない文明の利器      楽 (ナオ五・雑)  取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ (ナオ六・冬)   アスレチックへ白い息吐き     兎 (ナオ七・冬)  枯野より取れぬフライを追いかけて  胡 (ナオ八・雑)   唄も縺れる港ヨコハマ       こ (ナオ九・雑恋) おあいそを口説き文句と思い込み   兎 (ナオ十・雑恋)  うわの空なら蹴り出すベッド    楽 (ナオ十一・秋月)望月に洗濯物は揺れたまま      胡 (ナオ十二・秋)  瓢と下がる猩猩の首        兎 (ナウ一・秋)  大胡坐かき濁り酒茶碗酒       こ (ナウ二・雑)   十円玉は裏か表か         胡 (ナウ三・雑)  家元は弟子の名前をすぐ忘れ     楽 (ナウ四・春)   甘味処に囀り止まず        こ (ナウ五・春花) 花誘ふ路地の裏手の尻尾の先     胡 (挙句・春)    けんけんぱっと抜ける陽炎     兎 起首 2009/03/12 満尾 2009/6/7 ---------- 324 お疲れ様でした。 越冬こあら 2009/06/08 05:56 E-MAIL : HomePage: 満尾、おめでとうございます。 お気楽堂様、そして皆様、お疲れ様でした。 参加者として、感無量でございます。 感想等、後ほど述べさせていただきます。 ありがとうございました。 ---------- 325 お疲れさまでした! 兎六 2009/06/08 20:17 E-MAIL : HomePage: やー、捌き役ありがとうございました。 さすがお気楽堂さん、しっかり押さえるところは押さえてらして勉強になりました。 みなさまも、お疲れ様&ありがとうございました。 ああ、今回の一巻、好きなところがありすぎて何処から挙げようか迷うくらいです。 ---------- 326 おつかれさまでした MAO 2009/06/08 22:21 E-MAIL : HomePage:  バトカメの準備で出遅れました。  あっという間に、と思ったらもうかれこれ3ヶ月やってたんですね。  いや、もう (裏三・雑恋)  惚れたのは駒子なる名とえくぼにて  楽  につきます。自信満々に投げた変化球を軽々バックスクリーンに運ばれた感じです。すごかったぁ。 ---------- 327 わーい お気楽堂 2009/06/10 02:09 E-MAIL : HomePage: そういっていただくとシャカシャカ木に登っちゃう。 でも、脅威のキラーパスで、泣きそうじゃなくて泣きました^^; >3ヶ月 そんなにかかった気がしなかったんですが、早いですね。 連句ってどんどん進んでいくから、時間の経過って問題にならないんですね。 またやりましょう。 ---------- 328 ヤボかもだけどしゃべるしゃべる うりく 2009/06/10 23:46 E-MAIL : HomePage: いまだから言える。 黄河の句、お気楽堂さんの知らないネタでした。ごめんなさい(>_<) だから、すべりどめを……ごにょごにょ。止まっていませんでしたが(笑) 表六句から裏に入るあたりは私も好きです。くるっくる変わる。 それから、ジブリ。「紅の豚」がくると、豚舎も「千と千尋」になりますよね。 あと、裏表から名前忘れに転じたところも、賭事に行かなかった! と拍手したものです。 ---------- 329 いやいや お気楽堂 2009/06/12 01:16 E-MAIL : HomePage: 誤る必要ないですよ〜。 知らないネタでもいいんじゃないでしょうか。 読む方はそれぞれが、あれこれ想像するので。 (ちなみに、ぜんぜん黄河じゃないネタを連想してしまいました^^) ビンゴなネタを汲み取れないこっちがスイマセンなんですが^^; ぽつねんと黄河を見やる旅人の    兎   役に立たない文明の利器      楽 取り合えずタイヤも四つ付けてみる  こ   アスレチックへ白い息吐き     兎 枯野より取れぬフライを追いかけて  胡   唄も縺れる港ヨコハマ       こ ここら辺はいい意味で四者四様(笑)って感じで面白かったです。 やっぱり発想の違いというか、そういうのが連句には必要なんだなあとつくづく思いました。それでこそのキラーパスだし^^; 考えてみれば、俳句短歌を両方やってるというのが共通点の4人なんですなぁ。仕事もライフスタイルも全然違うし。 うーん、大事にしたいお友達だっ! ---------- 330 宗匠感想 越冬こあら 2009/06/14 05:36 E-MAIL : HomePage: 改めて読み返してみて、連句の良さ(味?)というものが やっと少し、わかった気がします。 リズムと情景が、スゥーッと心地良く流れる中に あるいは個性的な言葉、あるいは煌く言葉、 あるいは驚ろかされる言葉たちが、それこそ 玩具箱をひっくり返したように並んでいて、 その上、繋げていった時々の緊張感と満足感が 埋め込まれていて、素晴らしい共同制作だと…… 正に、感無量です。 たいへんだけど、面白いです。 感動しました。 ---------- 331 うんうん お気楽堂 2009/06/15 02:43 E-MAIL : HomePage: 殊更に俳句短歌と関連付けなくても、なんというか日本人の血というか、 七五調ってなんかすんなり馴染んでしまう。 あれこれ言葉を捜しながらも、ぺろっと出てくるリズムのようなものがある。 それで、自分だったらこの発想とこの言葉は絶対出てこない!という句が出されて、ぞくぞくして。 俳句はさっぱりなんですが、今は連句が面白くてたまりません。 ---------- 332 さてさて 越冬こあら 2009/06/30 05:49 E-MAIL : HomePage: いよいよ六月尽 そろそろ如何、MAO師匠 それとも何方か…… 私は駄目なの 御免ない ---------- 333 えー MAO 2009/06/30 17:34 E-MAIL : HomePage: おー。 自信ない。ですが。 夏ですし。 やるですか。 発句のいいのがあれば。 お気楽堂さんか、うりくさんか、他誰か。 夏の句を。 ちょっと調べてみます。 ---------- 334 おー 兎六 2009/06/30 21:25 E-MAIL : HomePage: よろしくおねがいします>MAO師匠 俳句、最近作っていませんが、ひねってみます。 お気楽堂さんも、よろしければお願いします。 ---------- 335 ひゃー 越冬こあら 2009/06/30 22:16 E-MAIL : HomePage: MAO師匠、兎六様、 (良い)お返事ありがとうございます。 感動して、涙眼です。 お気楽堂さん、よろしくお願いします。 ---------- 336 師匠は勘弁してください MAO 2009/06/30 23:55 E-MAIL : HomePage: 支障があります。(減点8) せつかくなので季語が「梅雨」で発句のがいいのですが、兎六さん、いかがですか? ---------- 337 遅刻っ! お気楽堂 2009/07/01 03:19 E-MAIL : HomePage: 宗匠、遅くなりましてスミマセン。 またよろしくお願いします。 MAOさんの捌き、楽しみです、よろしくお願いします。 えー、兎六さん、発句はまかせたっ! よろしくお願いします^^;(ごめんちゃい) ---------- 338 つゆまっさかり 兎六 2009/07/02 00:10 E-MAIL : HomePage: みなさん、すばやいですね。 >お気楽堂さん はーい。がんがります。 遅刻というには早すぎるやうな。 >MAOさん 支障&季題、了解でっす。 まさに当季ですね。では、まず一句。   バラバラにして片付ける梅雨の窓 ……継続的に考えます。梅雨の明けないうちに。 ---------- 339 あー MAO 2009/07/02 00:21 E-MAIL : HomePage: >バラバラにして片付ける梅雨の窓 ……もうちょっと、待とうかしらん(笑) ---------- 340 はい うりく 2009/07/02 00:41 E-MAIL : HomePage: お待たせします。 ---------- 341 こそこそ 兎六 2009/07/04 00:44 E-MAIL : HomePage: もう一晩……。 ---------- 342 じーっ MAO 2009/07/04 01:04 E-MAIL : HomePage: ええ、どうぞどうぞ。 ---------- 343 お待たせです 兎六 2009/07/04 13:21 E-MAIL : HomePage: どないでせうか。   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて ---------- 344 OKです MAO 2009/07/05 10:15 E-MAIL : HomePage:  陰影がはっきりして、非常に印象深い出になると思います。  いただきます。  さて、表六句。  なんかこう、粛々と進めたほうがいいようです。場面の転換だけ考えて、派手な動きはなしに。本来だと、外来語や擬音語、擬態語も縛るところは縛るようですが、とりあえず粛々と進めばいいかなと思っております。  では、脇、しばしお待ちください。 ---------- 345 はじめ。 MAO 2009/07/05 14:46 E-MAIL : HomePage: 発句 荒梅雨や晴れては影の濃くなりて 兎六 脇  漲る背(せな)に宿る櫛名田   赤胡 ※ 櫛名田……クシナダ姫。日本神話における稲田の神様です。  田植え。脇なのにがんばりすぎたか。  さて、五句目は月の定座ですので、三句目の方は、あまり見上げるかたちの句で無いほうが、あとあとが楽でありす。  レディーファーストちゅことで、お気楽堂さんに雑句でお願いします。二句目が人情(他)ですので、人情(他)もしくは人情なしで。 ---------- 346 九品だ 越冬こあら 2009/07/06 12:36 E-MAIL : HomePage: なるほど。 一読、 影の濃くなった山の背を 人間の背中に見立てて、 一面の田畑が宿っている風景かと思いました。 (櫛名は、地名か何かかと思った) 漲る背中に「神様」が宿って あらせましたのですね。 納得です。 また一つ、利口に成りました。 以上です。 ダンディーセカンド。 ---------- 347 あーうー。 MAO 2009/07/06 14:52 E-MAIL : HomePage:  変更。 >漲る背に宿る 「る」被りがいまひとつ。  変えます。 発句 荒梅雨や晴れては影の濃くなりて 兎六 脇  漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡  です。  表六句は凝るな、といわれていますが、クシナダです。ごめんなさい。はやく「神祇」を消化しておきたかった、というのもあって。  じゃ、続きを。 ---------- 348 あ、やべ! お気楽堂 2009/07/07 02:00 E-MAIL : HomePage: >神祇 考えていた句が寺の景だったのであわてて訂正。 発句 荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 遅くなりました。お捌き下さい。 宗匠 >ダンディセカンド オモロー!(なべあつ風に) ---------- 349 に MAO 2009/07/07 09:33 E-MAIL : HomePage:  に。 「に」の重複は「櫛名田は座す」が両方に並列にかかるものとしていい気がします。櫛名田は美女ということですので、船でくだるのです。絵面がいいです。いただきましょう。  ああ、そうすると「恋」の句になってしまうのか。  まぁいいや。絵のよさをとります。  ではこあら宗匠。雑句でお願いいたします。  今後の流れとして、五句目を「秋の月」にします。んで、兎六さんかお気楽堂さんとおふたりに出してもらって、どっちか採用したいと思います。六句目は状況によって。  4句区切りで変則的に順番を振っていく予定です。よろしくどうぞ。 ---------- 350 にんにん 越冬こあら 2009/07/08 05:35 E-MAIL : HomePage: 四句目、雑句、了解いたしました。 ところで、春とか秋とかに並んだ 一文字「雑」は「ぞう」と 読むようですが、 「雑句」は「ぞうく」ですか? 「ざつく」ですか? 「ざっく」ってことはないですよね。 しばしお待ちを。 ---------- 351 おそらくは MAO 2009/07/08 09:38 E-MAIL : HomePage:  「ぞうく」だと思うのですが、気を抜くと「ざっく」と読んでいます。で、しらべたら「ぞうく」でした。「ざっく」だとてきとーな感じに見えますが。 ---------- 352 今夜のうちに 越冬こあら 2009/07/08 22:24 E-MAIL : HomePage: 発句 荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 第四  鉛筆一本立った放課後      越冬こあら 今夜のうちに出した答えです。 如何でしょうか。 ---------- 353 読み方御礼 越冬こあら 2009/07/09 05:28 E-MAIL : HomePage: MAOさん、どうもありがとうございました。 雑句=「ぞうく」 納得できました。 記念に、今回の長短詩お題も 「雑」で参りたいと思います。  ↑QBOOKSでの話でした。 ---------- 354 えー MAO 2009/07/09 21:28 E-MAIL : HomePage:  まずはお詫び。  芭蕉俳諧からすると、表で神祇はいかーん! ということになっておりました。普通に書いてあった。ので、クシナダはよくないのです。驚愕しました。  が、これも勉強ということで進めます。もうしわけありません。  さて。 第四  鉛筆一本立った放課後      越冬こあら  次が月なのです。ので「放課後」とするとどうしても夕方から、そうですねぇ、遅くとも夜八時とかになると思います。で、秋の月、満月を描くとすると、満月が出てくるのが夜六時過ぎ。天頂に来るのが真夜中、となります。  次の読み手に「出たての満月」を仕向けるのはどうかなぁ、と考えたのです。秋の月ですし。表六句ですし。私が申し上げるられる義理ではありませんが(笑)、最初なので、あとの月をより輝かすようなサポートを、お願いいたします。 ---------- 355 イッポン! 越冬こあら 2009/07/10 05:33 E-MAIL : HomePage: なるほど。 時間軸の流れ、ですね。 イメージとしては、 美丈夫→イッポン→鉛筆→放課後 だったので、 元の辺りを残して、   一本杉は傾き知らず というのは、アリでしょうか。 「一本杉だと見上げてしまうので、月の前には気になる」とか 「遠景が続く」とか 「時間軸が定まっていない」とか 支障がありそうですが、 いかがでしょう。 とアップしつつ、腹案を練ります。 ---------- 356 ランチタイム 越冬こあら 2009/07/10 12:30 E-MAIL : HomePage: ここでまた、候補作を上げさせて頂きます。 いくつも上げては迷惑かも知れませんが、 ひとつひとつ「ここが悪い」と解説して頂くと、 たいへん参考になりますんで、よろしくお願いします。   男は黙ってネット通販 いかがなもんでしょうか。 ---------- 357 えーと MAO 2009/07/10 16:31 E-MAIL : HomePage: 舟を繰る八頭身の美丈夫に (お気楽堂) 一本杉は傾き知らず  えーと。  どういう絵を結べばいいかがいまひとつわからないのです。 「杉」単品では無季だと思いますが、川を行く舟の遠景に、杉が一本だけ、という図でしょうか。そうすると、美丈夫も杉も両方ともを主役にはしにくいところがあります。「美丈夫」だとわかるカメラワークなのです。そこで、背後の一本杉も入れよう、となると事情がややこしいのです。  もう一つ目、「男は黙ってネット通販」については、表に外来語を持ってくるのはよしておきましょう。  4句目、月の前でありますので、軽くつけてくださると、助かります。 ---------- 358 はぁい。 越冬こあら 2009/07/11 05:55 E-MAIL : HomePage: MAOさん、解説ありがとうございます。 本当に勉強になります。 「一本杉」は、私の頭の中では、言葉として繋がった気がしていましたが、確かに「絵として」はかたちを成していません。 外来語もやめます。 と、 しかし、「軽くつける」は、かなり難しいものですね。 考えすぎず、奇を衒わず、感じるままに「すぅ〜っと」 頑張らずに「ちょっと気にする程度に」試行錯誤します。 お手間を取らせますが、もう暫らくお待ち下さい。 ---------- 359 今日の収穫 越冬こあら 2009/07/11 22:27 E-MAIL : HomePage: 発句 荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 第四  結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 軽く素直につけてみました(つもりです)。 如何でしょうか。 ---------- 360 いただきます MAO 2009/07/12 01:35 E-MAIL : HomePage:  これでいきやしょう。実に軽くていいです。  では秋の月であります。大胆かつ繊細に参りましょう。  兎六さんかお気楽堂さんに、と思っていたのですが、兎六さんに発句をお願いしているので、お気楽堂さんにお願いします。  秋の月、できる限り無人情でお願いします。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏  漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑  結わきし髪が示す風向き      越冬こあら ---------- 361 はあい お気楽堂 2009/07/12 11:35 E-MAIL : HomePage: >秋の月、できる限り無人情で 了解。しばしお時間を。 ---------- 362 案外むずかしい… お気楽堂 2009/07/13 03:57 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 月の夜のどこからとなくいいにおい 楽 あんまりぱっとしない…… 文字も漢字がいいのかひらがながいいのか分からなくなりました(泣) お捌きください。(←まる投げ) ---------- 363 おっと MAO 2009/07/13 09:47 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 月の夜のどこからとなくいいにおい 楽  脇「漲る背」(人情自)、三句「美丈夫」(人情他)、四句「髪」(人情他)と続いてしまったので、人を風景に入れたくないのが一点。  あと、月の定座なので、月を主役にして欲しいなぁ、というのがあります。こっちはそんなでもないですが。  とりあえず、人ばっかり続く状況をなんとかしたいと思います。  無人情でよろしくお願いします。 ---------- 364 そうか お気楽堂 2009/07/14 02:34 E-MAIL : HomePage: いいにおいってことは人情句になるんですね。(今頃気付いている^^;) 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 望月の見えつ隠れつ雲流れ     楽 風が吹いているということで。 月が主役になっているかしらん? お捌きください。 ---------- 365 むずかしい MAO 2009/07/14 22:12 E-MAIL : HomePage: 今回、はじめて捌いているのですが。 難しい。想像すれば想像するほどドツボにはまるのです。 もンのすごく勉強させていただいております。 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 望月の見えつ隠れつ雲流れ     楽  「雲流れ」ということは実は五句目にも風が吹いているのです。  コレを短歌ないし和歌の尺で考えたときに、「風向き」と「雲流れ」はやっぱりダブるなぁ、と思う次第です。「雲流れ」だけなんとかいじくれれば、軽さとしては申し分ないと思います。ええ。 ---------- 366 えーと お気楽堂 2009/07/15 02:19 E-MAIL : HomePage:  すみません、どうもまだ、付け筋というものを理解できていない気がします。前句の言葉から連想ゲームのように直接的にしか付け筋を見つけられないというか。  人情句にならないためには風か方角につける他ないなぁと。もちろん「雲流れ」には風が吹いているわけですが、自分の中では風が吹いていることが付け筋になると考えた次第です。ただ、場面というか景が変わらないという不安はありました。  で、雲が流れないことには「見えつ隠れつ」になりませんので、ちょっと変えます。 葉擦れふと止みたる後の月今宵  そんでもって、やっぱり櫛名田からもうひとつ景が動いていないっつーか戻っているっつーか。うーん。  方角で考えたのは 東南の窓いっぱいに月今宵  目線があるから人情句になっちゃうでしょうか?  分からない……のでMAOさんにパス。  ダメ出ししてください。  ---------- 367 あ、 お気楽堂 2009/07/15 02:22 E-MAIL : HomePage: MAOさんが「ダブる」と思われた点がいわゆる「付き過ぎ」ってことなのかなぁ? (そんな気がしてきた) ---------- 368 ええと MAO 2009/07/15 09:26 E-MAIL : HomePage:  ビギナーなのでこの辺は相談しつつ進めたいのですが。  それぞれの連関が和歌(または短歌)として成立しつつ、世界が展開していくのが歌仙だと思うのです。ので、風のイメージが被るのは、短歌的な意味合いとしてあんまり美しくないなぁ、といった次第です。捌きの根拠はそんなところです。  さて。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月今宵     楽  こっち、いただきます。  つくつかないの問題はさておき、いままでの視点の距離から一気に遠景にカメラが下がるあたりが見ものだなぁと思ったのです。  では、秋。発句→脇の流れを踏襲したくないので、六句目はアタクシが。その後、裏の一はうりくさん、こあらさんと続けます。 ---------- 369 では。 MAO 2009/07/15 09:35 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月今宵     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡  静謐感を。ええ、ええ。  さて、裏に入ります。兎六さん、秋の句でお願いします。  キラーパスどんとこいです。  人情の有無もお任せします。ホームランを狙ってください。 ---------- 370 ああでも MAO 2009/07/15 09:39 E-MAIL : HomePage:  体言止め、続くわねぇ。  今気づいた。 >東南の窓いっぱいに月今宵  これを、 >東南の窓いっぱいに月出でて  にしてみてよろしいでしょうか。  対案があればちょいちょい直していきます。とりあえずは前に進みましょう。 ---------- 371 はいなー 兎六 2009/07/15 20:33 E-MAIL : HomePage: うけたまわりました。 ホームランか大ファールか、とぁ。 ---------- 372 オッケー牧場 お気楽堂 2009/07/16 02:45 E-MAIL : HomePage:  丁寧なお捌き、ありがとうございます。  MAOさんの案で異論ありません。 >それぞれの連関が和歌(または短歌)として成立しつつ、世界が展開していくのが歌仙だと  MAOさんの言わんとするところは腑に落ちました。ありがとうございます。  つーことは、ワタクシかなりトンチンカンな付け句なり捌きなりしていたような……(今更ながら汗^^;)  巻き上がるころには深いところで理解出来ているよう、がんばります。 ---------- 373 ながらく 兎六 2009/07/19 08:00 E-MAIL : HomePage: おまたせしました。 打越が場の句なんで、ここは人情ありで。 待ちかねの恋になっちゃうのんで、ダメでしたら再考します。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 七・秋  残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 ---------- 374 おっ MAO 2009/07/19 10:12 E-MAIL : HomePage:  長芋からぬらっとしたほうに引っ張った。  待ちかねの恋、いいでしょう、いただきます。  じゃあ次、宗匠。秋の恋でお願いします。 ……確か明日まで留守だと聞いていますが。まぁいいや。 ---------- 375 む うりく 2009/07/21 21:41 E-MAIL : HomePage: 四句目になりますが、秋であってますか? ---------- 376 わ 越冬こあら 2009/07/22 06:51 E-MAIL : HomePage: わっ、出遅れました。 出番了解。 っと、「秋の恋」でよろしゅうございますか? 空きの鯉、、、あきのこい(cf.ほしのあき) ---------- 377 お MAO 2009/07/22 20:24 E-MAIL : HomePage: >兎六さん  五句目くらいまでいいかなぁ、と。  夏と冬は3句以内! ということのよーです。  そのつもりでしたので、そのつもりでまいります。  というわけで。 >こあらさん  秋でなくても良いです。秋または雑でお願いします。 ---------- 378 は 越冬こあら 2009/07/22 22:02 E-MAIL : HomePage: あきまたはぞう! 了解しました。 秋恋、秋蔵。 しばらくお待ち下さい。 ---------- 379 ぁ 兎六 2009/07/23 01:21 E-MAIL : HomePage: >MAOさん 五句くらいまではOKってわかっていたのですが、 最初のとき自分が、三句目のつもりで「秋で!」って 言っちゃったもので、念のため。 そのつもりでしたら、ぜんぜん問題ありません。 ---------- 380 つ 越冬こあら 2009/07/23 05:37 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。 よくわかってないかも知れませんが、 「下手な……数打ちゃ……」というわけで、 まずは、 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 七・秋  残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 八・秋恋  夜露に濡る伯爵の文       こ 血ぃ吸う〜たろかぁ〜。 ちゅう感じです。 如何なもんでしょう。 ---------- 381 さばく MAO 2009/07/24 01:43 E-MAIL : HomePage: 裏一・秋  残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋  夜露に濡る伯爵の文       こ 「残る蚊に〜」の句が「血を吸おうとすれば、このような目にあうのだぞ」という見せしめの句だとすれば、それに継ぐ「夜露に濡る伯爵の文」はなんだろうか。  肌に点々と、まるく膨らむモールス信号か。夜露に濡れるあたり、どうも夏の夜に屋外でなんらかやっていて(笑)蚊に食われたらしい。そう考えると、ギリギリの線でエロスかなぁと思ったりするのであった。  でも、血を吸う蚊って、メスなんだよなぁ。 ……。  なにか判断基準を定めないとワケがわからなくなってくる(笑)。でもつながったので、とりあえずこれでよしとします。  さて、お次はアタクシ、雑恋でつけます。 ---------- 382 つきの 越冬こあら 2009/07/24 05:47 E-MAIL : HomePage: 蛇足ですが、解説させていただきますと、 蚊→血→吸血→ドラキュラ→伯爵 という流れと 「見せるばかり」→「今は独り」→かつての恋→文 という流れの合流です。 つまり、夜露は涙 だと……。 蛇足でした。 ---------- 383 あー! MAO 2009/07/24 23:09 E-MAIL : HomePage: 宗匠誕生日だ! おめでとうございます。 ざます。 ---------- 384 うやっ! 兎六 2009/07/24 23:23 E-MAIL : HomePage: そうなんですか!? おめでとうございます! ---------- 385 恋ぬのわるつ MAO 2009/07/25 14:56 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡  橋姫、というのは嫉妬に狂う鬼女だと云われております。丑の刻参りのベースになった人。というか、鬼。  恋の句というのも、また「もどってはいけない」もののようです。手紙も出したし、嫉妬に燃えたし、ではお気楽堂さん、その次の展開をお願いします。もういっかい初々しい方向に戻るのは禁止とします。 ---------- 386 51 越冬こあら 2009/07/25 19:49 E-MAIL : HomePage: 歳になりました。 ありがとうございます。 ふぅーー!! (51本の蝋燭を吹き消す音【溜息ではないよ】) ---------- 387 お誕生日! お気楽堂 2009/07/26 03:15 E-MAIL : HomePage: 宗匠、おめでとうございました。(←ヘンッ^^;) 出遅れまして失礼しました。 >その次の展開 了解です。しばしお時間いただきます。 ---------- 388 遅くなりました お気楽堂 2009/07/28 02:39 E-MAIL : HomePage: 了解と言ったものの、次の展開の解釈に迷い、 恋の呼び出し、恋、恋、の次で恋離れと考えました。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 えー^^; 鬼首(おにこべ)村→八墓村も考えたんですが、 そっちは「たたりじゃ〜」なので(たしかおっさんが走っていたような?)、 嫉妬と鬼女の路線で「悪魔の手毬歌」ということで^^; お捌きください。 ---------- 389 なるほど MAO 2009/07/28 23:30 E-MAIL : HomePage:  金田一耕介シリーズなのですね。  ミステリーにゃ昏いもんで、いまWikipedia見てました。愛憎関連の話なのかしらん。なおかつ、犯人は女性だったりすると。  この辺、読んでいると「あー!」なんでしょうねぇ。  よくわかりませんが、特に引っかかることも無いのでいただきます。  えーと、捌く側の失策ですが、全体を通すとちと体言留に偏りすぎた感じです。そこまで見越せなかった。  で、次は雑句です、が、裏の七に「冬の花」を予定しています。  ちょっと人情を入れすぎたので、遠景ひとつ、お願いします。  順番で云うと、兎六さん。お願いします。 ---------- 390 うぃさー 兎六 2009/07/29 00:40 E-MAIL : HomePage: 象の場の句にて、了解しました。 もとい、雑。 ---------- 391 ぐるぐる 兎六 2009/07/31 01:44 E-MAIL : HomePage: もー、一晩。(毎度おなじみ) ---------- 392 イインダヨ! MAO 2009/07/31 10:50 E-MAIL : HomePage: 急ぎじゃないんですよ! 日曜くらいまで忙しいのでのんびりしていていいです。 ---------- 393 お言葉にあまえて 兎六 2009/08/01 00:11 E-MAIL : HomePage: いまいちの一句は没にしまつ。 景の句と思うと、なかなかむつかしくて。 ---------- 394 こんなんでました 兎六 2009/08/04 18:43 E-MAIL : HomePage: おまたせしました。ゆるいかなぁと思いつつ、提出。 お捌きください。 人情なしはむつかしゅうございました。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 ---------- 395 花 MAO 2009/08/04 22:59 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬 今川焼の包み転がる        胡  鬼首村を走る探偵が老犬のせいで急にコメディになってしまいました。稲垣吾郎が中村梅雀くらいにはなった。いいと思います。  で、犬のところには空の袋を転がしてみました。それでも犬は動かない。あれは袋である、と。分別のある犬。  さて。花を入れたいと思います。  普通「花」というと桜なのですが、せっかくのめぐり合わせなので、冬の花を入れたいと思います。で、芭蕉先生によると「桜」ではなくて「花」でなくては、桜を賞賛したことにはならない! と厳しいのですが、でも冬の花ですので「花」だとわかりにくいかなぁ、といったところです。  花の句、こあらさんにお願いしたいと思いますがいかがでしょうか。もし厳しいようならば、出来た人が変則的に続けるのでもいいと思います。  よろしくどうぞ。 ---------- 396 鼻 越冬こあら 2009/08/05 05:13 E-MAIL : HomePage: 冬の花というのは、花=桜で、「冬桜」ということでしょうか。 それとも「冬菫」とか「冬薔薇」とかでよろしいのでしょうか。 教えて下さい。 「今川的包み」的な繋がりには、 チャレンジしてみたいと思います。 でも、良いのが出来てしまった方は、ご遠慮なく。 ---------- 397 はい MAO 2009/08/05 08:49 E-MAIL : HomePage:  桜にこだわらない方向で行きたいと思います。 「冬菫」「福寿草」「ポインセチア」「水仙」「カトレア」「枇杷の花」「山茶花」などでお願いします。 ---------- 398 時間稼ぎ 越冬こあら 2009/08/06 05:28 E-MAIL : HomePage: なかなか浮んでこないんで、質問です。 連句では発句以外は「切れ」を嫌うのでしょうか?   冬薔薇あの肥満児も御嫁入り という句が浮んだのですが、切れ字は使ってないものの 切れがあるので「禁止」でしょうか? 質問ばかりでスイマセンが、宜しくお願いします。 ---------- 399 あえ MAO 2009/08/06 09:17 E-MAIL : HomePage: よくわからないので、ちょっと調べてみます。 ゆっくりお考えくださいまし。 ---------- 400 しらべたところ MAO 2009/08/06 17:41 E-MAIL : HomePage:  発句以外では「や」「かな」「けり」などの切れ字は避ける、とあります。おそらくは途中であえて流れを切るような真似はするな、ということなんだと思われます。  で、お尋ねの単なる「切れ」ですが、切れ字を意識しない範囲で、ということであればそんなに気にならないのではないか、と云うのが小生判断です。  決め式は必要最低限でいいと思います。ということで。 ---------- 401 粘着 越冬こあら 2009/08/07 05:38 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 「切れ」についての調査、ありがとうございます。 (注:次は「いぼ」について……とか、言わないように) さて、実作のほうは、「切れ」を離れて、 「の」でくっ付いちゃってる感じになりました。 今川焼きの食感みたいなものが、伝わればと思います。 如何でしょう。 頭は「裏七・冬」で良いですか? それとも「裏七・冬花」? ---------- 402 いぼの意図 MAO 2009/08/07 09:31 E-MAIL : HomePage:  ふふふふ。  母ちゃんの屋台が今川焼屋で、冬菫も花壇でしょう。裏三あたりからどんどん視点が下がってきていて、ここらでぽんと飛ばしたいところです。裏七で溜めがきいた感じです。いただきます。  裏七・冬花、いただきます。  ぇーとでは次、兎六さんにしましょう。  雑句でおねがいします。人情の有無は問いません、が、飛躍させてください。キラーパス希望。 ---------- 403 ういさ 兎六 2009/08/07 21:56 E-MAIL : HomePage: 定座とちがうっぽいですが、キラーパス、うけたまわりました。 どこか、遠くに〜。 >いぼの…… おそうめん、この夏はずいぶんお世話になりました。 ---------- 404 盆休み【休業貼り紙】 越冬こあら 2009/08/09 23:03 E-MAIL : HomePage: 連句掲示板参加者各位 立秋を過ぎ熱帯を思わせる天候が続いております。 さて、私【越冬こあら宗匠】このたび、 勤め先から幾ばくかの休暇(有給)を頂き、 ネットの届かない世界へ羽を少々伸ばしに参ります。 従いまして、下記の期間、この掲示板を覗けませんので、 御承知おき下さいませ。  期間8月11日〜15日(予定) よろしくお願いします。 ---------- 405 いいなぁ MAO 2009/08/09 23:19 E-MAIL : HomePage: いってらっしゃいまし。 ---------- 406 あら 兎六 2009/08/10 00:25 E-MAIL : HomePage: いってらっしゃいまし。 お土産話、楽しみにしていますね。 ---------- 407 おまたせしましたー 兎六 2009/08/10 23:38 E-MAIL : HomePage: おさばき下さい。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  列車の旅はイスカンダルへ    兎 ---------- 408 おー MAO 2009/08/11 00:14 E-MAIL : HomePage:  飛ばした! 新章!  よいと思います。で、次の人がこの流れからどう広げていくか。 ---  で。  えー。  兎六さんの仰るとおり、なにかものすごく勘違いをしていたようです。花の定座は裏の11句目なんですね。  完全にボケていたとしか言いようがない。  が、巻き戻しません。  ちょうど11句目は春ですし。ここは桜で行けそうな気がします。  で、次はお気楽堂さん、次にこあらさんと来れば4句ずつバランスが取れる按配です。  打越が花でありますので、その辺、留意の上。 ---------- 409 あ、あー 兎六 2009/08/11 00:50 E-MAIL : HomePage:  裏七のタグ直し忘れています。すみません。  花としないとすると、月の事情が。  いくらなんでもイスカンダルはキラーパス過ぎるので、再考したいのですが、お許しいただけますか? ---------- 410 お? MAO 2009/08/11 10:32 E-MAIL : HomePage:  そうですか?  では、お待ちします。宗匠も15日まで帰ってこないと思いますので。のんびりやれればと思います。  イスカンダルはキラーパスと云うよりも素直に蹴飛ばしたなぁ、と云う感じでしたが。 >冬の花  冬菫は捌く人のミスとして未来永劫語り継がれることでしょう。 ---------- 411 素直に 兎六 2009/08/11 23:57 E-MAIL : HomePage: 自陣ゴール前にかっ飛ばした感じでしたので。 ちょと、雑の月はきついかもですが、実家で考えますー。 ---------- 412 おまたせしましたー 兎六 2009/08/15 08:48 E-MAIL : HomePage: おさばきください。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 ---------- 413 ふふふふ MAO 2009/08/15 14:03 E-MAIL : HomePage:  いい。  斬新!  さて、ではお気楽堂さん、おねがいいたします。  雑で続けるのが常道ですが、お気楽堂さんは雑句がおおいので、春でもかまいません。次、人情無しは難しいと思いますのでそこはお好きに。  11句目に花の定座があります。見上げるものはご遠慮ください。 ---------- 414 やっと 越冬こあら 2009/08/15 22:55 E-MAIL : HomePage: 退院してまいりました。 復帰です。 よろすく。 ---------- 415 おかえりなさいー 兎六 2009/08/16 08:45 E-MAIL : HomePage: 病院だったのですね。 退院、おめでとうございます。 ---------- 416 遅くなりました お気楽堂 2009/08/19 03:02 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 すいません。人情無しはやっぱ無理でした^^; お捌きください。 宗匠 おかえりなさい。 大事無いようで、よかったです。 ---------- 417 この辺の MAO 2009/08/19 21:20 E-MAIL : HomePage:  ストーリーテリングがすごいよなぁ。  為替のおかげですってんてんの男が手相見に呼び止められる。お兄さん、そうそう悪いことばかりじゃなさそうだよ――と。  物語が出てきます。いいものです。  さて、お次はこあらさん、お願いします。  雑か春かでおねがいします。次が花ですので、花の邪魔にならぬよう。なにかその、大人の送りバントを、お願いします。  人が続いてしまったので人情なしか、あっても人情他でおねがいします。 ---------- 418 大人の義理人情バトン! 越冬こあら 2009/08/20 05:19 E-MAIL : HomePage: 「大人の送りバント」了解いたしました。 雑か春、人情なしor人情他で……。 どーもモノを知らなくて申し訳ないんですが、 「人情他」っていうのは、   直接人に関する表現がない。(人情なし)   人に関する表現が出てくるが、主ではない(人情他) というような感じでしょうか。 ……と書きつつ、検索したら、出てきました。 一人称(人情自)、二/三人称(人情他)、 ということですね。 自問自答でした。 少々お待ち下さい。 ---------- 419 あい MAO 2009/08/20 15:58 E-MAIL : HomePage:  おねがいします。  あ、なお、本日夜よりちょっと東京を離れます。  23に帰る予定ですが、気の向きようによっては25くらいになるかもしれません。ので、ゆっくりやっつください。  この板の掲示板を携帯にいれていくので見られるとは思いますが、小生句投稿(次)は帰ってからになると思います。  よろしくお願いします。 ---------- 420 わー MAO 2009/08/20 18:05 E-MAIL : HomePage:  携帯が掲示板に対応してない! ちゅかCGIは非対応なのを思い出しました。  じゃー、あー、ネットの出来るところを探します。 ---------- 421 ザ・ピーナッツ 越冬こあら 2009/08/21 05:33 E-MAIL : HomePage: 行っちゃったみたいですが、 いちおう、作ってみましたんで、 書いておきます。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 季語は「シャボン玉」で、春、人情なし。 バントしたつもりですが、 視点が上向いてしまうので、 花の句につながり難いでしょうか。 お捌き下さい。 なお、前回の標記を「裏七・冬」から 「裏七・冬花」に修正しました。 結果、「花母ちゃん」と繋がってしまいました。 そういう「カアチャン」も居るには居るでしょうが、 「花街の母」みたいで、ちょっと ドラマチックすぎるかもしれません。 お帰りお待ちします。 ---------- 422 はーい MAO 2009/08/25 12:28 E-MAIL : HomePage: はづかしながら、帰ってまいりました。 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ  一回「どぶ川」で視点を下に落としておいて、しゃぼん玉で持ち上げる、とするとそんなに上向きにはならないように思います。  方向は面白いと思います。このままいただきましょう。  で、おとというりくさんとごはん食べながら相談していたのですが、どうも「冬花」は当方の手違いの部分もあり、挽回のため次は花の定座、「月花」でどうかということなので、そうしてみようかと思います。  というわけで、次あたし、いきます。お待ちを。 ---------- 423 はなつき MAO 2009/08/27 21:01 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡  大変でした。「往き往きて」が前の句からの時間の変遷に引っかかればなぁ、という話です。  では次、上野の山だとすればお気楽堂さんのほうが続けやすいか知らん。よろしくおねがいします。先の展開を決めるポイントです。ご随意に。 ---------- 424 なかなか お気楽堂 2009/08/29 02:42 E-MAIL : HomePage: 用言でしまらなくて苦労しました。 どうも、私は体言止めになりやすいようです。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちで春を追いかけましょう  楽 こういうの、ありかしらん? わからないので出してみます^^; 往くに追いかけるは近すぎるですか? お捌きください。 ---------- 425 おっとぉー MAO 2009/08/29 09:44 E-MAIL : HomePage: 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちで春を追いかけましょう  楽  あー、桜マニア。もしかすると鹿児島あたりから桜を追いかけてきたのかもしれない。で、ようよう上野にたどり着いて、次は秋田。「こまち」というのは秋田新幹線のことだと読んでいいでしょうね。 >往くに追いかけるは近すぎるですか?  で、ご指摘のとおりです。「往き往きて」が結果として「追いかける」になるのですから、ここはもったいないです。なんかもっと別のニュアンスを入れるか、もしくはもっと軽く飛ばすか。秋田にまで行っちゃう発想はなんとか活かしつつ。どうにかしたいものですが……。「こまちに乗った吾の経緯(いきさつ)」とか。ああ、春の句じゃないや。 ---------- 426 やっぱりねぇ お気楽堂 2009/08/30 02:41 E-MAIL : HomePage: 春に呼ばれてこまちに乗りぬ 春に誘われこまちに乗りぬ こまちに乗れと春がささやく こまちはOKとして、あれこれ変えてみたら、どれがいいかわからなくなったので、MAOさんにおまかせします。(どれもぱっとしませんが^^;) いっぺん角館の桜を見てみたい!JRのポスターが魅力的で。 ---------- 427 メーンナッコー! MAO 2009/08/31 16:52 E-MAIL : HomePage: こまちに乗れと春がささやく  メンズナックル!(笑) ……という男性向けファッション雑誌がありまして。コピーがとっぽいのです。「ガイアが俺にささやいている」とか。  春がささやく、いただきましょう。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく   楽 --  さて、名残の表。しばらくは雑でいきます。  兎六さん、人情自か他でおねがいします。 ---------- 428 うぃさー 兎六 2009/08/31 20:59 E-MAIL : HomePage:  とっぽいというとTOM☆CAT?(それは「TOUGH BOY」)  雑で人情、了解でっす。  少々お待ちを。 ---------- 429 お待たせしました 兎六 2009/09/02 00:18 E-MAIL : HomePage:  おさばきください。  状況、伝わるかしら。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく   楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 ---------- 430 さーて MAO 2009/09/05 11:42 E-MAIL : HomePage:  うーむ。  その……「こまちに乗れ」を淫靡な方向に考えちゃあいけないんだろうなぁ。とすると、褒められて嬉しいから旅行でも、というふうに読みました。捌きとしてはそんな読み方なのですが。  思わぬ方向にはじき返した、という点で非常に面白いです。  が、「伝わるかしら?」ということは、「伝わらないかもなぁ」ということであるとも思われるのです。  兎六さん、ちょっと事情を聞いてみてもいいかしら。 ---------- 431 タネでもないですが 兎六 2009/09/05 12:49 E-MAIL : HomePage:  新幹線じゃなくて、在来線に乗っていると、年配の方にお菓子をいただいたりするので。ご家族の話とか。こちらの旅の目的とか。職業を話す流れになって、それをほめられて……という、電車のなかの風景を想定していました。  そういう風に読むにはちょっときびしいかな、と。次への影響(なんとかの呼び出しとか)はないので、動機として読んで繋がるなら、これもOKです。 ---------- 432 あー MAO 2009/09/06 00:52 E-MAIL : HomePage:  ああそうか。  <こまちに乗れと春がささやく>にあんまりこだわりすぎちゃあいけないのか。読むときに。もう乗ってるわけですな。確かにその辺、「うごきがあった」と見ていいのかもしれません。  了解しました。  では宗匠、次、雑句でお願いいたします。  人情無しか、人情他でお願いします。 ---------- 433 はっ 越冬こあら 2009/09/07 05:43 E-MAIL : HomePage: 雑句、人情無し、もしくは人情他、 承りました。 暫らくお待ち下さい。 ---------- 434 言い訳ぇ〜 越冬こあら 2009/09/08 05:28 E-MAIL : HomePage: 朝早くから、何かの気配に目を覚ました 飼い犬(愛犬がんたん号)が吠えて五月蝿かったので、 そちらに感けてしまいました。 というわけで、もう暫らくお待ち下さい。 ---------- 435 いえいえ MAO 2009/09/08 08:35 E-MAIL : HomePage: 御ゅるりと。 ---------- 436 お言葉に甘えました。 越冬こあら 2009/09/09 05:12 E-MAIL : HomePage: というわけで、一日熟考。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく   楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  桶屋組合風向き任せ       こ どうしてもこっちに行ってしまう。 発想の転換が足りないような気がしますが、 如何でしょうか。 ---------- 437 わあ〜。 越冬こあら 2009/09/09 05:16 E-MAIL : HomePage: 「風向き」って、四・雑 でも使ってます。 こ、これは、「反則?」 「注意?」 「やり直し?」 教えて下さい。 ---------- 438 あー MAO 2009/09/09 09:03 E-MAIL : HomePage: お気づきならば、ないほうがよろしいかと思います。 ---------- 439 (素直に)はい。 越冬こあら 2009/09/09 12:21 E-MAIL : HomePage: やり直します。 少々お待ちください。 ---------- 440 (元気に)ふぁ〜っ 越冬こあら 2009/09/10 04:40 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく   楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ こちらは如何でしょう。 ---------- 441 わははは MAO 2009/09/10 09:26 E-MAIL : HomePage:  面白いっ。  いただきましょう!  では次、お気楽堂さん。  もう一句雑で。とはいいながらが景の句が欲しいところではあります。停滞しているので、風穴を開ける感じでお願いできれば。 ---------- 442 風穴が開いたかどうかは定かでない お気楽堂 2009/09/12 03:29 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて  兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す  赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に     お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き     越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて    楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ     胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め  兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文       こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて    胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵        楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に    兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる       胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫     こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って      兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角   楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉      こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月    胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく   楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 アルジャジーラの放送のイメージが浮かんだので。 景の句になってるでしょうか? お捌きください。 ---------- 443 おっとー MAO 2009/09/12 23:39 E-MAIL : HomePage: 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽  うまいものです。  「テロップで〜」で不足している情報にうまく組み合わさって、ちゃんと物語になっている。王子様かもしれない。大スターな感じがします。  いただきます。  さて、次はアタクシですが。  このまま夏にすると単調だと云うことで、秋か冬か、考えてみたいと思います。しばしお待ちを。 ---------- 444 うぅ MAO 2009/09/14 23:04 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡  やっぱり夏で。他に思い浮かびませんでした。  夏のあと冬行ってみるとかします。ごめんなさい。  季語は「食中毒」です。ぢっとしてたい、んだけど諸般の事情でそうもいかず――という。  次、うりくさんお願いします。  順当に夏で。次の雑で「恋」入れてみますか。濃厚に。 ---------- 445 うけたまわりました 兎六 2009/09/15 23:48 E-MAIL : HomePage:  夏にて。  ところで、季節については、前にお会いしたとき話したことですか?  もしそうだとしたら、言葉足らずでした。すみません。  ネットの入門ページなどで春夏秋冬の出てくる順番にはこだわっていなかったというだけで、毎回春夏秋冬が順番どおりだと単調になるというのは私の解釈です。  ちなみに、私がさばきのときの季節の順番は、初心者用の季節表を見てお願いしていました。  このページのと、ほぼ同じです。 ttp://www.local.co.jp/renku/4.html  実は、この季節表が春夏秋冬の順番になっていなかったので、自分でいろいろ理由付けしていましたが、まだ、よく分かっていないです。今は、月や花の定座と季節ごとの句数のルールが守りやすいからかな、と思っています。 ---------- 446 大変お待たせしました 兎六 2009/09/20 20:10 E-MAIL : HomePage: ちょっと、浮気していました。すみません。 うずうずするんだけど、お腹痛いしどうしようかな、というところです。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 ---------- 447 おー MAO 2009/09/21 16:16 E-MAIL : HomePage: 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎  いいっすな。水中りがブレイクになって、次になにか道筋をつけて欲しいと思ったら方向が見えました。  では宗匠、次は雑句で。そろそろ恋なんかいれてみませうか。  カロリー高めに。でも、次もあるので軽くてもいいです。 ---------- 448 らは、 越冬こあら 2009/09/22 04:59 E-MAIL : HomePage: 連休後半っす。 おはようございます。 雑句、恋可、カロリー高め or 軽め。 承りました。 少々お待ち下さい。 ---------- 449 人気者ぉ〜! 越冬こあら 2009/09/24 05:06 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す夫のワイシャツ    こ 新婚夫婦系なアレですが、 恋の範疇に入りますでしょうか? だめな場合、   愛情で伸す君のワイシャツ では、如何でしょうか? お捌きを。 ---------- 450 君の MAO 2009/09/24 09:35 E-MAIL : HomePage: 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す夫のワイシャツ    こ  愛情で伸す夫のワイシャツ  愛情で伸す君のワイシャツ  「夫の」だといかにも「業務ですから!」という照れの部分もありますが「君の」だとストレートな愛情表現になる。祭囃子からの流れで行けば、やっぱりこう、明るい流れをもってきたいところです。「夫の」に潜む複雑な感情のバランスもアリですが、方向性がはっきりしているのは「君の」かなぁと思います。「君の」採用。  では次、あたくし。 ---------- 451 しゅらば MAO 2009/09/24 11:13 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す夫のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡  「愛情」の意味合いを反転させてみたかったのです。  ひとり1恋行きましょう。ではお気楽堂さん、おねがいします。 ---------- 452 あいや〜 お気楽堂 2009/09/25 01:59 E-MAIL : HomePage: >ひとり1恋 おふたりで過ぎて助かったとおもったのに…… 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 80年代のナンパかっ! 恋句はほんと苦手ですわ。 お捌きください。 ---------- 453 ウヒョー MAO 2009/09/26 13:13 E-MAIL : HomePage:  いただきます。  新婚家庭→でも許されざる恋→とうとう実行に踏み切るか!  と、きました。きてしまった。  さて、後戻りは出来ません。兎六さん、よろしくおねがいします。  が、恋離れであれば冬か秋かに逃げるのも可とします。  上三つの情景はここで留めておくのが無難な気もしますので。 ---------- 454 はいほー 兎六 2009/09/26 19:01 E-MAIL : HomePage: 恋離れがよさそなカンジですね。 少々お待ちを。 ---------- 455 おまたせでーす 兎六 2009/10/01 01:00 E-MAIL : HomePage: シティーホテルに部屋を取るやうな恋に縁がなくて苦しみました。 おさばきくださいー。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 ---------- 456 ぐふ MAO 2009/10/01 01:18 E-MAIL : HomePage:  うまいことを。  なんかこの「恋離れ」というオーダーに対してのコントロールがすげえ。なんという制球自在ぶり。  お見事でした。  では宗匠、秋でおねがいします。  メインディッシュのあとはさっぱりと、景など。 ---------- 457 九月尽 越冬こあら 2009/10/01 05:33 E-MAIL : HomePage: 「濃厚ディッシュ後の景的さっぱりデザート秋」 うけたまわりました。 少々お待ち下さいませ。 ---------- 458 日曜日 越冬こあら 2009/10/04 05:42 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 遅くなりました。いろいろとありましたが、 そうなると、山も化粧するかな……と、 如何なもんでしょう。 ---------- 459 あ、しまった MAO 2009/10/04 09:43 E-MAIL : HomePage:  次、月だ。で、アタシだ。  えーと、 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ  たいへん結構です。こういう転換があるから連句は面白いです。  急に現実に引き戻された感があります。  で、先ほど申し上げましたとおり、次あたりが月であることをすっかり抜かしておりました。で、次はアタシですし、秋の月は兎六さんに読んでもらおう。ナオ十二に秋の月。秋四つですが、それはもう捌き手の不手際ということでお許しください。  で、次はナオ十一、アタシです。少々お待ちを。 ---------- 460 きびしい MAO 2009/10/05 02:35 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬花母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡  雲→野分→月。でも場面は動いているので勘弁してほしいッ。  本来ならばお気楽堂さんの順ですが、お気楽堂さんには一度月をお願いしておりますので、兎六さん、お願いします。 ---------- 461 月の座いただきっ 兎六 2009/10/05 23:55 E-MAIL : HomePage: その前に確認が。 肌寒いと野分は季戻り大丈夫ですか? ---------- 462 えーと MAO 2009/10/06 09:38 E-MAIL : HomePage: 肌寒く 粧う山 野分  ちょうど今頃のことかなぁと判断しました。「粧う山」を富士山だとすれば、実はオールシーズンにもなるし、初冠雪でもアリだなぁといった次第です。季語なので初冠雪だと思うのですが。 ---------- 463 あ、はい 兎六 2009/10/06 20:56 E-MAIL : HomePage: 「粧う山」は普通紅葉のことなので、気になって調べてみたら三秋だったので、私としては問題ないのです。 ただ、念のため調べた「肌寒い」が晩秋、「野分」が仲秋になっていたので。つい。 でも、言われてみると正にいまの季節ですね。うう、季節感が頭でっかちになってる。 月の句、がんばります。 ---------- 464 なぬー MAO 2009/10/07 17:40 E-MAIL : HomePage: >粧う山  そ、そうだったんですか! あたしゃもう冠雪と信じて疑わなかった! ひとつ勉強になりました。  が、いいのか。紅葉のほうが見栄えとしても美しいかしら。  ただ、遠景近景でかなりイメージが違いますね。 ---------- 465 ふらい・みー・とぅー・ざ・むーん 兎六 2009/10/11 17:57 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。おさばき下さい。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 ---------- 466 ウヒョー MAO 2009/10/11 19:49 E-MAIL : HomePage: 粧う山を辿る白雲        こ 背負われて野分の後のしづけきは 胡 まどろみに遊ぶ月面の海     兎  なんというクライマックス。なんかこう、えーと。  すごいなぁ。次元を超えた感がある。  さて、クライマックス。名残の裏に入ります。  次は雑句を、お気楽堂さんお願いします。  みなさん、残り六句は軽くつけてください。  ナオの余韻のような感じで、軽く仕上げていただければと思います。 ---------- 467 お待たせしました お気楽堂 2009/10/13 23:47 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 洞窟ははや満潮に飲み込まれ  楽 満潮=みちしおで。 海と潮はまずいっすかね? お捌きください。 ---------- 468 えー MAO 2009/10/14 00:00 E-MAIL : HomePage:  御懸案のとおり、水辺から離れていないのが難であります。  なかなか「月面の海」から帰ってくるのは大変だと思いますが、どうも原因と結果でおなじ句境にいるのは足踏みな感じがします。  今一度、お願いいたします。 ---------- 469 ウルトラC お気楽堂 2009/10/16 02:29 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 余韻で軽く、なっているか不安ですが。景の句は無理でした。 お捌きください。 ---------- 470 むーん MAO 2009/10/16 08:56 E-MAIL : HomePage:  サルト。  やや力技な気がしますが、月から帰るにはこのくらいでないといけない気もします。ともかくも帰ってこないと先に続かないので、この形でいただきます。  では、こあらさん、お次を雑にてよろしくおねがいします。 ---------- 471     ■タイムマシンに〜お〜ねがい〜! 越冬こあら 2009/10/17 17:45 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ と、付けてみました。 「月面」と「新聞」は、セーフと思いますが、 如何でしょう。 お捌きください。 ※タイトルは先程TVから流れてきた加藤和彦さんの訃報に、 サディスティックミカバンド時代の名曲タイトルを掲げました。 (半旗です) ---------- 472 本当に MAO 2009/10/17 18:35 E-MAIL : HomePage:  加藤和彦大先生の訃報で吉田拓郎がどうにかなっちゃうんじゃないかと心配です。なんだか連鎖しそうでいやですねえ。  さて、 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ  あっはっは。  軽くてシビア。いただきましょう。  いよいよクライマックスです。ナウ五が花の定座でして、ここは宗匠にお願いしたい。で、挙句と発句の都合上、挙句はお気楽堂さんにお願いしたい。  というわけで、ナウ三は兎六さんにお願いします。  雑、もしくは春の句。エアポケット的に人情の有無も自由な感じで。軽やかに参りましょう。 ---------- 473 はいほー 兎六 2009/10/18 21:30 E-MAIL : HomePage:  雑or春で人情の有無はどちらでも、うけたまわりました。  もう、名残の裏も半ば。なんだか早かった気がします。 ---------- 474 うはー お気楽堂 2009/10/20 03:10 E-MAIL : HomePage: わたしが挙句ですか!(だいじょぶかな…) 宗匠、半旗痛み入ります。(私が言うのもへんですが) 結構なショックでした。 また飲む機会があったら追悼のカラオケしませう。 ---------- 475 ばーん 兎六 2009/10/20 21:48 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏二・雑 甥っ子に紙でっぽうを教わりぬ   兎  こんなんでました。  よろしくおさばきください。 ---------- 476 あ…… 兎六 2009/10/20 21:57 E-MAIL : HomePage: 名残惜しさのあまり、裏三が裏二のままに。 ---------- 477 さて MAO 2009/10/20 22:52 E-MAIL : HomePage:  まどろみに遊ぶ月面の海     兎 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽  今さら新聞記事にもならず    こ 甥っ子に紙でっぽうを教わりぬ   兎  どうしようかなぁ。  甥っ子に紙鉄砲を教わった! というのと  大車輪して鉄棒を飛び降りた! というののオチが 「まぁ、新聞記事にゃならないんだけどね」  だというのは、句境的に同じなんじゃないかなと思うのです。  で「月面の海」を引いたのは、ニュースという観点からいうと月面の話題というのはどうしてもニュースのにおいがしてしまう。  というわけで、ちょっと悩むところです。  ここから「ニュースにゃならないんだけどね」というオチにしない方向の可能性というのは考えられないでしょうか。「ニュース、にゃならない」がオチにならなければ、「回避」ということにはなると思いますが。  どうしても駄目という場合はそのままいくか、ちょっとアタシが挑戦するかしてみようかと思うのですが。  名残惜しいようなので(笑)もちっと考えて見ましょう。 ---------- 478 むむ 兎六 2009/10/21 00:15 E-MAIL : HomePage:  新聞紙を折ったつもりだったけど、避けきれてなかったか。  もう一考してみます。 ---------- 479 あー MAO 2009/10/21 11:12 E-MAIL : HomePage:  「甥っ子に紙鉄砲を教わったよ!」がトピックになるのかと思ったら、あー。そうですか。なんだか迷うのですが、やはりノーヒントで新聞記事がらみとして読んでしまったのです。なるほど、とは思ったのですがもちっとすっきりしたい(笑) ---------- 480 うん 兎六 2009/10/21 23:51 E-MAIL : HomePage:  実は自分でも、そう読める可能性が頭の隅をかすめました。 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏二・雑 甥っ子に紙でっぽうを折ってやり  兎  軽すぎるかなと改稿した原案なんですが、これだとどうでしょうか。 ---------- 481 出しながら…… 兎六 2009/10/21 23:52 E-MAIL : HomePage:  鉄砲がまずいのかなぁとも。  継続して考えますね。 ---------- 482 さて MAO 2009/10/26 18:45 E-MAIL : HomePage: そろそろ、考えついたかしらん。 ---------- 483 かなり 兎六 2009/10/27 01:39 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。つつくと出てくるところが面目ない。 見出しにならず〜と思うとむつかしい。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏二・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 ---------- 484 ほほー MAO 2009/10/27 09:38 E-MAIL : HomePage: 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎  花への助走ですね。新聞の編集部。  さて、ではアタクシ次、春。いよよラスト。 ---------- 485 と、 MAO 2009/10/28 01:45 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡  デスク、というと編集部の偉い人が引っかかります。  鬼のデスクも息子の卒業式には……という。  出版社では、あれ? デスク、今日は休みですか? という。  では、花の座。宗匠、出番です。 ---------- 486 出番了解! 越冬こあら 2009/10/28 22:03 E-MAIL : HomePage: 花の座、了解いたしました。 しばらくお待ち下さい。 ---------- 488 女子袴普及部 越冬こあら 2009/11/01 21:20 E-MAIL : HomePage: 遅くなりまして、申し訳ない。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡 名裏五・春花       胸高の袴見送る花の雨       こ レンタルの場合、濡れると難儀(追徴金とか?)しますが、 如何でしょうか。 ---------- 489 あー。 MAO 2009/11/02 07:41 E-MAIL : HomePage: 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡 名裏五・春花       胸高の袴見送る花の雨       こ  レンタル料を考えると「鬼を休みぬ」が効いてるなぁ。  この場合の「鬼」はなんでしょうねえ。先生か。先生ですねえ。  なんともいえない風流が出来ました。いただきます。  さて、挙句。  お気楽堂さん、よろしくおねがいします。  春、雑、どちらでも結構です。 ---------- 490 どうでしょう……? お気楽堂 2009/11/03 19:39 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡 名裏五・春花       胸高の袴見送る花の雨       こ 挙句・春   転入届出す夏隣         楽 発句が夏だったので夏隣にしてみました。 時系列的にはギリギリセーフかなぁと。 お捌きください。 ---------- 491 うーんと MAO 2009/11/03 22:20 E-MAIL : HomePage:  迷ってます。  二時間くらい。  どう迷っているかと云うと、挙句は「おしまい!」なのです。  が「転入届」でto be continue...なのです。  セカンドシーズンがそのまま始まってしまうっ!  爽やかで好きなんですが。  発句との対比も鮮やかなんですが。  えー、終わらせてください。  なんというか、挙句にはもったいない。  それもまた変な話なのですが。 ---------- 492 やっぱりねぇ お気楽堂 2009/11/05 01:59 E-MAIL : HomePage: 自分でもビミョーと思わないでもなかったので方向転換しました。 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背(せな)に櫛名田は座す   赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに遊ぶ月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡 名裏五・春花       胸高の袴見送る花の雨       こ 挙句・春   飛行機雲の空うららけし     楽 なんとかジ・エンドになったんじゃないかと。 お捌きください。 ---------- 493 む。 MAO 2009/11/05 22:29 E-MAIL : HomePage: なんという、かっちりとしたエンディング。 ありがとうございます。いただきます。 で、ちょっと最終的な微調整などしたいですので、しばしお待ちください。 ---------- 494 満尾 MAO 2009/11/10 20:15 E-MAIL : HomePage: 発句   荒梅雨や晴れては影の濃くなりて   兎六 脇・夏   漲る背に櫛名田は座す       赤胡 第三・雑 舟を繰る八頭身の美丈夫に      お気楽堂 四・雑   結わきし髪が示す風向き      越冬こあら 五・秋月 東南の窓いっぱいに月出でて     楽 六・秋   長芋を摺る鉢のひび割れ      胡 裏一・秋 残る蚊に見せるばかりの爪を染め   兎 裏二・秋恋 夜露に濡る伯爵の文        こ 裏三・恋 見反れば宇治の橋姫逆立てて     胡 裏四・雑  鬼首村を走る探偵         楽 裏五・雑 老犬の寝そべっている縁側に     兎 裏六・冬  今川焼の包み転がる        胡 裏七・冬 母ちゃんの屋台の脇の冬菫      こ 裏八・雑  為替相場を読み誤って       兎 裏九・雑 手相見が手招きをするビルの角    楽 裏十・春  昔どぶ川今しゃぼん玉       こ 裏十一・春花月      往き往きて上野の山の花に月     胡 裏十二・春 こまちに乗れと春がささやく    楽 -- 名表一・雑 ポッキーをもらい仕事を褒められて 兎 名表二・雑  テロップで知る男の素性     こ 名表三・雑 看板はみな髭面でアラビア語    楽 名表四・夏  水に中ってぢっとしてたき    胡 名表五・夏 垣越しの祭囃子に耳澄まし     兎 名表六・恋  愛情で伸す君のワイシャツ    こ 名表七・恋 ケータイに鍵するほどの恋なりき  胡 名表八・恋  少し酔わせてダブルの部屋を   楽 名表九・秋 肌寒く思えどいつか汗ばんで    兎 名表十・秋  粧う山を辿る白雲        こ 名表十一・秋       背負われて野分の後のしづけきは  胡 名表十二・秋月        まどろみに浮く月面の海     兎 名裏一・雑 大車輪して鉄棒を飛び降りて    楽 名裏二・雑  今さら新聞記事にもならず    こ 名裏三・雑 冷めてゆくデスクに置いた珈琲が  兎 名裏四・春  卒業式は鬼を休みぬ       胡 名裏五・春花       胸高の袴見送る花の雨       こ 挙句・春   飛行機雲の空うららなり     楽 ・名表十二の 「まどろみに遊ぶ」の語呂の悪さをなんとか。で、「浮く」にしてみました。 ・挙句は〆ですし、「うららけし」断定にしましょう。うららなり。  というわけで、完了です。おつかれさまでした。  裏五あたりから名表にかけての市中徘徊の漢字が結構好きで、そこから中東にあわただしく出かけていって、危険な恋のアバンチュール。  全体的に見るとけっこう動きがせわしないなぁと。  そのへんは捌き手の性格が出るのでしょーか。 ---------- 495 おつかれさまでした! 兎六 2009/11/11 00:49 E-MAIL : HomePage:  なるほど。浮く、よくなりました。  ありがとうございます。  捌き役、おつかれさまでした。  まさか、恋の句がここまで濃厚になるとは、と、印象深かったです。  私自身、始めたころにくらべて、付け転じの感じがつかめてきたかなぁ。そうだったらいいなぁ。と。  MAOさんの有り無しの判断、ほんとに勉強になりました。 ---------- 496 祝!満尾 お気楽堂 2009/11/11 03:10 E-MAIL : HomePage: おつかれさまでした〜 修正ありがとうございます。締まりましたね。 せわしないというよりも、捌きの上手さで常に動いていったというべきでしょう。おかげで楽しかったです。「留まらない」というのは簡単なようで難しいもんですね。今回なかなかポンと飛ぶことが出来ず苦労しました。 でも楽しかった!いや〜連句おもしろい。 また遊びましょう! ---------- 497 満尾、おめでとうございます。 越冬こあら 2009/11/13 05:32 E-MAIL : HomePage: MAOさん、お疲れ様でした。 さすが老練な捌き!! 句の流れが、一筋縄ではない!! 素晴らしい。です。 どこかに飾っておけないものでしょうか。 縦書き、重厚フォント「黒」かなんかで。 ねえ。 金字塔的に。。。 ---------- 498 さむいっす。 越冬こあら 2009/12/13 18:52 E-MAIL : HomePage: さて、下の発言から一ヶ月が経過しました。 そろそろ「おつぎ」な感じですが、、、 順当に行けば、越冬こあらの捌き……となりますが、、、 まだまだ初心者の越冬こあら宗匠の代わりに 捌き「やったる」という方は、居られますでしょうか? いかがでしょうか。 東京地方、厳寒。。です。 ---------- 499 いやー MAO 2009/12/14 00:20 E-MAIL : HomePage: どうぞどうぞ>宗匠 ---------- 500 おおっ 兎六 2009/12/16 20:41 E-MAIL : HomePage: そうじにかまけてこちらチェックしていませんでした。 お次、いっちゃいますか。 初心者はみんな同じですし、いけそうでしたら、宗匠、お願いします。 きついようでしたら、兎六が再挑戦します。 ---------- 501 ふむふむ 越冬こあら 2009/12/18 05:19 E-MAIL : HomePage: 暖かなお言葉ありがとうございます。 寒い朝に染み入りました。 気分は正に「いざ生きめやも」です。 で、ちょっと、考えます。 ---------- 502 今頃ですが お気楽堂 2009/12/22 03:07 E-MAIL : HomePage: 以前、こあらさんが言っていたのを作ってみました。 私のHP(okiraq.web.fc2.com/)の四人衆にアップしました。 イメージファイルにするしか手がなかったので、フォント等はご希望と若干違うかもしれませんが^^; 前の歌仙二つもそのうちアップします。 さ、宗匠、次行ってみよう! ---------- 503 掲載御礼! 越冬こあら 2009/12/22 05:34 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 素晴らしいです。 縦書きで、気品に溢れていて、 スクロールして、見易くて。 どうもありがとうございました。 では、宗匠、いってみま〜す!! 冬至です。 ---------- 504 おおおおおっ 兎六 2009/12/23 02:35 E-MAIL : HomePage: すごい! かっこいい!! お気楽堂さん、ありがとうございます。 四人衆だなんてちょっと照れるけれど、うれしいです。 ---------- 505 お待たせしました。 越冬こあら 2009/12/24 05:03 E-MAIL : HomePage: 私が捌く=私が発句 かと思って、発句を思案しておりました。 お待たせして申し訳ない。 捌く人は、脇を付けるんですね。←学習しました。 というわけで、発句、 MAOさん、お願いします。 異論がなければ、冬の句から始めたいと思います。 よろしく。 MAOさん→こあら→兎六さん→お気楽堂さん→ こあら→MAOさん→お気楽堂さん→兎六さん→ と、回して行けば良いですかな? その辺も教えて下さい。 いろいろと宜しく。 ---------- 506 おおー MAO 2009/12/24 20:04 E-MAIL : HomePage: 見ない間に色々と大変なことに。 >お気楽堂さん  やー、綺麗にまとめてくださいました。ありがとうございます。 >宗匠  発句、承りました。  年末、クリスマス。早急に考えてみます。 ---------- 507 あ MAO 2009/12/24 20:08 E-MAIL : HomePage:  今日たまたま作ったのにしよう。 発句 街師走青梅街道渡る猫 赤胡 ---------- 508 いやー MAO 2009/12/24 20:11 E-MAIL : HomePage:  こっちかしらん。  師「走」と「渡る」猫がどうも気にくわない。 発句 年の瀬や青梅街道渡る猫 赤胡  こっちでいきます。 ---------- 509 めりーくりすます! 越冬こあら 2009/12/25 05:39 E-MAIL : HomePage: MAOさん、早速の発句、ありがとうございます。 年の瀬の青梅街道、そそくさと渡る世慣れた猫。 ドラマの予感が漂います。 早々に、宗匠、脇をつけます。 ---------- 510 あと四日ですね。(←今年も) 越冬こあら 2009/12/28 05:38 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら となりました。問題がありましたら、お知らせ下さい。 問題無ければ、次は兎六さんに「雑」の句をお願いします。 その次の次に「秋の月」にご登場願う段取りです。 宜しくお願いします。 (※ 標記の間隔を広げました) ---------- 511 承りましたー 兎六 2009/12/29 15:06 E-MAIL : HomePage:  月の前々句で、雑の句。  承りました。少々お待ちくださいー。  順番は、「同じ人ばかり付けない」と「長句、短句ばかりにならない」ようにすれば、大丈夫だと思います。  なので、505の順番で始めて途中でシャッフルするとよいかと。 ---------- 512 謹賀新年 お気楽堂 2010/01/06 02:58 E-MAIL : HomePage: 明けましておめでとうございます。 今年もよろしくお願いします。 お知らせとお誘い。 まずはお知らせ。 勝手ながら先だってお知らせした四人衆のページを移動しました。 拙HPの「府庫」からどうぞ。 お誘い。 今年も始まりました、題詠マラソン。 「題詠blog2010」 ://blog.goo.ne.jp/daieiblog2010 (アタマに4文字つけてください) 兎六さんとMAOさんはご存知と思いますが、宗匠もいかがっすか〜?11月の終了までいつ参加表明しても構わないから、気が向いたらぜひ! ということで、CM終わり^^; ---------- 513 おめでとうございます 越冬こあら 2010/01/06 05:53 E-MAIL : HomePage: 皆様、明けましておめでとうございます。 今年も宜しくお願いします。 お気楽堂様、 お知らせ、お誘い、ありがとうございます。 早速閲覧して、勉強させて頂きます。 ---------- 514 おめでとうございます 兎六 2010/01/06 23:51 E-MAIL : HomePage: 謹んで新春のお祝いを申し上げます。 今年もよろしくお願いします。 新年早々、大遅刻ですみません。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子の帽子縫う手を休ませて     兎六 と、ちゃんと繋がっているかしら。 おさばきください。 >お気楽堂さん わーっ、全部できている! ページ作成ありがとうございます。 今読み返すと、いろいろもどかしいものが(汗) でも、感慨深いです。 題詠……私は、二年連続でリタイヤしちゃっているので、今年は代わりに月一で何か描くとか送るとか考えていますです。 お気楽堂さんの作品と鑑賞は楽しみにしてますね(えへら) ---------- 515 ちょっと気になります 越冬こあら 2010/01/08 05:44 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 降り注ぐ細かな寒の雨の光るライン→針 というつながりを残しつつ、 見事に転じていると思います。 ただちょっと、気になるのは、「帽子」であります。 イメージとして、お針子さんの針仕事と 帽子が上手く結びつかないことと、 帽子というと「丸」というイメージがあり、 次の次の句に予定されている「月」の登場に 少し差しさわりがあるような気がすることです。 「その辺は、問題ないよ」と言われれば、 そんな気もしますが、如何でしょうか。 他のものが、縫えるようでしたら、 御一考頂きたいのですが。 ---------- 516 月がっ! 兎六 2010/01/08 23:47 E-MAIL : HomePage: 青梅街道と猫から離れて、洋風にならないかと考えていたら、帽子が丸いことを見落としておりました。失礼しました。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 手元を曖昧にしてみました。いかがでしょうか。 ---------- 517 と〜ってもぉ〜 越冬こあら 2010/01/09 14:23 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 うつらうつら〜と頂きます。 発句と脇のスピード感から ふっと一転、スローな情景で、 素敵です。 次はいよいよ、お気楽堂さん、 雑の句でサラリとつけて下さい。 宜しくお願いします。 ---------- 518 は〜い お気楽堂 2010/01/10 14:21 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 第四・雑      紺天鵞絨のゆたかなうねり      お気楽堂 表ですのであっさりと。 お捌きください。 ---------- 519 ほ〜い 越冬こあら 2010/01/11 05:57 E-MAIL : HomePage: わっ、読めませんでした。 「天鵞絨」=「鵞鳥の天麩羅?」かと思ったら、 ビロードですか、ベルベットのことですね。 失礼しました。 カッコよくて、素敵です。 ただ、宗匠がここで気になってしまったのは、 「お針子」⇒「天鵞絨」という繋がりは 美しくて納得なのですが、 「うつらうつら」と「(ゆたかな)うねり」も 妙に繋がってしまっている感じがしてしまう点です。 出来ましたら、御一考お願いしたいです。 いかがでしょうか。 ---------- 521 は〜い2 お気楽堂 2010/01/11 23:55 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 第四・雑      色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 改めて。 まだ表なので派手な展開はないほうがいいかなぁと思いましたが、場が動かないとまずいでしょうか? お捌きください。 あ〜天ぷら食べたい! ---------- 522 ほ〜い2 越冬こあら 2010/01/12 05:30 E-MAIL : HomePage: ご再考、ありがとうございます。 こちらとさせて頂き、 お次、私が「秋の月」を 詠みます。  少々お時間を…… ---------- 523 ほ〜い3 越冬こあら 2010/01/13 05:32 E-MAIL : HomePage: 軽く、穏やかに……と、考え中であります。 同時に短歌題詠マラソンのブログも作成検討中です。 専用にブログを借りたほうが良いのかな? もう暫らく、ご猶予を。。 ---------- 524 ほ〜い4 越冬こあら 2010/01/14 05:34 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 窓の大きな書斎、です。 さらりと流れているような、 しかし一寸、小さく纏まり過ぎているような 気がします。皆様、如何でしょう。 問題なければ、 MAOさん、秋の句をお願いします。 ---------- 525 あうあう MAO 2010/01/15 00:03 E-MAIL : HomePage: おお。 おおおお。 >お気楽堂さん  まとめ、ありがとうございます。  まだ勢いでつけてますなぁ。心の余裕がたりてない。 >題詠  わぁおもしろそう! こんなのはじめて(棒読み)!  どうしてもウケを狙っちゃうので、なかなかうまくなりません。 >宗匠 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月  論文、というとどうも私の中では理系のイメージがあるのだけれども、どうも天鵞絨の椅子だと経済学か何か。いずれにせよ、古い形見のようなもので、自宅の書斎で筆をとっているイメージが浮かびます。逆に、天鵞絨と論文という二点があるから、イメージが固定出来るともいえます。月を映えさせるためにはデスクランプしか点っていない、みたいな。  さて、ここから転じます。  どう月をば見送りましょう。 ---------- 526 ボンオドーリ MAO 2010/01/15 00:18 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ       胡 ---------- 527 ヘップバンバン 越冬こあら 2010/01/15 05:11 E-MAIL : HomePage: Bon's Drum!! MAOさん、ありがとうございます。 いただきます。 論文は、医学、もしくは環境系の英語か仏語あたりで、 机に向かって書くのではなく、椅子に座って読んでいて、 しばらく、熱中して読んで、ふと我に返って、目線を外すと、 窓越しに月が……というイメージでした。 で、盆の太鼓がかすかに聴こえる……。 良いです。 では、お気楽堂さん、次をお願いします。 初折りの裏一句目、秋の句を続けて下さい。 ---------- 528 お待たせしました お気楽堂 2010/01/17 18:31 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ       胡 裏一・秋     芒野の果てに風車はそびえ立ち     楽 風に乗って外へ出ました。 お捌きください。 ---------- 529 ううう〜とモンゼツするこあら 越冬こあら 2010/01/18 21:31 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 盆の太鼓の音を運んだ風が芒野を越えて風車へ……と 読みました。  が、 この……風車なんですが、あの白い巨大な 発電を目的とした風車のことでしょうか。 そうだとすると、打越の句と時間や景は、違うのですが、 この、何というか、「目線の動き方」みたいなものが、 月を見上げる感じと同種のような感じがして、 なんか気になります。  考えすぎでしょうか。。 半日悩みましたが、なんかこう、気になってしまうんで、 もう一案、お願いできませんでしょうか。 わがままでスイマセン。 宜しくお願いします。 ---------- 530 むむむ〜とシンギンするらくだ お気楽堂 2010/01/21 02:35 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ       胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 宗匠、わがままでもなんでもありません。 捌き人の納得がいくまでダメ出ししてください。 風つながりで景色を詠もうとするとどうも同じドツボにハマるので、 太鼓つながりに切り替えました。 お捌きください。 ---------- 531 デデンデンデ〜ン 越冬こあら 2010/01/22 05:40 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、太鼓つながりの句と 暖かきお言葉、ありがとうございました。 喜んで、頂戴いたします。 というわけで、お次は兎六さん、お待たせしました。 雑の句で続けて下さい。 ※その次に「恋句を」と、考えております。 どなたにお回しするかは、これから思案します。 ---------- 532 お待たせしました 兎六 2010/01/23 18:08 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ       胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎  寄席に新蕎麦なんで貫禄のあるおじ様を書こうとしたのですが、挫折。わたくしの等身大だとこんな感じかなーと。  よろしくおねがいしまっす。 ---------- 533 「コース以外は別料金ですが、よろしかったでしょうか」的な。 越冬こあら 2010/01/24 05:54 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 定められた筋を嫌って、外へ出て……、 どんなドラマが展開するのでしょうか。 それが、青春なのでしょうか。 期待の高まる中、 MAOさん、お次、恋句をお願いします。 ※ MAOさん→兎六さん→こあら→お気楽堂さん と回す予定です。 ---------- 534 ぬほー MAO 2010/01/24 12:59 E-MAIL : HomePage: 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる  呼び出された。  呼ばれます。お待ちを。 ---------- 535 ぬん MAO 2010/01/24 13:04 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 ---------- 536 ぬらり 越冬こあら 2010/01/24 21:13 E-MAIL : HomePage: MAOさん、ありがとうございます。 コースから外れて、写真を逃してしまったのは、 修学旅行生か、はたまた、 パック旅行の熟年夫婦か、 ユーモラスな恋句、頂きます。 さて、お次……ですが、今朝ほどの発表では、 兎六さんとしましたが、そうすると、 兎六さんの短句が続いてしまいますので……、 お気楽堂さん→兎六さん→こあら と、変更します。 不慣れな捌きで申し訳ない。 お気楽堂さん、恋句を続けて下さい。 ---------- 537 大変遅くなりました お気楽堂 2010/01/29 02:34 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 お待たせした割にぱっとしないんですが…… なんか、ワンパターンですみません^^; お捌きください。 ---------- 538 ピンキー! 越冬こあら 2010/01/30 10:40 E-MAIL : HomePage: 嗚呼!衝撃の「夜明けのコーヒー」大人の恋の本格派!! どうもありがとうございます。 喜んで、頂きます。 それでは、お次、 兎六さん、雑句をお願いします。 ※掲題は「……とキラーズの『恋の季節』2番の出だし」のことです。 ---------- 539 忘れられないの〜 兎六 2010/02/02 02:28 E-MAIL : HomePage:  恋離れ、すんなり出てきそうでいまいちまとまらず。  もう少々おまちくださいー。 ---------- 540 あ〜のひとが好きよぉ〜 越冬こあら 2010/02/02 12:45 E-MAIL : HomePage: ごゆっくりどうぞ。 【報告&宣伝】題詠100首、はじめました。 ---------- 541 宗匠はっけん 兎六 2010/02/03 22:55 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。こんな感じでいかがでしょうか。 題詠100首、読むほうはばっちり拝読にあがりまっす。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 ---------- 542 ぐるぐるぐるぐる 越冬こあら 2010/02/04 22:23 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 頂きます。 夜明けのコーヒーはカプチーノだったんですね。 泡でグルグルお絵かきをしたと。。。 思っていたら、タイムスリ〜プ!! で、デボン紀?! さて、お次は私が参ります。 少々お待ち下さい。 ん、夜明けの部屋で「うずまいて」いたのは「欲望」かな!? ---------- 543 青いシャツ着てさぁー MAO 2010/02/05 00:56 E-MAIL : HomePage: 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎  喫茶店に大理石の柱があった、という読みをしてましたが。  ほら、デパートの。  大理石張りの喫茶店は、ないか。ないわよねえ。 ---------- 544 コーヒーといえば 兎六 2010/02/06 00:11 E-MAIL : HomePage: ダバダ〜と、ネスカフェのCMが浮かんできたのでした。 ちょっと飛躍しすぎたかも。 ---------- 545 う〜みを見てぇ〜たわぁー 越冬こあら 2010/02/06 10:54 E-MAIL : HomePage: ダバダ〜、ドデドダドディン(ウッドベースの響き)ってやつですね。狐狸庵先生の御出演されていた……。 >MAOさん、 夜明けのコーヒーは、喫茶店じゃなくて、ダイニングキッチンでまったりと……じゃないですか。(……わし等の時代はそうじゃった) デボン紀、、もう少々お待ち下さい。 ---------- 546 道具屋 越冬こあら 2010/02/07 14:21 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ お待たせしました。如何でしょうか。 問題なければ、次は、お気楽堂さんお願いします。 出来ましたら、「夏の月の句」をお願いしたいですが、 雑の句でもOKです。 雑の句の場合は、その次の方に「夏の月」をお願いする予定です。 ---------- 547 若だんな お気楽堂 2010/02/08 23:21 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 夏の月で行ってみました。 最近「しゃばけ」シリーズを読んだので、こんなん出ました。 お捌きください。 ---------- 548 で、でたぁー! 越冬こあら 2010/02/10 05:31 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 妖怪、つくもがみ様、ありがたく頂きます。 「しゃばけ」シリーズ、一冊読んだ覚えがあります。 NHKでも観た気がします。可愛くって、面白い!! さて、お次は、MAOさん、夏の句で続けて下さい。 「月涼し」は三夏ですので、 夏の季語なんでもあり(←ですよね?)で、 お願いします。 ---------- 549 ほほい MAO 2010/02/10 09:16 E-MAIL : HomePage:  夏。  いいのです。なんでもありです。  百鬼夜行の群を見るよう。  ちょっと前の話ですが、 「夜明けのコーヒー」はダイニングですか。  そうか。男女どちらかの家なのか。  どっかのモーテルを早朝抜け出して、の構図で考えてました。  浅川マキさんも亡くなりましたねえ。 ---------- 550 うーん MAO 2010/02/11 10:23 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      あらぬところへ飛びし金文      胡  バランス上、なんとか人情句にしたかったのですが、付喪神に触れる人情はどうしても嘘くさくなるのです。 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡  どっちがよろしいでしょう。 ---------- 551 ほほ〜お 越冬こあら 2010/02/12 05:45 E-MAIL : HomePage: なるほど、人情句にはならないと……納得しました。 「金文」か「暑中見舞」かは、もう少し悩まして下さい。 ところで、「金文」は、カナブン=かなぶんぶん=虫、のことですよね。 確認しようとググッたら、 「金文(きんぶん)とは、青銅器の表面に鋳込まれた、 あるいは刻まれた文字のこと」 っていうのが出てきてしまいまして、「???」となってます。 お助け下さい。 ---------- 552 あ MAO 2010/02/12 09:16 E-MAIL : HomePage:  カナブン、です。  普通に変換すると「金蚊」が出てきますが、金文の方が彼らの体型にあっているので、金文で良いと思われます。 ---------- 553 さ 越冬こあら 2010/02/14 05:33 E-MAIL : HomePage: やはり、カナブンのことでしたか。 安心しました。 句としては、「暑中見舞」とまだ迷っています。 回り順も含めて、もう少し考えさせて下さい。 はい。 ---------- 554 ま〜ぶたにク・チ・ヅ・ケ〜♪ 越冬こあら 2010/02/14 21:53 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 結局、暑中見舞を頂きまして、先生を付けてみました。 問題が無ければ、お次、兎六さん「雑」の句をお願いします。 ※その次が花の定座で、MAOさんにお願いしたいと  思っておりますんで、よろしぅ。 ---------- 555 はいほー 兎六 2010/02/16 21:59 E-MAIL : HomePage: はなの前のぞうにて、うけたまわりました〜。 ここのところ帰りがおそくてへたっております。 もう少々おまちくださいー。 ---------- 556 お待たせです 兎六 2010/02/18 23:53 E-MAIL : HomePage:  ちょっと付き方のあんばいが自信ないですが、考えすぎになりそうなので提出しまっす。  おさばきくださいー。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 ---------- 557 おさばきます、デス。 越冬こあら 2010/02/19 21:37 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 純朴ないたずらガキ大将のご登場、とっても良い感じです。 お次のMAOさんにも、上手いトスが上がった気がします。 それではMAOさん、春の花の句、バシッと決めちゃって下さい。 あっ、別に「バシッと」じゃなくても良いです。 宜しくお願いします。 ---------- 558 なぬー MAO 2010/02/20 00:52 E-MAIL : HomePage:  花。  「先生」との打越を考えると卒業式・入学式は自ずと封印される。人情なしか、もしくは人情他、というところですね。  いいトスが上がりましたが、まん真ん中に打ち返すと容易にブロックされてしまう。  うーむ。 ---------- 559 はな。 MAO 2010/02/20 13:22 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡  玉川上水の桜並木は、最近開花時期がばらばらで「並木」になりません。 ---------- 560 やぼ 越冬こあら 2010/02/21 05:16 E-MAIL : HomePage: MAOさん、ちょっと質問です。 下五の「酔ひあへば」の意味がよく解らないのです。 「花たちが各々勝手なタイミングで開いて、 ちょうど酔客がバラバラに酔っているようだ」 という感じでしょうか。 不粋でスイマセンが、ご解説をお願いします。 ---------- 561 へい MAO 2010/02/21 22:48 E-MAIL : HomePage:  という感じです。宗匠の読み通りです。  玉川上水の桜はあんまり優等生ではないのですが、逆にそこがいいという気もします。 ---------- 562 童子 越冬こあら 2010/02/22 05:37 E-MAIL : HomePage: MAOさん、ありがとうございました。 改めて、上水の酔桜、頂きます。 順番が乱れている気もしますが、 次は、私が春の句を詠みます。 暫らくお時間を。 ---------- 563 辛酸今日銀杏役 越冬こあら 2010/02/23 21:40 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ いろいろと悩んで、結局、虎でした。 問題なければ、 つぎ、兎六さん、春の句をもうひとつ、続けて下さい。 ---------- 564 食べる前に呑む!(よく回ります) 兎六 2010/02/23 22:07 E-MAIL : HomePage:  擬人化された花が酔えば、人間はケモノになぞらえて、と、しゃれてますね。 ---------- 565 誤送信 兎六 2010/02/23 22:09 E-MAIL : HomePage: (つづき)  春の句、承りました。少々お待ちください。 ---------- 566 トラトラトラ 兎六 2010/02/25 02:44 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名一・春     ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎  山月記の虎が胃薬飲んでいるところも浮かんだのですが、本文を読むと虎になることを「酔う」と表現していたので普通に作りました。  おさばきください。  仮名はそろえたほうがいいかなぁと思ったので、旧仮名です。 ---------- 567 近絶滅亜種 越冬こあら 2010/02/25 05:32 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 虎さんの可愛い(?)ほっぺが浮び、思わずペチペチしたいところですが、ガブリと返されると、困りますね。 トラは世界に4000頭しか残っていない近絶滅亜種だそうです。 そういうわけで、お次、お気楽堂さん、雑の句をお願いします。 「名一・春」を「名表一・春」にしました。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 ---------- 568 チーク 遅くなりました 2010/02/28 16:31 E-MAIL : HomePage: ダンスやら化粧やらは恋句になっちゃうし^^: けっこう付きすぎになるんで何度もやり直しました。 お待たせしてすみません。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 旧かなだと ゑくぼのせゐで若く見らるる になりましょうか? (えらい違いだ) 宗匠におまかせっ! お捌きください。 ---------- 569 すみません、訂正 お気楽堂 2010/02/28 16:37 E-MAIL : HomePage: 出してみたらやっぱりこれも付き過ぎな気がする。 ということで訂正します。 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼがうりのあの人は今      楽 どう……なんだろう。 どっちでも、宗匠、おまかせします。 よろしくお願いします。 ---------- 570 えくぼのぉ〜 ひみぃ〜つ〜あげ〜♪ 越冬こあら 2010/03/01 05:44 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 「ほつぺた」→「えくぼ」という素直な流れを素直に頂き、 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 とさせて頂きたいと思います。 (ここは、若々しく新仮名で……) で、お次は、越冬こあらさんの雑の句。 「独自の発想でバンバン」いく予定です。 暫らくお待ち下さい。 ---------- 571 た〜い〜の〜♪ 越冬こあら 2010/03/03 05:40 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 今朝、なんとかしようと思ったのですが、 ちょっと迷宮にまよい込んでしまったようで、 もうしばらくお待たせします。 すんません。 ---------- 572 がんばれ!薬師銀座商店振興組合! 越冬こあら 2010/03/05 05:37 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ お待たせいたしました。 色々と考えすぎて、わからなくなってしまい、シンプルに戻りました。 問題無ければ、MAOさん、雑の句で続けて下さい。 ---------- 573 薬師銀座といえば MAO 2010/03/05 08:38 E-MAIL : HomePage: あすこのキャンディ工場が面白いです。目の前で飴を作っている。 飽きません。 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店  「若く見られる」おかげで生存競争に生き残っている。明るく振舞っている裏に垣間見える悲壮感が、ずいぶん流れを引き締めました。  では、次。 ---------- 574 わんわん MAO 2010/03/05 09:29 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     犬が一秒見上げ過ぎいく       胡  「連絡先」のインク黒々  と、迷いましたが、静と動でいくと犬の「静」だと思います。  いかがでしょうか、宗匠。 ---------- 575 王丸丸(Wang Wan Wan) 越冬こあら 2010/03/06 05:46 E-MAIL : HomePage: MAOさん、ありがとうございます。 二点ございます。 A.「一」が続いていること。 以前、前句と同じ漢字が続くと「付き過ぎ」と教わりました。 どちらかというと、前句の「一つ」を「ひとつ」に替えるという手が有りますが、立ち戻って良いものでしょうか……。 B.「見」がダブること こちらも打越と同じ漢字です。 というわけで、 犬君改造、もしくは「連絡先」あるいは、別の……で、 ご再考をお願いします。 ---------- 576 ほんたうだ! MAO 2010/03/06 13:52 E-MAIL : HomePage:  確かに。思ったよりついてます。  ちょっと落ち着いて考えます。お待ちください。 ---------- 577 いきさつ MAO 2010/03/08 17:18 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡  「いきさつ」で変換したら「経緯」になったのでこれでいきます。 ---------- 578 さついき 越冬こあら 2010/03/09 22:01 E-MAIL : HomePage: はい、それでいっちゃって下さい。 MAOさん、ありがとうございます。 見事にポッカリと、謎が浮かびました。すばらしいです。 それにしてもどういうイキサツなんでしょうか?? というわけで、お気楽堂さん。 謎をとくか、広げるか、ハタマタ さらっとかわして付けるか.... or ?? 冬の句をよろしくお願いします。 ---------- 579 なぞがなぞよぶ お気楽堂 2010/03/11 16:04 E-MAIL : HomePage: とはなかなか行かず。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 むさい方向で^^; お捌きください。 ---------- 580 さ〜つじん〜じ け〜ん〜♪ 越冬こあら 2010/03/12 05:22 E-MAIL : HomePage: ドーンッ!!出ました「不健全!!」 お気楽堂さん、ありがとうございます。 二つ返事で、頂かせていただきます。 このインパクトが、たまりません。 その上、不健全の「ふ」が布団の「ふ」で、冬の「ふ」。 「布団が吹っ飛んだ」的なリズムとオドロキを綯い交ぜに感じました。 で、お次ですが、兎六さん、冬の句を続けて下さい。 ---------- 581 封印 兎六 2010/03/13 09:03 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎  そろそろ恋の季節かしらと思いつつ。  よろしくお捌きくださいー。 ---------- 582 ウオ偏にサト 越冬こあら 2010/03/14 05:28 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 良い感じで、膨らませて頂きました。 また、私的には、北京駐在時代を思い出させて頂きました。 何故、そうまでして英字を綴るのか……。 と書いて、タイトルの「封印」に気がつきました。 この英字は、お手紙なんですね!  深い。 そういうことでしたら、お次は、 ご助言通り「恋」の句で行きたいと思います。 MAOさ〜ん、濃〜い恋の句をお願いします。 (濃〜くなくても良いです) 宜しくお願いします。 ---------- 583 苦悩る MAO 2010/03/14 21:42 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡  打越がある意味「恋」なんです。ので、恋の呼び出しあたりを突くしかない。  他との関連性で恋になりうる、というやつです。  苦しいです。うーん。食べ過ぎ。 ---------- 584 いまさらながら 兎六 2010/03/15 00:08 E-MAIL : HomePage:  名表六の句、はっきりと恋文にしちゃった方がいいでしょうか。  恋の句は三句以上つづけてもよいルールですし、実はだいぶん迷ったところなので。 ---------- 585 あわわわ 越冬こあら 2010/03/15 05:37 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 名表五に内在していた「恋」に気付きもせず、 恋の句をリクエストしたのが、いけなかったですね。 申し訳ございません。 それならばいっそ、名表六を「恋」にしてしまうか、 というお申し越し、兎六さん、ありがとうございます。 実のところ、宗匠としては、遡って修正というのは、 あまりしたくありません。 また、結果として、名表五からのソコハカトナイ流れが とても良いように思えます。 ので、 次の方に「恋」の(出来れば)明確化をおねがいし、 (可能であれば)その次の方にも「恋」をお願いして、 どどど〜んと、行きたいと思います。 そういう方向で問題がなければ、 お次、お気楽堂さん、お願いします。 という感じで、いかがでしょうか。 ---------- 586 ごめんなさ〜い お気楽堂 2010/03/18 17:04 E-MAIL : HomePage: 遅くなりましてすみません。 更に、私の付け句が微妙な方向でいろいろご迷惑お掛けしました^^; さて、恋句。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 これで明確化できたかしらん?(ちと不安) お捌きください。 ---------- 587 大丈夫です(キッパリ)!! 越冬こあら 2010/03/19 21:09 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、薄幸美少女シンデレラストーリー!! ありがとうございます。 確かに、彼女は午前1時をそれはそれは切なく、 思い遣ったことでしょう。 この上なく「明確」な「恋」だと思います。どーも、どーも。 さて、お次は兎六さん、雑の句をお願いします。 いけそうでしたら、恋の句も良いかなと、思いますが、 その辺のところは、お任せします。 宜しくお願いします。 ---------- 588 お待たせしています うりく 2010/03/24 02:06 E-MAIL : HomePage:  三句つづけて同じ人にならないようにー、と、思うとむつかしくって苦吟しております。  もう少々おまちくださいー。 ---------- 589 はいな、お待ちしております。 越冬こあら 2010/03/24 05:37 E-MAIL : HomePage: なるほど、「同じ人にならないよう」な気配りも 必要なのですね。勉強になります。 お待ちしておりますので、ごゆっくりどうぞ。 ---------- 590 だってだって 兎六 2010/03/25 23:02 E-MAIL : HomePage:  お待たせしました。  同じ人にならないように〜は、戻らないようにするための生活の知恵みたいな感じで手元の本で読んだのでありんす。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 ---------- 591 どうしてどうして 越冬こあら 2010/03/27 05:28 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 逝っちゃいましたか。伊達だったのに……。 というか、伊達だったので、結局、ままに、と言うべきか……。 謹んで頂戴致します。 そして、次は越冬こあらさんが雑の句を行きます。 少々お待ち下さい。 ---------- 592 純日本製です。 越冬こあら 2010/03/29 22:02 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 「伊達男」からイタリア人が出てきて、 パスタがクルクル回ってしまって、 わけが分からなくなりまして、 やっとのことで、山高帽まで辿り着きました。 あまり「バンバン」してませんが、 これで行きたいと思うのでした。 皆様、いかがでしょうか。 問題がなければ、次は、お気楽堂さん、 お願い致します。 秋の月の句で、キリッと締めて頂けると幸いです。 ---------- 593 またしてもお待たせしてすみません お気楽堂 2010/04/01 18:42 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 人情ばっかりですみません。 お捌きください。 ---------- 594 平次親分! 越冬こあら 2010/04/02 05:36 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、ありがとうございます。 月明かりのライブ、静かに流れるメロディーの合間に チャリ〜ンと……良いと思います。 打越の伊達男とは違う方(女性?)な感じですし、 ありがたく頂戴致します。 お次は、MAOさん、秋の句で続けて下さい。 よろしくお願いします。 ---------- 595 はーい MAO 2010/04/04 19:48 E-MAIL : HomePage: しばしお待ちください。 ---------- 596 えーと MAO 2010/04/04 21:49 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡  むずかしい。なんかもっとなめらかにできる気もしますが。 ---------- 597 ジョウラン じゃない! 越冬こあら 2010/04/06 05:38 E-MAIL : HomePage: MAOさん、ありがとうございます。 「擾乱」←読めませんでしたが、この重量感と 「秋風」のコントラストは素晴らしいと思います。 加えて、「連れ」と「去って」の句またがりも面白い。 謹んで頂きます。 んで、お次は、越冬こあらさんが、秋の句を穏やかに続けます。 しばらくお待ちください。 ---------- 599 穏やかコアラ 越冬こあら 2010/04/09 05:28 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ ううう、遅くなりました。 そのわりに、それほどのものではありませんが、 なんとなく、「穏やかかな」と、思いました。 問題なければ、お次、兎六さん、雑の句をよろしくお願いします。 ---------- 600 こんなんでました 兎六 2010/04/10 23:23 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎  ちょいとなまぐさいかも、と思いつつ。  よろしくお捌きください。 ---------- 601 微笑の法則 越冬こあら 2010/04/12 05:24 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、ありがとうございます。 80:20の法則を笑い合っているのか、 80;20の法則を応用した「笑い」方があるのか、 どちらとも取れる感じで、 どちらにしても面白く読ませて頂きました。 謹んで頂戴致します。 さて、お次はMAOさんにお願いします。 雑の句で続けて下さい。 ---------- 602 よいどれ MAO 2010/04/12 09:46 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎 名裏三・雑    ハイボール持って愉しき暮れが前    胡  「焼酎を割って愉しき」だと夏ですものね。 ---------- 603 ういすき 越冬こあら 2010/04/13 05:37 E-MAIL : HomePage: なるほど。 8対2は、ハイボールだったと。。。 ウイスキー8にソーダ2……って、濃くないっすか? まあ、愉しけれは、良しと、頂戴致します。 そして、次は、越冬こあら宗匠が、春の句で続けます。 しばらくお待ちください。 ---------- 604 ホリデー 越冬こあら 2010/04/16 05:40 E-MAIL : HomePage: 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎 名裏三・雑    ハイボール持って愉しき暮れが前    胡 名裏四・春     しゃぼん玉吹く夜のベランダ     こ ベランダ、ラベンダー、ベテランだ。 バルコニーとかテラスとは、ちょっと違うらしいです。 と言うわけで……夜のベランダ〜〜ピーナッツ!! 問題なければ、 お次は兎六さん、春の花の句をお願いします。 ---------- 605 花の座 兎六 2010/04/19 23:20 E-MAIL : HomePage:  苦吟しております。  もうしょうしょうおまちくださいー。 ---------- 606 鼻の坐 越冬こあら 2010/04/20 05:14 E-MAIL : HomePage: どうぞ、ごゆるりとお楽しみ下さい。 ずぅ〜っと、お待ち申し上げます。 はい。 ---------- 607 はつはな 兎六 2010/04/21 00:30 E-MAIL : HomePage: 待ってと言うとできるようで(汗) お待たせしました。どうぞ、お捌きください。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎 名裏三・雑    ハイボール持って愉しき暮れが前    胡 名裏四・春     しゃぼん玉吹く夜のベランダ     こ 名裏五・春花   初花に通園バスを待ち焦がれ      兎 ---------- 608 みんな大好き柳家初花さん 越冬こあら 2010/04/21 05:39 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、どうもありがとうございます。 なんとも可愛らし展開が、トテモ嬉しいです。 キラキラ輝く瞳が並んでます。 というわけで、お次は、いよいよ、 お気楽堂さん、お待たせしました。 挙句をよろしく、お願いします。 ---------- 609 花に鶯 お気楽堂 2010/04/22 03:22 E-MAIL : HomePage: 発句が猫なので仔猫でいこうかと思ったのですが、 「発句にある文字は避ける」らしいので却下。(えーん^^;) 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎 名裏三・雑    ハイボール持って愉しき暮れが前    胡 名裏四・春     しゃぼん玉吹く夜のベランダ     こ 名裏五・春花   初花に通園バスを待ち焦がれ      兎 名裏六・春     言祝ぎと聞く鶯の声         楽 ということで、ご入園祝い^^; お捌きください。 ---------- 610 満尾。 越冬こあら 2010/04/22 05:37 E-MAIL : HomePage: 穏やかで、めでたいフィニッシュ!! どうもありがとうございます。 喜んで、頂きます。 発句・冬     年の瀬や青梅街道渡る猫        赤胡 脇・冬       眩ます様に降る寒の雨        越冬こあら 第三・雑     お針子のうつらうつらと手を止めて   兎六 四・雑       色の褪せたる天鵞絨の椅子      お気楽堂 五・秋月     論文に飽いた目線の先の月       こ 六・秋       盆の太鼓はどこで鳴るらむ      胡 裏一・秋     寄席を出てまずは新蕎麦食うてから   楽 裏二・雑      ガイドブックのコース外れる     兎 裏三・恋     ふたりして集合写真に間に合わず    胡 裏四・恋      知らない町で夜明けのコーヒー    楽 裏五・雑     デボン紀の化石の描くうずまきと    兎 裏六・雑      甲冑遂に古物商行き         こ 裏七・夏月    付喪神涼しき月に誘われて       楽 裏八・夏      暑中見舞は折れて陰さす       胡 裏九・雑     慕われて先生ぴんと良い姿勢      こ 裏十・雑      問題児ほど記憶に残り        兎 裏十一・春花   上水の花はてんでに酔ひあへば     胡 裏十二・春     胃薬のんで朝寝する虎        こ 名表一・春    ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   兎 名表二・雑     えくぼのせいで若く見られる     楽 名表三・雑    また一つ暖簾を下ろすライバル店    こ 名表四・雑     誰も掃除をしない経緯        胡 名表五・冬    不健全図書を布団に押し込んで     楽 名表六・冬     悴みながら英字をつづり       兎 名表七・恋    きゅっとして午前一時を思い遣る    胡 名表八・恋     ガラスの靴の片方抱いて       楽 名表九・恋    独身のままに逝きたる伊達男      兎 名表十・雑     山高帽の流行らぬ時代        こ 名表十一・秋月  月明の路上ライブに投げ銭し      楽 名表十二・秋    擾乱を連れ去って秋風        胡 名裏一・秋    残されたもの達だけで冬支度      こ 名裏二・雑     八対二の法則笑い          兎 名裏三・雑    ハイボール持って愉しき暮れが前    胡 名裏四・春     しゃぼん玉吹く夜のベランダ     こ 名裏五・春花   初花に通園バスを待ち焦がれ      兎 挙句・春      言祝ぎと聞く鶯の声         楽 というわけで、無事、満尾〜! となりました。 やれ、うれしや、うれしや。 感想、後悔、逡巡等は、のちほど、オイオイ書かせて頂きます。 まずは、皆様、ありがとうございました。 ---------- 611 おおっ! うりく 2010/04/23 02:27 E-MAIL : HomePage:  さっくり、めでたく終わりましたね。  三六句のお捌き、ありがとうございます。楽しませていただきました。  読むのも詠むのも慣れてきた感じで、一句一句の移り変わりにニヤニヤしていました。  詳しいあれこれは、またのちほどー。 ---------- 612 祝・満尾! お気楽堂 2010/04/26 01:31 E-MAIL : HomePage: おめでとうございます。 宗匠、捌き役お疲れさまでした。 いや〜、だんだん慣れてくるはずなのに、だんだん難しくなる気がする^^; きっと、みんなが連句の深間にはまりつつあるからでしょうね。 個人的には 表の月〜恋句の流れと、名残表の流れが好きです。楽しかった。 毎度言ってますが、恋の句は難しいですねぇ。 もっと色っぽく、と思うんですがうまくいきません。 最近ネットにつながる時間がなかなか確保できず、道中チャチャ入れできなかったのが心残り。外野のガヤも大事ですからね。次回はなるべく割り込みたいと思います^^; 皆様、ありがとうございました。 ---------- 613 えへら 兎六 2010/04/27 21:12 E-MAIL : HomePage:  私も名残表が好きです。初折の裏の花あたりから。  花の句が見事に「先生」にかからないようになっているなぁとか、陽だまりから古い商店街へ行って男子高校生(?)の部屋へと上手く移り変わって、ほんと楽しかったです。  欲を言うと、町から出てあちこち舞台を変えられたらもっといいのかも。  私自身よくわかっていない上に、説明が逃げ腰だったりしながら始めた連句を、四巻も続けられたってことが、うれしいやらありがたいやら。  お忙しい中、参加してくださるお三方、特に捌き手をしてくださった、こあら宗匠に改めて感謝です。 (そして、感想を正座して待つ) ---------- 614 もにょり MAO 2010/04/28 22:29 E-MAIL : HomePage:  遅くなりました。  宗匠、豪快な裁きでした。お見事でございました。  裏に入ってからの若い(でもおっさんくさい)二人の逢瀬があって、夜明けの珈琲から、TVのチャンネル変えたみたいな展開がいいです。その後の「暑中見舞」でもTVのチャンネルを変えている(笑)なんかいい番組無いのー、みたいな感じが面白いです。  後半はちょっと句が漠然としちゃったか。  前半ほど句境がはっきりしてないのです。それも後で見返すと見えてくるあたりが、やっぱり面白いですねえ。 ---------- 615 じゃーん! 越冬こあら 2010/05/02 10:14 E-MAIL : HomePage: 皆様、お祝い、ご感想、お褒めの言葉、 ありがとうございます。 拙い捌き手に文句も言わず付いて来て下さり、 たいへん感謝しております。 【宗匠鑑賞】 好きなのは……、 まず、表の月から太鼓、寄席、蕎麦 → → デボン紀!と 転がる感じ! その間にチャッカリ恋しているところ。 意外性と「まったり感」が、たいへん心地良いです。 次に、虎→ほっぺた→えくぼ の童話チックでメルヘンな流れ。 そして、不健全図書→英字→きゅっ→シンデレラ→昇天!という ドラマチックな青春半生記。 それと、ハイボールから最後までの穏やかな流れ。 打ち合わせも無く、出たとこ勝負で展開していったとは思えない 完成度を感じました。 単体の句として大好きなのは、 お気楽堂さん   付喪神涼しき月に誘われて   えくぼのせいで若く見られる 赤胡さん   誰も掃除をしない経緯   ハイボール持って愉しき暮れが前 兎六さん   ほつぺたへ春の日差しのむずがゆく   独身のままに逝きたる伊達男 自作では、   残されたもの達だけで冬支度 という感じでした。 ---------- 616 さーて、 越冬こあら 2010/05/27 09:24 E-MAIL : HomePage: 皆の衆、そろそろ、如何なもんだろうかな。 と、呼びかけて一句。   微笑は横に一列麦の秋 なんとなく嬉しい。今日この頃、でした。 ---------- 617 来週の、 MAO 2010/05/28 23:57 E-MAIL : HomePage: やりますか。 五月雨や水疱の指ごしごしと かゆい。ストレスによる発疹みたいな。 ---------- 618 サザエさんは? お気楽堂 2010/05/31 23:16 E-MAIL : HomePage: いいですね。  勝利騎手讃える声や五月尽 ダービーも終わったことだし(関係ないか^^; あ、「年の瀬」ようやくアップしました。 今回はフォントを変えてみたんですが、 字面で印象がちがうモンですね。今更ながら。  薫風や朱で正されし新住所 なんか、俳句作るのも久々〜。 ---------- 619 んがぐぐっ 兎六 2010/06/01 01:02 E-MAIL : HomePage: (予告とじゃんけんは割愛) やりませう。 去年のいまごろ、「荒梅雨や」やってたんですねぇ。  傘の骨折られてぬける夏の雨 ここのところ風がつよくて何本目だか(笑) ---------- 620 この番組は、○芝の提供で 越冬こあら 2010/06/02 05:47 E-MAIL : HomePage: お気楽堂さん、「年の瀬」アップ、ありがとうございます。 拝見し、美しい仕上がりに、ひとりニヤニヤと 楽しませて頂きました。 「発疹」とか「骨折」とか、いろいろとあるようですが、 そういった心も込めまして、はじめてまいりましょう。 順当に行けば、兎六さんに捌きをお願いすることになりますが、 如何でございましょう。 また、新入会員の御推薦等、ございますでしょうか。 四人で回すと、順番を入れ替えるのがたいへんなんで、 五人だとそのまま回せば良いのかなと思って、 発言してみました。 でも、五人でも「月の座」とか「花の座」とかの塩梅を 見なければいけないので、やっぱり、同じなのかなと 思ってもみるのでした。 そこら辺りも含めまして、如何でございましょうか。   青嵐結局最後は人任せ よろしくお願いします。 ---------- 621 いたしまー MAO 2010/06/02 21:26 E-MAIL : HomePage: >青嵐結局最後は人任せ  好きですなぁ。脂の抜けた風情が。 ---------- 622 したっ 兎六 2010/06/03 00:23 E-MAIL : HomePage:  人任せといいつつ、いろいろありがとうございます。  順番もありますけれど、新しくどなたか参加されるのは、純粋にうれしいです。残念ながら、最近交友関係がゲームとお絵描きに偏っていて心当たりがないのですが。  捌き、みなさまのご異存がありませんでしたら、やりとうございます。  んで、季節を、初心者用の表(*)を使わずにできたらなぁと思っています。春秋3〜5句続き、夏冬1〜2句つづき、あとは雑句と季の句のバランスが悪くなりそうなときだけ○○推奨〜って感じで。 (*連句の解説サイトに初心者用の季節表というものがあって、私のときはそれを使っていました)  どないなもんでしょうか。 ---------- 623 んがぐぐ (ふたたび) お気楽堂 2010/06/06 02:22 E-MAIL : HomePage: 異存ありませんです。 考えたら、式目表はあくまで目安ですからね、捌き人にすべておまかせっ! ということで、兎六さん、よろしくお願いしま〜す。 ---------- 624 んがぐぐ  (賛成です) 越冬こあら 2010/06/06 05:41 E-MAIL : HomePage: 兎六さん、異存ございません。 捌き手のバランス感覚にお任せします。 新規参加者については、噂を聞いて、 駆けつける方をお待ちしましょう。 というわけで、これを読んでる貴方!! 御希望でしたらその旨、お書き下さいな。 ---------- 625 ニャーン(タマ) MAO 2010/06/06 09:14 E-MAIL : HomePage: じゃ、そういうわけで。 他に見ている人があるとは思わなかった(笑) ---------- 626 それでは 兎六 2010/06/07 01:05 E-MAIL : HomePage:  もしかするとどなたかいらっしゃるかもしれない期待しつつ、はじめませていただきます(ぺこり)  発句はお気楽堂さんからいただいて、  勝利騎手讃える声や五月尽 にて、行きたいと思います。  いきなりですが、脇句、もうしょうしょうお待ちくださいー。 ---------- 627 こそこそ 兎六 2010/06/10 01:19 E-MAIL : HomePage:  とても今さらなので恐縮なのですが、どうしても気になるので漸減を翻しに(汗)  ごめんなさい。  発句、いただいて大丈夫ですか。  ぶれるのは良くないと思いつつ、せっかく発句をいただくので、勝利旗手の句にすることも含めて、お気楽堂さんに発句を改めてお願いしたいのです。  よいでしょうか? ---------- 628 なになに お気楽堂 2010/06/10 15:42 E-MAIL : HomePage: ぜ〜んぜん無問題。 何となくお二人が句を出してらしたのでつられて^^; というか、出勝ち方式だとそうですもんね。 だから兎六さんが選んでいいんですよん。 出てるのが不満な時は催促すればいいんですよん。 で、出したのを使ってもらえれば楽ちんなのでありがたい^^;(こらっ! ---------- 629 りょうかいでーす 兎六 2010/06/10 23:07 E-MAIL : HomePage: お答えありがとうございますー。 あらためて勝利旗手にて〜……で、まだ、苦吟しているw。 (あぁ、前回のコメント前言が漸減になっている。  体重? 予算??) ---------- 630 たいっへんお待たせしました 兎六 2010/06/15 01:36 E-MAIL : HomePage: しょっぱなから大変おそくなって申し訳ないです。 とくに瑕疵がなければ、これにて。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三は、こあら宗匠お願いします。 留は「て・にて・もなし」で、句跨りを避けて下さい。 雑の句推奨で、季の句なら夏です。 (下で、夏冬は1〜2句と言ってしまっていますが、式目を改めて確認すると1〜3句でした。) それから、今までもちょっとだけ説明していたのですが、あらためて、自他場について。 自他場といって一巻の句を  自の句=自分のことを詠んだ句  他の句=自分以外の他者を詠んだ句  自他半の句=自分および他者を同時に詠んだ句  場の句=人情なしの句で、景色や全く客体化された世相などを詠んだ句 の四つに分け、それぞれが打越にならないようにする。という、輪廻(意識の流れが前出の句に戻ること)を避ける工夫があります。 今の二句だと、発句は他人の声を詠んでいるので「他の句」、脇は人が登場しないので「場の句」となります。 というわけで、第三は「他の句」以外でよろしくお願いします。 ---------- 631 待ってましたぁ! 大統領!! 越冬こあら 2010/06/15 05:37 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 第三、承りました。  留は「て・にて・もなし」  句跨り×  雑or夏  他の句× ということですね。 ガバリます。 少々お待ちください。 ---------- 633 ていせいー 兎六 2010/06/17 23:36 E-MAIL : HomePage: ぐあああ、と、また、今さらになってごめんなさい。 留なのですが、「に・らん」もOKです。 それから、推奨というだけで、絶対にこの留め方!というルールではありません〜。 「第三は、一巻の変化・天界の始まりとして、前駆を受けながらも発句・脇の境地から大きく転じることが肝要であり、また、長高く、のびのびと品位のあることが要求される」 という話が基本で、そのための方法として、留や句跨りなしを心がけるそうです。 ---------- 634 らじゃー 越冬こあら 2010/06/18 05:31 E-MAIL : HomePage: なるほど。 そういう訳だったんですね。 「大きく転じて、長高く、のびのび太」と で「に・らん」もあり(推奨) 再び、ガバリます。 ---------- 635 父の次の日 越冬こあら 2010/06/21 05:34 E-MAIL : HomePage: 「いやあ、週末は何かと立て込んで……」と 言い訳を考えつつ、なんとかならんかと、頭を捻りましたが、 逆に、考え過ぎるのも良くなさそうなので、 ここまで考えたうちのBESTを掲載します。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 大きく転じていないようで、気が引けます。 ご批判頂けると、参考になります。 思考継続します。 ---------- 636 めぐるーめぐるーよ 越冬こあら 2010/06/22 05:36 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 押さえとして、   脳内に管弦楽を響かせて という句を得ました。 思考一時停止します。 ---------- 637 小松っちゃうな〜 兎六 2010/06/23 00:06 E-MAIL : HomePage: お返事を保留しているうちに、二句目までっ! ありがとうございます。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら を、いただきます。 「職人刈り」は髪型ですね。夏草が刈り込んだ頭になっていく画面を想像しました。 「脳内に」のお句も草原をイメージしたクラシックを想像して魅力的でしたが、発句の「勝利騎手讃える声」と「管弦楽」がやや通じるのが気になってしまったので、夏草が頭になるコミカルさをいただきました。 >MAOさん お待たせしました。四句目をお願いします。 注意事項としては、  雑の句推奨、季の句なら夏以外  月の句の前  人情の句 にて、お願いします。 >みなさま 言い忘れていましたが、順番は、  A=お気楽堂さん、B=私、C=こあらさん、D=MAOさん として、初折は  ABCD BADC という順番でまわす予定です。 ちょっと複雑ですが、中四、中二と覚えていただくと分かりやすいかと思います。 ---------- 638 老いかけぇてっ MAO 2010/06/23 11:27 E-MAIL : HomePage: 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      往きとは別の駅へ帰りぬ       赤胡  ふいにピン、ときたので。 ---------- 639 むむっ 兎六 2010/06/23 20:13 E-MAIL : HomePage: お早い出句ありがとうございます。 さりげなく舞台が街中に展開されていて良いですね。 でも、打越の「行く」と「往き」が、文字は違うのですが気になってしまうのです。 すみません。もう一考おねがいします。 ---------- 640 うむっ。 MAO 2010/06/23 21:48 E-MAIL : HomePage:  なるほど。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      日陰を縫えば別の踏切       赤胡  さしあたり、手元の季寄せに日陰・陰はなかったので。 ---------- 641 あ、駄目だ MAO 2010/06/23 21:50 E-MAIL : HomePage: 次は月だよ! やりなおします。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      白線追えば別の踏切         赤胡  どうも、すみませぬ。 ---------- 642 いえいえ 兎六 2010/06/24 22:45 E-MAIL : HomePage: 月の座のまえのお気づかい、ありがとうございます。 住宅街の、小さい踏み切りがちょくちょくある感じですね。 お次は、わたくし。少々お待ちください。 ---------- 643 おそくなりましたー 兎六 2010/06/30 01:36 E-MAIL : HomePage: どうにも、捌き手になると自分の句はびくびくしちゃって。 ゴメンナサイ。 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月    十六夜に猫の集会騒がしく       兎 月の文字は、五句去り(一回出したら五句の間は出しちゃだめ)というルールを見つけたので、がんばってみました。ちなみに、動物の句は場の句になります。 みなさま、いかがでしょうか。 もし、問題ありませんでしたら、次はお気楽堂さんお願いします。大変お待たせしました。 注意事項としては、  季節は秋  自の句以外 となっております。 ---------- 644 月! お気楽堂 2010/06/30 02:45 E-MAIL : HomePage: そっかー、アタシの発句に月があったんですね。 迂闊だったわー。 苦労かけてすみません。 >季節は秋 >自の句以外 了解です。 自他場とかはかじった程度ではなかなか身につかないので、 毎回のご教授おおいに助かりますです。 しばしお時間を。 ---------- 645 夜光・氷輪・夏の霜 兎六 2010/07/01 23:55 E-MAIL : HomePage: 見つけてしまったといいつつ、憧れの式目だったり。 他季節の正花とか、季移りとか、決まりがあると使いたくなります。 自重自重(汗) 自他場は、見よう見まねですので、おかしいなぁということがありましたら、ご指摘いただけると助かります。 ---------- 646 おまたせ〜 お気楽堂 2010/07/02 02:53 E-MAIL : HomePage: 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月    十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋      うそ寒に笑む選挙ポスター      楽 時節柄^^; えー、自分なりに表六句の規制を避けてはみましたが、 「選挙」に「ポスター」(カタカナ)はどうなんだろう…… しかもまた体言止めでごめんなさ〜い^^; もとい。 お捌きください。 ---------- 647 なやむー 兎六 2010/07/03 01:15 E-MAIL : HomePage: 表六句に出せないものは、 神祇・釈教・恋・無常・述懐・懐旧・地名・人名・殺伐なこと(戦争・人を殺す・切る・縛るなど)・病態・妖怪・三季移り・三句続きの数字など です。 「選挙」が殺伐なことになるかというと、白に近いグレーだと思います。 カタカナについては、いかにも外来語だって衒いがあると良くないですが、「ポスター」くらいなら日常で使う言葉なので問題ないです。 とはいえ、私も「選挙」でちょっと引っかかってしまったのと、前々句と同じ町内から出ていない感じがあるので、もう一考お願いします。 ---------- 648 もいっちょ お気楽堂 2010/07/04 02:14 E-MAIL : HomePage: 発句・夏     勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏       雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑     掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑      白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月    十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋      けもの道はや霧に紛れぬ       楽 なんとか山の方へ。 お捌きください。 ---------- 649 おまたせしました 兎六 2010/07/05 23:33 E-MAIL : HomePage: 空き地の猫の声が、山のなかの猫又の集会の風情に。 注文どおり。ありがとうございます。 お次は、MAOさん。秋の句にてお願いします。 ここから裏に入りますので、独自の発想でバンバンいっちゃってください。 ---------- 650 ゥヮー MAO 2010/07/06 20:07 E-MAIL : HomePage:  むずかしい。  スレスレです。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    野仏の前に柿の落ちるしくみ      胡  さいしょにできたのは 裏一・秋    いかずちに突倒さるる心地して     胡  でしたが。  のぼとけの まえにかきのお ちるしくみ  読んでみてまた、これもスレスレ。 ---------- 651 ぁぅー 兎六 2010/07/07 23:43 E-MAIL : HomePage:  おまたせしましたー。  スレスレといいつつ、打越にさわらないように作ってらして見事です。  ただ、五句目を場の句として処理しているので、人情ありの句をお願いします。アナウンス抜けです。すみません。  五句目が「騒がしく」と詠んでいるので、人情自の句と取れるのですが、そうすると三句目も自の句で打越に障るのです。  いかずちのお句も、手元の歳時記で夏の季語に入っていましたので、もう一句お願いしまっす。 ---------- 652 では MAO 2010/07/07 23:58 E-MAIL : HomePage:  人を増やします。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 ---------- 653 ありがとうございます 兎六 2010/07/08 21:13 E-MAIL : HomePage: いただきます。いろいろ不手際ですみませぬ。 次はこあら宗匠です。 注意事項としては、   秋 or 雑の句   人情ありの句 にて、お願いします。 ---------- 654 お待たせしております。 越冬こあら 2010/07/11 18:36 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 約三日、頭を捻って、頭が出てきました。 でも、次あたりに恋句の運びとなり、目障りでしょうか。 いかがなもんでしょう。 ---------- 655 なむなむ 兎六 2010/07/13 01:17 E-MAIL : HomePage: いただきます。 野の仏から石頭の連想、自然だけれど面白いです。 恋の句⇒恋以外の句⇒恋の句 という流れになると打越に障るのですが、間に恋以外の句を挟まなければ式目上は5句まで続けられます。 今回の裏二目は(たぶん)恋っぽい要素があるので、次の句にはっきりとした恋句を持ってくるのが良いと思います。 そんなわけで、次句は  恋の句  季節は秋以外  自の句以外 にて、お気楽堂さんお願いします。 ---------- 656 なやむなやむ お気楽堂 2010/07/17 11:46 E-MAIL : HomePage: たいへんお待たせしております(汗) 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・雑・恋  煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 遅くなりましてごめんちゃい。 なんせ苦手な恋句なもんで^^; えー、自以外ということで、これで自他半になるでしょうか? お捌きください。 ---------- 657 すごいすごい 兎六 2010/07/18 09:23 E-MAIL : HomePage: お待ちした甲斐がありました。 「おとこ」はいったいなにをやらされたのか(笑) 想像がふくらみます。 次はわたくし、  恋の句  他の句以外  秋以外 にて。少々おまちください。 ---------- 658 くちすい 兎六 2010/07/19 17:53 E-MAIL : HomePage: わたくしごとですが、(一人暮らしのまま)広いお部屋に引っ越すことが決まりました。 期待と不安に、思わず顔が笑ってしまう日々です。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 (裏三は過去の表記にあわせて、タグを変えさせていただきました) こんなんでました。みなさま、いかがでしょうか。 問題ありませんでしたら、お次はこあら宗匠おねがいします。 もうちょいと恋をさきに進めるか、恋を離れるか、おまかせします。 注意点としては、  季節は秋以外  自他半の句以外  恋の句 or 恋離れ です。 式目を厳密に適用すると、秋・春の句は5句あけることになっていますのです。 ---------- 659 う、うらやましい お気楽堂 2010/07/21 02:11 E-MAIL : HomePage: いえ、くちすいじゃなくて、引越しね^^; 広いお部屋、ますますうらやましい。 夏の引越しはけっこうしんどいですけど、 新しい部屋のはわくわくを思いつつダンボールと格闘してください^^; ---------- 660 こいこい 越冬こあら 2010/07/21 05:46 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の足は踏まれる為に有り      こ 昨晩、帰宅途中の車内で、前に立っていたカップルの 女子の足が男子の足を踏んでいました。 しばらくして、気がつくと、今度は男子が女子の足を 踏んでいました。 犬も喰わん話です。 おさばき下さい。 くちすいの回数では負けるかも知れんが、 引越し回数では、負けんぞ!  たぶん。 ---------- 661 わたしまけましたわ 兎六 2010/07/22 21:54 E-MAIL : HomePage: つけどころが分からなくて悩みましたが、素直にくちづけを交わす様子を客観視点で描いたものと読みました。 色っぽい。きゃあきゃあ。 ただ、打越の「尻」とこの句の「足」が気になってしまったので、もう一考お願いしますー。 引越し回数でこあら宗匠に勝とうとは思いませんわ。 一回でへろへろです。 ---------- 662 かって嬉しい花いちもんめ 越冬こあら 2010/07/23 05:25 E-MAIL : HomePage: いちおう、革命→攻撃→踏む!! みたいな考えもありました。 「尻」と「足」、確かに、気になりますね。 「恋人の尻は蹴られる為にあり」というのも面白い。 再考致します。 少々、お待ち下さい。 ---------- 663 一文字換えて、 越冬こあら 2010/07/24 09:45 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 革命→軍靴→踏む!! と、いちおう悪あがきしてみました。 「尻」と「靴」なら大丈夫でしょうか。 別の展開も考えつつ、伺います。 ---------- 664 ふみっ! 兎六 2010/07/24 20:44 E-MAIL : HomePage: 変更、ありがとうございます。 「尻」と「靴」ならばなんの問題もございません。 いただきます。 お次はMAOさんお願いします。 注意点としては、  自他半の句以外(場の句推奨)  恋離れ *1  季節は秋以外  裏八か裏九句目あたりで月の座 *2 です。 釈迦に説法という気がしますが、補足です。 *1 恋の呼び出し・恋離れを含めて恋は五句までなので、裏二を恋の呼び出しとすると、次は恋離れになります。 *2 いつもは裏七句目にお願いしているのですが、裏四を夜分にしてしまって、月の句が出しにくくなったので、八句目以降を予定しています。夜以外の月で良い句がありましたら、六・七句目でも歓迎です。 ---------- 665 ほほー MAO 2010/07/25 09:03 E-MAIL : HomePage:  これは「どちらに蹴り出してもよい」という流れですね。  だが、月のことを考えると冬に蹴り出したほうが親切か。  方針はかたまりました。  しばしお待ちを。 ---------- 666 くつあと MAO 2010/07/25 09:11 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 ---------- 667 二の字二の字の 兎六 2010/07/27 00:33 E-MAIL : HomePage: と、新雪にくつあととは美しい。 次はワタクシ。 表で月を詠んでいますが、大打越が夜なので月の句が出しにくいので、裏七句目は私が詠んじゃいます。 月の座はお気楽堂さんとこあら宗匠におまかせ。 で、  自他半以外  恋以外  季節はなんでも(冬推奨) にて、もう少々お待ちください。 ---------- 668 おまたせしましたっ 兎六 2010/07/30 01:40 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 ワタクシの経歴なのですが、昔から良くある移り住み方かな、と。いかがでしょうか。 OKでしたら、次はお気楽堂さんにお願いします。 注意点としては、  季節は冬以外  人情ありの句  月の句もアリ です。 ---------- 669 タイガース! お気楽堂 2010/08/02 19:14 E-MAIL : HomePage: お待たせしました。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・雑     初めて飛ばすジェット風船      楽 月は宗匠におまかせ! ジェット風船も春になっちゃうんでしょうか? そこだけ心配。 お捌きください。 ---------- 670 カープ! 兎六 2010/08/02 20:06 E-MAIL : HomePage: >お気楽堂さん  ジェット風船の起源を調べて「上手い!」と思ったのですが、月の句の前なので、できれば視線が上を向かない句で、もう一考お願いします。  風船は春だけどジェット風船は季語じゃない、と、言い切っちゃうと将来に季題が風船のときに苦労しそうでもごもごしちゃう。でも、雑の句もまじえてやっている連句でのことなので、今回は「ジェット風船」は雑として取ります。  ちなみに、花の定座が三句先の裏十一句目なので、ここで春の句を出すのもアリですよ。 >ALL  667のわたくしの発言で、お気楽堂さんの次がこあらさんになっていますが、順番でいくと裏九はMAOさんです。失礼しましたー。 ---------- 671 それでは お気楽堂 2010/08/03 01:05 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・秋月    月夜に飛ばすジェット風船      楽 花の座が控えているので、やっぱり月いただきます! (安直ですが^^;) 春の句の方がよければ、再考します。 お捌きください。 ---------- 672 そうですね 兎六 2010/08/03 23:54 E-MAIL : HomePage:  668で注意点を書いたときには、大丈夫かなと思っていたのですが、秋だと花の定座の直前まで秋を続けることになるので、春の句の方がいいです。  それと、月の句にする場合は、表五の月と趣向を変えた感じが良いです。  たびたびすみません。ご再考、よろしくお願いします。 ---------- 673 えいっ! お気楽堂 2010/08/05 15:56 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 お待たせしました。 なんかもう、やけ……? 後は次の人に丸投げ!  朧月夜に何してんねん とどっちがいいか迷ったんですが(大差ない^^;) 兎六さんの捌きにおまかせします。 ---------- 674 ぼちぼちでんなー 兎六 2010/08/05 21:48 E-MAIL : HomePage: いろいろ注文に答えてもらって、ありがとうございます。   朧月夜は儲かりまっか をいただきます。 もう一句はうっかり恋になってしまいそうなので(笑) お次はMAOさんでっす。 注意点としては、  季節は春  自の句以外  ちょっと早いけれど花の句もあり といったところです。よろしくお願いします。 ---------- 675 ぐふふふ MAO 2010/08/06 00:34 E-MAIL : HomePage: ふふふ。 いっけねぇ。可笑しい。 こうきましたか(喜)。ようし。 ---------- 676 やた! お気楽堂 2010/08/06 02:01 E-MAIL : HomePage: >いっけねぇ。可笑しい いひひ。 MAOさんを笑かすとはわれながら上出来だわ。 ---------- 677 ぐぬぬぬ MAO 2010/08/07 00:42 E-MAIL : HomePage:  喜んだのもつかの間、えらく難しい。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽  喜んだのもつかの間、ものすごく難しい! 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    この辺も海だったとか四月馬鹿     胡 ---------- 678 あ MAO 2010/08/07 00:44 E-MAIL : HomePage: 書き込みがなんだかみょんなことに。 次で修正してください。すみません。 ---------- 679 うぐぅ 兎六 2010/08/07 01:14 E-MAIL : HomePage:  たしかにみょんなことに。  しかし、「月」の字が続いてしまっております。お手数ですが、もう一考おねがいいたします。 ---------- 680 あ MAO 2010/08/07 03:27 E-MAIL : HomePage:  あー。  基本的すぎる! でも「万愚節」は重いんすよねえ。  別のラインも含め考えやす。 ---------- 681 あー 兎六 2010/08/07 06:22 E-MAIL : HomePage:  瀬戸内も難波も海辺の地名ですので、水辺以外のラインが望ましいでやんす。  いっぺんに言えなくて、すみません。 ---------- 682 よし MAO 2010/08/07 16:22 E-MAIL : HomePage:  抜けた! 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 ---------- 683 おそくなりましたー 兎六 2010/08/09 02:41 E-MAIL : HomePage:  こうくるかー。  商売人も球児もたくましい。  お次は、順番的にはこあら宗匠なんですが、花の座をお願いしたいので、わたくしが詠ませていただきます。  手元の「十七季寄せ」という本を頼りに捌き役をやっているのですが、改めて確認すると花を短句で詠むことも早めに出すことも非推奨でしたので。  そんなわけで、少々おまちくださいー。 ---------- 684 野球観戦といえば 兎六 2010/08/11 01:58 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎  ビール!  だったのですが、季重なりになるのでこんなカンジになりました。いかがでしょうか?  良いようでしたら、満を持して、こあら宗匠の花の座であります。  花の座は、桜を意味する「花」の文字を読み込んでください。「はな・華・ハナ」など、音と意味が花であれば表記は自由です。  自他場は、自の句か場の句でお願いします。 ---------- 685 訂正 うりく 2010/08/11 12:19 E-MAIL : HomePage: >音と意味が花であれば 「落花」とかもあるから、音は関係ありません。 失礼しました。 ---------- 686 落花生はSNOOPY! 越冬こあら 2010/08/12 07:04 E-MAIL : HomePage: 花の座、承りました。 「意味が花であること」 ということで、ハナ肇さんや、芥川龍之介さんは、「無しよ」ですね。 少々お待ち下さいませ。 ---------- 687 芥と花 越冬こあら 2010/08/15 07:02 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 塵芥山(じんかいざん)で、ゴミの山のことのつもりです。 塵芥の山(ごみのやま)としたほうがよろしいでしょうか。 はたまた、ゴミの山のほうが……。 お捌き下さい。 よろしくお願いします。 ---------- 688 おまたせしましたっ 兎六 2010/08/17 00:24 E-MAIL : HomePage:  花の座、ありがとうございます。  実家にいたためPCの使用が不自由でおそくなりました。  前句、ゴミ山の景色だったとはっ! 言われてみると、もっともな帰着です。  塵芥山にていただこうと思います。独自の発想でバンバン行くところですので、固有名詞っぽく決めているところが良いかなと。  お次は初折の裏の最後、お気楽堂さんお願いします。   季節は晩春か雑   自他場は特になし(*)  にて、お願いします。 * 打越は他の句のつもりだったのですが、落ちているキャップと考えると打越が場の句になるので、他の句もありとしています ---------- 689 チョイチョイ お気楽堂 2010/08/20 01:58 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 もういっちょ春にしてみました。 これは自の句かしらん、場の句かしらん?(わからん) お捌きください。 ---------- 690 チョチョイナ 兎六 2010/08/21 01:14 E-MAIL : HomePage:  うわっ、拾い始めましたね! すごい転身(笑)  前句が塵芥山なのに、お茶はきりりと美味しそうです。  自他場はときどきよそのネット連句会などみつつ勉強しているのですが、自と他はどちらとも読めるという判断がけっこうあるようです。人の服装は人情ありの句なので、茶摘のお句は自 or 他の句になります。(いままでのさばきで場の句の区切りが曖昧なのは、本人がぶれているところもあります。ごめんなさいー)  もうちょっと、変則順番で行きます。  お次は、宮武さん。  季節は春以外、人情ありの句にてお願いします。 >ALL  明日にでも読み込む題材のチェックリストをあげまっす。  お楽しみに! ---------- 691 つい MAO 2010/08/21 22:56 E-MAIL : HomePage: (やってしま)ったー。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 ---------- 692 たー 兎六 2010/08/23 03:04 E-MAIL : HomePage:  ついったーをよしとするかどうかも悩みどころですが、付け所がよくわからなくて。もう一晩だけ考えさせてくださいー。 >題材リストアップについて  ばたばたしていて間に合いませんでした。  みなさまにはもう必要ないものかもですが、ごめんなさいー。 ---------- 693 なやんだすえに 兎六 2010/08/24 01:01 E-MAIL : HomePage:  ふぁぼりました。いただきます。  東海道を行く車窓から良く茶畑を見ていましたので、茶摘女の姿が見えるのも素敵だな、と。  流れる車窓からUFOが見えて今度は何が見えるか、次、わたくしがつけさせていただきまっす。 ---------- 694 付け句の前に 兎六 2010/08/24 01:46 E-MAIL : HomePage:  題材リストです。連句入門のHPから借りてきました。題材の方のかんぺにしていた本が、ダンボールの奥底で(笑) 花、月、雪、釈教、恋、動物、虫、飲食(食物)、遊戯、地名(国内)、時事<なう>、旅行、衣服、数詞、  このあたりが出ていて、 神祇、無常[死に関するもの]、妖怪、雨、鳥、魚、飲食(酒)、音曲、病体、地名(外国)、人名(外国/国内)、夢、風、述懐[世を恨み、老いや貧を嘆く気持ち]  このあたりはまだっす。全部を読み込む必要はないですが、まんべんなくいろんな題材がでるように行ってみましょうっっ。  これはもう出ているんじゃないって題材がありましたら教えてくださいー。 ---------- 695 おまたせしています 兎六 2010/08/28 00:11 E-MAIL : HomePage: 毎度すみませぬ。 もうちっと、おまちください。 ---------- 697 かぜ 兎六 2010/08/30 07:43 E-MAIL : HomePage:  たいっっっへん、おまたせしましたっ。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎  風……ではなく、病態にて。いかがでしょうか。  もしよろしければ、お次はこあら宗匠。人情自の句以外にてお願いします。 ---------- 698 そこに〜は、ただ 越冬こあら 2010/09/01 05:29 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 「人情自の句以外」承りました。 季節は夏を続けるということで宜しいという理解のもと、 夏の句を考えます。 暫しのご猶予を。 ---------- 699 おっと 兎六 2010/09/01 20:16 E-MAIL : HomePage:  失礼しました。「季節は特に指定なし」でありんす。もちろん夏の句も歓迎です。  春・秋は三句〜五句、夏・冬は一句〜三句を続けるようになっております。  余談ですが、夏以外の季節でつける場合は、前の句と合わせたときに夏の句になるような句をつけます。こういう付け方を季移りと呼ぶそうです。 ---------- 700 病み上がり 越冬こあら 2010/09/07 05:52 E-MAIL : HomePage: お待たせしております。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ とすると、人情自でしょうか。 現象を詠んでいるということで、人情他?となりますでしょうか。 お捌き下さい。 ---------- 701 開けてびっくり 兎六 2010/09/07 22:37 E-MAIL : HomePage:  いただきます。みごとに述懐と神祇。  自他は、自の句とも他の句と読めるので、他の句として良いと思いますです。  病み上がりに電話代明細を見て頭を抱える図、思わず同情しました。ふたたび寝込みそうです。(←なんどか電話明細を見てひっくり返った経験がある。昔のネットとか……)  お次はお気楽堂さん、  季節は、春・夏以外(春の句は五句去(五句開ける題材)でした)  自他場は、特になし(打越は他の句と読めなくもないので)  なんだか注釈が多くなりましたが、以上にてよろしくお願いしまっす。 ---------- 702 玉手箱っ! お気楽堂 2010/09/11 15:41 E-MAIL : HomePage: 遅くなりました〜 あれこれ考えては、どれもこれも季語だったりして参るわ〜 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 貧乏神は大事にされるのが苦手だそうです^^; お捌きください。 ---------- 703 トリビアっ 兎六 2010/09/12 21:10 E-MAIL : HomePage:  貧乏神撃退法、初めて知りました。なるほど。  いただきます。  つぎはちょっと多いですがワタクシです。  人情他以外、季節は春夏以外にて。少々おまちくださいー。 ---------- 705 たたみ 兎六 2010/09/16 01:55 E-MAIL : HomePage:  お待たせしましたっ。  海外の間違った和室……みたいのも考えたのですが、できませんでしたの。一周回って、だいぶん難航しました。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・雑   匂い立つように畳の新しく       兎  本式のお茶席や江戸時代の接待なんかだと、畳を替えるって話を聞きますのんで。詠み人は引越しの余韻を残しつつ(笑)  あと、場の句のつもりなのですが、いかがでしょうか。  OKでしたら、次は名表六。まだまだ自由な発想で行くところです。  MAOさんお願いします。 ・自他場は、自と他がちょっと曖昧になっていますが「他の句以外」 ・季節は特に指定なし  です。 ---------- 706 芝浜 MAO 2010/09/17 12:52 E-MAIL : HomePage:  畳替えは冬なんじゃないかしら。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・雑   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 ---------- 707 革財布 兎六 2010/09/18 00:34 E-MAIL : HomePage:  きちっと冬らしくしていただきました。いただきます。  次はお気楽堂さん。 ・場の句以外 ・季節は冬以外  にて、お願いします。  恋の呼出し的な句だとうれしゅうございます。 >畳替え  ぎゃあ、季語の可能性に思い至りませんでした。猛省。  タグを冬に変えましたので、コピペ元はこちらでお願いします。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 ---------- 708 小判〜! お気楽堂 2010/09/18 19:09 E-MAIL : HomePage: いやー、恋の呼出しってむずかしいわぁ。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・雑   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 単なる動悸息切れも、まだまだ枯れない年寄りの冷や水ってことで^^; 最初「そは(其は)」だったんですが、「此は(こは)」なら自の句になるかなぁと思ったのでこっちにしました。(そはだとひらがなでもいけるけど、こはだと逆に読みづらいなぁと思ったので漢字にしました) あとはいつものとおり、次の人に丸投げ。よろしくね〜。 もとい。 お捌きください。 ところで、新居の方は落ち着きましたか? ---------- 709 ざっくざく 兎六 2010/09/18 23:01 E-MAIL : HomePage:  にゃるほど、まだまだ枯れてないってわけですね。上手いっす。思わずにやにやしちゃいました。  ここまで言っちゃうと恋の句ということでよいかと。タグだけ変えさせてください。自の句としていただきます。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽  引越しは、カーテンが押しピンで留めてあったり、未開封のダンボールがつんであったりしますが、なんとなく落ち着ちきました。  大阪にいらっしゃることがありましたら、ぜひ遊びに来てください。 ---------- 710 お次 兎六 2010/09/18 23:10 E-MAIL : HomePage:  お次は、こあら宗匠お願いします。  注意事項としては、 ・季節は冬以外 ・人情ありの句 ・恋の句(できれば恋の文字は使わない)  といったところです。絶対ではありませんが、恋の文字は一巻に一度しか使わないほうが良いので、なるべく使わずに一句お願いしまっす。 ---------- 711 と、ピーコ 越冬こあら 2010/09/20 05:53 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    端から端まで湾曲辿る        こ 恋の句になっていますでしょうか。 ある意味、濃い恋だと、おもいますが、 お捌き下さい。 ---------- 712 きゃあきゃあ 兎六 2010/09/20 22:01 E-MAIL : HomePage:  こゆぅいですね! この上なく濃厚です。  しかし、一句では恋の意味を持たない「恋離れ」になってしまうので、恋と断定できる句をお願いします。 ---------- 713 ワイパーの先、みたいな。 越冬こあら 2010/09/21 05:32 E-MAIL : HomePage: なるほど。 確かに「辿る」だけでは断定できませんね。 捻り直します。 少々お待ち下さい。 ---------- 714 断定's Peak 越冬こあら 2010/09/23 09:12 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 恋なのか服従なのか何なのか、よく分からなくなってしまいましたが、そんな「夢世界」な……? 断定できますでしょうか。 お捌き下さい。 ---------- 715 夢の中へ 兎六 2010/09/23 23:12 E-MAIL : HomePage:  ロマンチックに決まりました。十分、断定できると思いますです。  心臓の鼓動は姫様抱っこのどきどき感か、石段を登って心拍数が上がっているのか(ぉぃ  お次は、宮武さん。  前の恋の一連で恋離れだったので、恋の句を。ぜひ。  季節は特に指定なし、自他場は他か場の句です。  それから、このあたりで月の句もOKです。月の句にしない場合は、名表十一句月の定座なので、丸いもの・夜・見上げるものなどはひかえてください。  以上、よろしくお願いしまっす。 ---------- 716 あがー MAO 2010/09/24 08:50 E-MAIL : HomePage: 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ  ここで起・承まで着ちゃったので転・結を出さねばなりますまい。恋句で月という欲張りもしてみたいところですが、そうすると結構スケールの大きなものを考えないと。  しばしお待ちください。 ---------- 717 むーん MAO 2010/09/24 22:39 E-MAIL : HomePage: はね。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋月  蜜月は部屋から一歩も出づ終い     胡  自か場か、という点ですが「ねえねえ五〇三号室のお客さん、大丈夫かしら」というあたりが他かなぁ。  うーん。 ---------- 718 むーん 兎六 2010/09/25 11:01 E-MAIL : HomePage:  おいしい……のだけれど、蜜月って空の月ではなくて期間の月だと思われます。  書割や絵の「月」は月の句になるのですが、一月二月などの「月」は月の句にならないので、もう一考、おねがいたします。  月の句にしない場合も定座がむつかしくなるので、「月」の字なしでお願いいたします。 ---------- 719 ぬぬぬぬ MAO 2010/09/25 20:12 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は神社の裏の縁結び        胡  寝過ごしぬ下着はどこへ投げたのか  とも考えましたが、人の句が続くので。  恋本番で他の句、というのはけっこう大変でした、ということで。 ---------- 720 ごほんぞん 兎六 2010/09/25 20:44 E-MAIL : HomePage:  石段は、神社の石段でした。蚊に食われないように、ということかしら。さりげなく濃厚ですね。  いただきます。  さういえば、クライマックスが和合だというお祭も聞いたことがあります。  さて、お次はワタクシ。  月の前、季節は秋か雑、自他場は他か場にて。  少々お待ちくださいー。 ---------- 721 あ、 MAO 2010/09/25 22:21 E-MAIL : HomePage: ちょっと直します。 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡  社にしないと、場所に具体性が出なくて。やしろです。 ---------- 723 たしかに 兎六 2010/09/28 00:42 E-MAIL : HomePage:  社の方が良いですね。なるほど。  次、直しておきます。 (遅レス) ---------- 724 おまたせしてます 兎六 2010/09/29 02:24 E-MAIL : HomePage:  引越し終わったからお待たせせずに出せるーと思ったものの苦吟していまする。  考えすぎの不安もありますが、もう少々お待ちください。 ---------- 725 かめ 兎六 2010/10/01 00:21 E-MAIL : HomePage:  できましたっ。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は神社の裏の縁結び        胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎  蛇は季語だけれど亀は季語に入っていないようでしたので、これにてよろしくお願いします。  亀を魚に数えてもいいものか……。  大変おまたせしました、月の定座はこあら宗匠お願いします。  打越が場の句ですので人情有りの句、季節は特に指定なしですが月の句で、前二つの月の句とちがった趣になるようによろしくお願いしまっす。 ---------- 726 つる 越冬こあら 2010/10/03 06:09 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 半世紀鶴橋に生きこの月夜       こ 地名、ツルハシ、詳しくは知らないのですが、大久保のようなところじゃないかというイメージで、作りました。 いかがでしょうか。 名表九の「神社」を「社」に替えました。 お捌き下さい。 ---------- 727 トンボ 兎六 2010/10/03 23:24 E-MAIL : HomePage:  うわあああ、句をひねるのにいっぱいいっぱいで、「社」に直すの忘れていました。ありがとうございます。  「この月夜」にて、待ちに待った美しい満月でうれしいのですが、「亀」に対しての「鶴」のほかに、長く住む感じまで前句と通じていて、ちょっと近すぎなのでもう一考お願いします。 ---------- 728 ウサギと 越冬こあら 2010/10/04 21:41 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 亀が魚なら兎は鳥よ。 第二候補 満月の兎相手にひと踊り 第三候補 満月の兎相手にそそらそら う〜ん、わからんです。 お捌き下さい。 ---------- 729 ダンス♪ 兎六 2010/10/05 22:49 E-MAIL : HomePage:  なるほど、確かに鳥です(笑)  楽しげな展開で、踊りも入ってて良いです。  第二候補とも迷いますが、このままいただきます。  お次は、お気楽堂さん、秋の句で続けてください。  自他場は人情有りです。 ---------- 730 ワルツ♪ お気楽堂 2010/10/08 17:24 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 遅くなりました。 音曲と外国の地名?を一挙に消化! ダンスといえばワルツ、といえばヨハン・シュトラウス、とくれば美しき青きドナウっちゅーことで。 お捌きください。  ---------- 731 ドナウを聴きながら 兎六 2010/10/10 10:32 E-MAIL : HomePage:  おおっ、兎と踊るのはワルツ。  いましがた、曲を聴いてドレス姿のうさぎが目に浮かびました。  音曲・外国の地名も入り、ナイスです。  お次は私。  季節は秋、自他半以外。  ここから最後の六句なので、穏やかに。(指さし確認)  というわけで、もう少々おまちくださいー。 ---------- 732 菫ほどな 兎六 2010/10/13 23:47 E-MAIL : HomePage:  また、大変お待たせしました。  職場の方が編成が変わってちょっとばたばたしておりまして……ごめんなさい。 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎  名残裏に入りました。  そろそろおだやかに行きたいところですが、人名がまだなので漱石先生に登場願いました。いかがでせうか。  よろしければ、お次はMAOさんお願いします。  自他場は自の句以外、季節は秋か雑です。 ---------- 733 くさもみぢ MAO 2010/10/15 20:17 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡  草紅葉を辞書で調べて、なんの草だろうと思ってました。  で「無常」あたりが出ていないなぁというのと、肺を病んで病床にいる漱石とがぐるぐるして、いまひとつまとまらなかったのです。もっと良くなる気もしますが、今以上イメージが深くならない気もするので、こんなところで。 ---------- 734 世阿弥 兎六 2010/10/16 08:39 E-MAIL : HomePage:  おまたせです。一晩考えました。  良い感じに移り変わっていると思います。  自の句っぽいですが、打越もいただいた句のどちらかを他の句と読めるし、自他の区別は三分の理があれば良いとされているのでこのままいただきます。  お次は、お気楽堂さんお願いします。  季節は秋以外、自他場は他の句以外です。それから、次の次が花の座です。  そろそろ終わりが見えてまいりました。  最後まで、はりきっていきましょー。 ---------- 735 よ〜っ、ポン!(鼓) お気楽堂 2010/10/17 17:50 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   水槽にたらして作る天ぷらの      楽 いや〜「元の木阿弥」の謂れを初めて知ったなう(おぃ^^; ということでこんなん出ました。 自か場の句のつもり。 最後のてにをはは次の人のつなぎ良いように変えてもらって構いません。 お捌きください。 ---------- 736 ポポン! 兎六 2010/10/19 00:56 E-MAIL : HomePage:  木阿弥、わたくしも初めて知りました。  しかし、水槽とてんぷらは……ごめんなさい。わかりませんでした。検索すると「クリーンフライヤー」や「ウォーターフライヤー」の下で金魚が泳いでいる記事が出てくるのですが、これですか?  ちょと揚げ物のできない環境が長くて、てんぷらに「たらす」というイメージもないもので、解説希望です。 ---------- 737 おろっ お気楽堂 2010/10/19 02:05 E-MAIL : HomePage: わー、ごめんなさい。 やっぱり無理スジだったかしらん。 本物ソックリの蝋細工の天ぷらです^^; 最初は、  蝋製のキャペツを皿に盛りつけて というのが浮かんだんですが、キャベツもレタスもパセリもみんな季語なもんで^^; 花の座の前でもあることだしなんとか雑の句にしたかったのでした…… なので、ちょっと変更してみます。  名裏三・雑   溶けた蝋たらして作る天ぷらの      楽 名残裏の「穏やか」に合わないかなぁ…… いちおう、これでお捌きください。 ---------- 738 ううん 兎六 2010/10/20 01:17 E-MAIL : HomePage:  食品サンプル! なるほど。  解説をお願いしてよかったです。  変更していただいた句で分かるようになりましたが、なんだか違うものを連想してしまうような。  お気楽堂さんも納得していないようですし、食品サンプルから離れてもう一考お願いします。 ---------- 739 再出発 お気楽堂 2010/10/21 01:16 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 元に戻って出発進行〜! 同じくてにをはは次の方、適当に処理してくださって結構です。 ということで、どうでしょう? お捌きください。 ---------- 741 まわるまわるよ 兎六 2010/10/21 23:52 E-MAIL : HomePage:  何度もありがとうございます。  くるりとまわって上手く方向転換しました。  いただきます。  次はこあら宗匠です。  季節は雑か春。花の座の前句にあたります。  自他場は、打越で他の句として進めているので他の句以外的方向でお願いします。 ---------- 742 三遍回って煙草にしょっつる 越冬こあら 2010/10/24 11:35 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 名裏四・春    情死が似合う仏蘭西の春       こ ウィキペディアにりますと、 回転木馬は、フランス生まれらしい (1860年頃、フランスで蒸気機関を動力として作られ……) ので、ロケ地:フランス、季節:早春 にて、お捌き下さい。 お願いします。 ---------- 743 花の都 兎六 2010/10/24 16:52 E-MAIL : HomePage:  おおっ、美しいです。  ただ情死だと恋の句になるので、あと二句で終わりにするには盛り上がりすぎるかな、と。  ちなみに死に関する句もまだ出ていないのですが、いまの時点ではムリに出さない方がよいかと思います。  そんなわけで、もう一考お願いいたします。 ---------- 744 パリはキッパリ! 越冬こあら 2010/10/25 21:47 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 名裏四・雑    参考書代添える仕送り        こ で、その弟は受験生で、この春、いよいよ決戦と。 どうでしょう。 ---------- 745 バッチリ 兎六 2010/10/26 18:18 E-MAIL : HomePage:  いただきます。  お姉さん(お兄さん)の愛が伝わります。仕送りに参考書代ということは、寮制の高校か……大学生の司法試験かも。一句でも独立してよい感じです。  次は花の座、お待たせしました。MAOさんお願いします。  自他場は打越が自他半ですので、それ以外でお願いしまっす。 ---------- 746 はなー MAO 2010/10/26 21:44 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 名裏四・雑    参考書代添える仕送り        こ 名裏五・春花  間隙に御苑の花の記事を詰め      胡  あまり考えずに。 ---------- 747 自然体 兎六 2010/10/28 00:01 E-MAIL : HomePage:  考えずにといいつつ、前句の光景がぐっとリアルになっていて素敵です。  自然に出てくる方は、返ってよくなるということか……。  いただきます。  最後になりました。挙句はこあら宗匠お願いします。  春の句でめでたく締めてください。 ---------- 748 シメシメ。 越冬こあら 2010/10/28 05:45 E-MAIL : HomePage: おはようございます。 ご指名、ありがとうございます。 いよいよ挙句。 心してめでたく締めたいと思います。 少々、お時間を頂きます。 ---------- 749 バンザイ叫んでみんな終わ〜る♪ 越冬こあら 2010/10/31 21:57 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 名裏四・雑    参考書代添える仕送り        こ 名裏五・春花  間隙に御苑の花の記事を詰め      胡 挙句・春     棚霞突く万歳三唱          こ ♪僕たち日本国民はバンザイするのが好きなのね〜♪ (カメカメ合唱団「バンザイの歌」より) お捌き下さい。 ---------- 751 おしいかな 兎六 2010/11/01 20:09 E-MAIL : HomePage:  めでたい挙句、ありがとうございます。  しかし、発句の「讃える声」とのつながりが気になってしまったのです。  すみません。もう一考お願いいたします。 ---------- 752 なかなかね 越冬こあら 2010/11/01 21:50 E-MAIL : HomePage: なるほど。 発句とのつながりは、気が付きませんでした。 もう一回、考えます。 少々お待ち下さい。 ---------- 753 かなかなね 越冬こあら 2010/11/05 05:58 E-MAIL : HomePage: すいません。 もうしばらくお待ち下さい。 ---------- 754 おまちします うりく 2010/11/06 22:04 E-MAIL : HomePage:  むつかしい注文になってしまってすみません。  質問、ありましたらお気軽におねがいします。  めでたさは、そんなにあからさまにめでたくなくてもよいと思います。 ---------- 755 おまたせしてます 越冬こあら 2010/11/07 21:33 E-MAIL : HomePage: 発句・夏    勝利騎手讃える声や五月尽       お気楽堂 脇・夏      雲影の行く夏草の坂         兎六 第三・雑    掌で職人刈りを確かめて        越冬こあら 表四・雑     白線追えば別の踏切         赤胡 表五・秋月   十六夜に猫の集会騒がしく       兎 表六・秋     けもの道はや霧に紛れぬ       楽 裏一・秋    柿食へば欲しさうな顔野の仏      胡 裏二・雑     婚家当主はそも石頭         こ 裏三・恋    煮え切らぬおとこの尻に火をつけて   楽 裏四・恋     くちづけ交わす革命前夜       兎 裏五・恋    恋人の靴は踏まれる為に有り      こ 裏六・冬     八年ぶりの雪は降り積む       胡 裏七・雑    瀬戸内に生まれ難波に移り住み     兎 裏八・春月    朧月夜は儲かりまっか        楽 裏九・春    球春は八連敗もなんのその       胡 裏十・春     キャップのロゴに憩う蜜蜂      兎 裏十一・春花  塵芥山散りばめて猶花の朝       こ 裏十二・春    茶摘の襷きりりと締めて       楽 名表一・雑   車窓からUFOぽいのが見えるなう   胡 名表二・夏    ケータイ抱いてしのぐ夏風邪     兎 名表三・雑   弱り目に貧乏神は居座りて       こ 名表四・雑    三の膳まで出してもてなす      楽 名表五・冬   匂い立つように畳の新しく       兎 名表六・冬    折れよ枯れよと時雨るる夜半     胡 名表七・恋   心臓の此は老いらくのなんとやら    楽 名表八・恋    姫様抱っこで上る石段        こ 名表九・恋   本尊は社の裏の縁結び         胡 名表十・雑    齢五千の亀の住むてふ        兎 名表十一・秋月 満月の兎相手にタラッタラ       こ 名表十二・秋   夜長に耽るドナウの調べ       楽 名裏一・秋   漱石が句帳に挿み草紅葉        兎 名裏二・雑    寝て起きてまた元の木阿弥      胡 名裏三・雑   弟と回転木馬乗りし日の        楽 名裏四・雑    参考書代添える仕送り        こ 名裏五・春花  間隙に御苑の花の記事を詰め      胡 挙句・春     風も輝く泰平天下          こ 暖かなお言葉、ありがとうございます。 御苑からエンペラーをイメージして、 それに拘ってしまいました。 大切なシメですので、何度でも挑戦します。 お捌き下さい。 ---------- 756 満尾 兎六 2010/11/08 20:56 E-MAIL : HomePage:  何度でもとの心意気、胸を打たれました。  ありがとうございます。  しかし、挙句にふさわしいと思いましたので、御句をいただきます。  さわやかに締めていただきました。  さて、これにて満尾とさせていただきます。  みなさま、道中お付き合いありがとうございました。  捌き人がお待たせすることが多くて申し訳ありませんでした。  今回、自他場や季の扱いを変えてみましたが、いかがだったでしょうか。  わたくしは……ぜんたいの感想なども含めてのちほど語りたいと思います。 (ところで、13日14日と東京に行く予定なのですが、どなたか都合が合いましたらお茶でもいかがですか?) ---------- 757 安堵しました。 越冬こあら 2010/11/09 21:17 E-MAIL : HomePage: 採用、ありがとうございます。 そして、満尾、おめでとうございます。 いや〜、感慨ひとしおですね。 皆さん、ありがとうございました。 感想は、のちほど、改めて、というか、 皆様に続かせていただきます。 さて、13、14日、土、日ですね。 私は、14日は空いてます。 ぜひ、お会いしたいものです。 みんなそろって、満尾オフ!! ---------- 758 おわりけり MAO 2010/11/10 23:04 E-MAIL : HomePage:  めでたし。  全体的にはなんとも賑々しい感じの巻になりました。  賑々しさをベースに、色々なヴァリエーションが楽しめる感じ。五月の爽やかさから小休止するかと思いきや革命的な恋の訪れ。なんだか情けない目にもあいますが、最後にはまた王道の明るさに戻っていく、という。  なんだかめずらしいものができたと思います。  13OKです。14も多分大丈夫……かもしれない。 ---------- 759 先陣 兎六 2010/11/11 00:03 E-MAIL : HomePage:  最後にと思っていたのですが、先陣を切ったほうがいいのかしら。  自他場は、目安的な性質もあり、曖昧になってきたことに冷や汗をかきつつ運用しました。上手く意識すれば移り変わりがもっと多彩にできそうだ、という感じがしています。  やっぱり、他の方々、どう感じているかすごい気になります。  全体は、最初の恋のあたりで調子が出てきた感じで、裏二の野仏を石頭で受けたところは、「そうくるか」とうなりました。続く裏三の恋の句もストレートでコミカルで大好きです。それから、最後の花の句が、見せ場って感じと次に移り変わる可能性の絶妙さがやっぱり良かったです。  お酒を入れ損ねたことが若干こころ残りで、自他場でいっぱいいっぱいになりすぎたかな、とも。でも、楽しかったです。いまごろ、ふつふつと楽しくなってきました。  みなさま、あらためてありがとうございます。  また機会がありましたら遊んでくださいませ。  追記的に連絡事項。  じつはこの掲示板は、来年6月にサービス終了するそうで、次回がありましたら、ひっこししないといけません。  どこか良いところがありましたら、教えていただけるとうれしいです。 ---------- 760 でおくれている 兎六 2010/11/11 00:12 E-MAIL : HomePage:  足がおそすぎて先陣になってないーっ!  ちなみに13日夕方15時くらいに品川or東京駅から、14日は16時くらいにビッグサイトから動ける感じです。  ちょっと、東京の地理をしらべてきまっす。 ---------- 761 もっと出遅れている! お気楽堂 2010/11/11 13:35 E-MAIL : HomePage: 満尾、おめでとうございます。 きめ細かい捌き、お疲れ様でした。 自他場を意識することで、場面転換を考えざるを得なかったので、 どんどん移り変わっていったんだろうなぁと思います。 裏のドラマから、名残表のSFありおどろありヨレヨレの恋ありと、多彩で楽しかった。 またやりましょう。 今回の巻も本舗にアップしました。お暇なときに覗いてみてねン。 掲示板、簡単なところでFC2は? 兎六さんブログ使っているから、同じIDで管理出来ますよ。 あとはEZBBSとか。 オフ会、残念ながら土日は仕事でござる。 む、無念(泣) うう、みなさま楽しんでください。 なうとつぶやいてくれたら、合間にチラ見出来るかも。 (そんな程度の労働なのに、休めないのだ……とほほ) ---------- 762 ありがとうございます 兎六 2010/11/12 00:25 E-MAIL : HomePage: >お気楽堂さん  ああっ、やっぱり土日はむつかしいのですね。残念。また、休みが合うときにお会いしたいです。  それから、BBSありがとうございます。FC2で調べてみようと思います。 >MAOさん、こあら宗匠  急な提案にお答えいただきありがとうございます。  最寄り駅とかオープンの日記に書かれているので問題ないのかもですが、一応SNSに連絡用の日記作りますです。 ---------- 763 いってまいりました 兎六 2010/11/15 21:35 E-MAIL : HomePage:  ただいまでーす。超簡単ですがオフ会報告であります。  紆余曲折の結果、神楽坂のもんじゃ屋さんでごはんを食べてからカナルカフェでコーヒーを飲んで解散でありました。  そこで話した結果、次の掲示板はMAOさんが作ってくださることになりました。これでサービス終了の心配なっしんぐ。  MAOさん改めてありがとうございます。  また、女将さんのへら捌きに惚れ惚れしたり、「捌き役は悩む」とか「お気楽堂さんも交えてまた集まりたい」とかとかお喋りしてまいりました。  そして、「なう」とつぶやきをすっかり忘れ。  みなさま、オフでもオンでも、まだまだ遊んでくださいませ。 ---------- 764 お疲れ様〜 お気楽堂 2010/11/16 21:38 E-MAIL : HomePage: 報告ありがとうございます。 神楽坂だったですか、そういえばMAOさんが飯田橋へ出かけるとつぶやいていましたなぁ。 あ、コミティアなう。は見たです。でもなうのわりに、19:00過ぎてたので、ああ、ケータイだと時差があるのかもと思ったです。 次の機会はぜひなんとかしたい! うりくさん、遠いところお疲れさまでした。 また会う日まで、とりあえずオンラインで皆様ヨロシクネ♪ ---------- 765 新掲示板〜 兎六 2010/11/25 21:41 E-MAIL : HomePage:  こちらになっております。  ttp://www5a.biglobe.ne.jp/~banric/henmere/  直リンクはジャンプできない可能性があるので中継所です。……ってこの掲示板URLが貼れないっっ。  次回はもそっと先と思われます。